盲導犬大助くん・・・

以前紹介した盲導犬大助くん、
昨年１０月１２日に天国へ召されたそうです。
１５年半の生涯でした。

「盲導犬としても引退してからも、とても幸せな一生でした」とパピーウォーカーだったサンゴさんからメールをいただきました。

山梨の河口湖町でユーザーのＫさんの元で１１年間盲導犬として活躍し、絵本にもなりました。Ｋさんが「この子は男の子だけど女の子の様に優しくて気が利いて、気配りの出来る子です。人には特別な人、特人という人がいますが、大助は特犬です」と言われたそうです。

そして引退してからは、上田市のＳさんの元で、静かな余生を送りました。退役犬「大助くん」のことは2006年5月に「ドキュメント盲導犬の引退犬」としてＴＶでも紹介されましたね。

先日サンゴさんから「大助の事で嬉しい事がありました。」とメールをいただきました。その一部を紹介します。

★。:*:。.:*:・'゜＜サンゴさんより＞★。:*:。.:*:・'゜

昨年11月、倉本先生のコンサートに行く為にあずさを上諏訪の駅で待っていました。
盲導犬を連れていたご夫婦がいたので、勇気を出して傍に行き名前や年齢等をお聞きして色々話をしていたら、目の不自由なご主人が凄く明るい声で「良くご存知ですね」と言いました。以前パヒーウォカーをしていた事をお話をして・・・その中で私が大助の名前をポロリと喋ったら・・・「あああ・・・大助君のパピーさんでしたか・・大助君は絵本になったり長く現役をしてたりで有名です」・・・と言われ私は思わぬところで大助の話を聞いて新宿に着くまでの２：３０分嬉しくて嬉しくて涙が出てきてしまいました。その方達は八王子で降りたらしく新宿ではもう会えませんでした。
その事を大助を看取ってくれたＳさんに直電話して「大助って有名なんだね～～」と馬鹿みたいに喜びました

お会いした盲導犬「キャロルちゃん」
これから盲導犬協会を通じて連絡がとれたらと思っています

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盲導退役犬・・大助について (サンゴ)　2006.5.11


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