ひきた小児科クリニック(群馬県桐生市 疋田小児科医院)

小児科専門医が群馬県桐生市やみどり市で流行している病気や,予防接種,アレルギーなどこどもの健康に関する情報を提供します.

新型インフルエンザによる小児の死亡例が国内で発生しました。

2009-09-19 19:01:50 | 新聞記事など
新型インフルエンザによる小児の死亡例が国内で発生しました。

記事はこちら「<新型インフル>小6男児が死亡 ぜんそくの持病 横浜http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090917-00000132-mai-soci」

 記事によると「新型インフルエンザに感染した同市都筑区の市立小6年の男児(12)が同日夕、入院先の市内の病院で死亡したと発表した。気管支ぜんそくの基礎疾患があり、死因は脳内出血とみられるが、インフルエンザウイルスとの関連は不明という。男児はインフルエンザ脳症には罹患(りかん)していなかった。3日未明からウイルス性心筋炎の治療のため集中治療室(ICU)に入っていた。」とのことです。
 一般的には心筋炎は大変予後が悪い恐ろしい病気ですが、発見するのが大変困難ですし、発見しても助からないことが多い疾患です。記事によると「新型インフルエンザに伴う心筋炎は頻度としては非常にまれだが、脈が弱かったり元気がなく、ぐったりしていれば、重症化の兆候なので、早期に医療機関で受診してほしい」と指摘している。」そうですが、発見してICUに入院しても助からないのであれば恐ろしいことです。ただ、記事にもありますが大変まれなことです。記事を読んで心配しすぎないようにしましょう。もちろん、インフルエンザ対策は十分に、怠らないようにしましょうね。

ひきた小児科クリニック (群馬県桐生市 疋田小児科医院)
http://www014.upp.so-net.ne.jp/hikita/

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