Ryuさんがコンサートの移動中に「モモ」を読んでいたと聞いて、少し不思議な感じがした。この本は日本では児童文学書として分類されていて、日本の成人男性はあまり読んでいる人はいないのではないかと思う。
1973年ドイツで発表されたこの本は、時間泥棒に盗まれた時間を人間に返してくれた女の子のふしぎな物語で、忙しい現代の中で、人と接することを忘れかけた大人への警鐘を鳴らす。
私がこの本に出会ったのは、子供が小さかった頃通った子供文庫であった。先輩のお母さん方に誘われてボランティアで本の貸出のお手伝いをするようになり、毎週土曜日公民館の一室で子供たちに本を貸出したり、読書のアドバイスをしたり、手芸や工作の計画をたてたり、ストリーテリングをしたり、クリスマス会を開いたり、時には児童文学の勉強会に参加したり・・・要は子供たちと遊んでいただけなのだが・・・同じ年代の子供をもつお母さん達と学校のことや、子育てのことや、教育のことなどを熱く語り合ったこともある。時間泥棒とモモの話も話題になったりした。この頃は子供と一緒に、本当にたくさんの本を読んだ。文学書や児童書や、絵本も話題書もあらゆるジャンルを読みあさった。児童文学と言われる分野の本が大人にも楽しめるということを知った。「モモ」「はてしない物語」「海底2万海里」「指輪物語」「大草原の小さな家」「ゲド戦記」等など・・・
子供が大きくなっても活動は続けていたが、親も子供も忙しいのか文庫に来るこどもたちもだんだん少なくなってやがて自然消滅した。当時の仲間とは今も時々食事をしたり、映画を見に行ったり、小旅行をしたりしている。みんなそれなりの年代だが、会うとやはり最近読んだ本や見た映画の話などに熱くなったりする。
仕事に趣味や遊びに忙しい今日、私も時間泥棒に時間を奪われつつあるのだろうか。
写真は2004年我家の庭
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1973年ドイツで発表されたこの本は、時間泥棒に盗まれた時間を人間に返してくれた女の子のふしぎな物語で、忙しい現代の中で、人と接することを忘れかけた大人への警鐘を鳴らす。
私がこの本に出会ったのは、子供が小さかった頃通った子供文庫であった。先輩のお母さん方に誘われてボランティアで本の貸出のお手伝いをするようになり、毎週土曜日公民館の一室で子供たちに本を貸出したり、読書のアドバイスをしたり、手芸や工作の計画をたてたり、ストリーテリングをしたり、クリスマス会を開いたり、時には児童文学の勉強会に参加したり・・・要は子供たちと遊んでいただけなのだが・・・同じ年代の子供をもつお母さん達と学校のことや、子育てのことや、教育のことなどを熱く語り合ったこともある。時間泥棒とモモの話も話題になったりした。この頃は子供と一緒に、本当にたくさんの本を読んだ。文学書や児童書や、絵本も話題書もあらゆるジャンルを読みあさった。児童文学と言われる分野の本が大人にも楽しめるということを知った。「モモ」「はてしない物語」「海底2万海里」「指輪物語」「大草原の小さな家」「ゲド戦記」等など・・・
子供が大きくなっても活動は続けていたが、親も子供も忙しいのか文庫に来るこどもたちもだんだん少なくなってやがて自然消滅した。当時の仲間とは今も時々食事をしたり、映画を見に行ったり、小旅行をしたりしている。みんなそれなりの年代だが、会うとやはり最近読んだ本や見た映画の話などに熱くなったりする。
仕事に趣味や遊びに忙しい今日、私も時間泥棒に時間を奪われつつあるのだろうか。

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