新潟から帰ったら、どこか紅葉のきれいな所へ行こうと友人と約束していました。それで決まったのが「智頭の旅」。智頭の諏訪神社、板井原集落の紅葉が見頃ということで…
智頭は鳥取県の東南にあり、岡山県との県境の町。10月にハイキングした芦津渓谷も智頭にあります。智頭宿の町並みは数年前に各駅停車のローカル線で旅したことがありますが、素朴で木の香りのするいい町でした。板井原は古い農村の集落が残っている所だそうで、以前から行きたいと思っていた所です。
今回もナビまかせ、友人の車で行くことに。
<11月24日撮影>
「上塩や」石谷家の分家
古い町並み。懐かしい光景…
智頭町は県内で最大の宿場町として栄え、その名残をとどめる史跡や道標など、往時を忍ばせる古い町並みが残っています。
興雲寺の鐘楼
以前来た時と同じく、山門に至る階段には「ヒメツルソバ」がびっしりと咲いていました。
諏訪神社
諏訪神社境内…紅葉がとてもきれい
道路に面した入り口から少し登ったところにあるので、前に来た時は途中で引き返しましたが…紅葉の名所だそうです。
消防屯所…
智頭宿の智頭往来沿いにある洋風建築の消防屯所。昭和16年に建設されたそうです。戦前の消防施設らしく火の見櫓が設置されていました。数年前までは現役だったようで、今も右側の格納庫には消防車がおさまっているそうです。前に来た時(2008年)は近よってあっちからこっちからと写真を撮ったりしましたが…今はずいぶん傷んで板張りのペンキも剥げ落ち、板も所々朽ちて見るも哀れな姿に。改修工事中とのことでした。
杉の葉で作ったふくろう。
智頭町は杉玉作りが盛んなようです。「杉玉」は新酒が出来たことを知らせる造り酒屋のシンボルですが、道すじには「杉玉」を吊るしている家が多くあり、杉玉をアレンジしたような飾りなどもありました。その杉玉作りを体験できるところもあります。
米原邸…屋号「木綿屋」
智頭産の大木を使用した重厚な造りの「米原家住宅」(非公開)
智頭の名士、米原 章三氏の旧家。日本の実業家、政治家として、幅広い分野で活躍した人物だそうです。
石谷家住宅の庭園
前に来た時は入館しなかった「石谷家住宅」も見学しました。
江戸時代に大庄屋を務めた旧家で、約3000坪という広大な敷地面積に40以上の部屋数を持つ邸宅と素晴らしい景勝の日本庭園を有する豪邸です。(国指定重要文化財)。部屋数といい、庭園といい、とにかく凄いです。私たちはここで座敷に座り、美しい庭園を眺めてしばしくつろぎました。
写真はありませんが、「塩屋出店」と「西河克己映画記念館」にも行ってみました。
「塩屋出店」は、書院造りの町屋。石谷家の分家だったそうです。前に来た時はここの1階で食事をしたのですが、今はやってないのかなぁ?誰もいません。
ここの庭園の一角に白亜の洋館の「西河克己映画記念館」があります。智頭町出身の映画監督で、智頭町でロケが行われた「絶唱」をはじめ、「伊豆の踊子」「青い山脈」「潮騒」など、懐かしい作品のポスターやシナリオが展示してありました。日活映画全盛時代の石原裕次郎や吉永小百合、山口百恵…などなど、若かりし頃の映画です。
智頭で出会った地元の人達はみんなやさしくて、地図を見ていると「こっちから行くといいよ」を話しかけてくれます。以前来た時も道で出会った人がいろいろ案内してくれました。
でも今回感じたことは…以前に比べ観光客がとても少ないこと。石谷家住宅だけは少し来ていたけれど、町並み散策では誰にも会いませんでした。智頭の町まるごと独り占めって感じ。いい所なのにな~。
この後、昼食はおあずけで…板井原集落へと向かいました。(つづく)
訪問ありがとうございます。
にほんブログ村ランキングに参加しています。
←クリックよろしくね
智頭は鳥取県の東南にあり、岡山県との県境の町。10月にハイキングした芦津渓谷も智頭にあります。智頭宿の町並みは数年前に各駅停車のローカル線で旅したことがありますが、素朴で木の香りのするいい町でした。板井原は古い農村の集落が残っている所だそうで、以前から行きたいと思っていた所です。
今回もナビまかせ、友人の車で行くことに。
<11月24日撮影>
「上塩や」石谷家の分家
古い町並み。懐かしい光景…
智頭町は県内で最大の宿場町として栄え、その名残をとどめる史跡や道標など、往時を忍ばせる古い町並みが残っています。
興雲寺の鐘楼
以前来た時と同じく、山門に至る階段には「ヒメツルソバ」がびっしりと咲いていました。
諏訪神社
諏訪神社境内…紅葉がとてもきれい
道路に面した入り口から少し登ったところにあるので、前に来た時は途中で引き返しましたが…紅葉の名所だそうです。
消防屯所…
智頭宿の智頭往来沿いにある洋風建築の消防屯所。昭和16年に建設されたそうです。戦前の消防施設らしく火の見櫓が設置されていました。数年前までは現役だったようで、今も右側の格納庫には消防車がおさまっているそうです。前に来た時(2008年)は近よってあっちからこっちからと写真を撮ったりしましたが…今はずいぶん傷んで板張りのペンキも剥げ落ち、板も所々朽ちて見るも哀れな姿に。改修工事中とのことでした。
杉の葉で作ったふくろう。
智頭町は杉玉作りが盛んなようです。「杉玉」は新酒が出来たことを知らせる造り酒屋のシンボルですが、道すじには「杉玉」を吊るしている家が多くあり、杉玉をアレンジしたような飾りなどもありました。その杉玉作りを体験できるところもあります。
米原邸…屋号「木綿屋」
智頭産の大木を使用した重厚な造りの「米原家住宅」(非公開)
智頭の名士、米原 章三氏の旧家。日本の実業家、政治家として、幅広い分野で活躍した人物だそうです。
石谷家住宅の庭園
前に来た時は入館しなかった「石谷家住宅」も見学しました。
江戸時代に大庄屋を務めた旧家で、約3000坪という広大な敷地面積に40以上の部屋数を持つ邸宅と素晴らしい景勝の日本庭園を有する豪邸です。(国指定重要文化財)。部屋数といい、庭園といい、とにかく凄いです。私たちはここで座敷に座り、美しい庭園を眺めてしばしくつろぎました。
写真はありませんが、「塩屋出店」と「西河克己映画記念館」にも行ってみました。
「塩屋出店」は、書院造りの町屋。石谷家の分家だったそうです。前に来た時はここの1階で食事をしたのですが、今はやってないのかなぁ?誰もいません。
ここの庭園の一角に白亜の洋館の「西河克己映画記念館」があります。智頭町出身の映画監督で、智頭町でロケが行われた「絶唱」をはじめ、「伊豆の踊子」「青い山脈」「潮騒」など、懐かしい作品のポスターやシナリオが展示してありました。日活映画全盛時代の石原裕次郎や吉永小百合、山口百恵…などなど、若かりし頃の映画です。
智頭で出会った地元の人達はみんなやさしくて、地図を見ていると「こっちから行くといいよ」を話しかけてくれます。以前来た時も道で出会った人がいろいろ案内してくれました。
でも今回感じたことは…以前に比べ観光客がとても少ないこと。石谷家住宅だけは少し来ていたけれど、町並み散策では誰にも会いませんでした。智頭の町まるごと独り占めって感じ。いい所なのにな~。
この後、昼食はおあずけで…板井原集落へと向かいました。(つづく)
訪問ありがとうございます。
にほんブログ村ランキングに参加しています。
←クリックよろしくね