さいきんの流星光
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昨日は、弟と一年ぶりくらいに会って二人だけの忘年会。

指定されて検索した大衆酒場は池袋駅駅前のビルの地下1階だったが
ビルの前に立ってみて看板を探しても店の名前はまるで無い。
弟に電話で教えてもらってやっとそのビルの裏手に地下への入口があるのだとわかった。

ややこしい場所を指定するなと少しイラついた。

「駅東口を出てまっすぐ行けばある」

などの簡単な道すじでも池袋や新宿のような巨大駅の場合
自分が何口から出たのかわからない場合がけっこうある。


まさか一年前と同じファッションで来るんじゃないだろうな
と心配していたが違う服装だった。
無精ひげは相変わらずで勤め人ではない雰囲気をただよわせていた。

そういう自分の服装はと言うと、
見てみたら一年前とまったく同じ寸分たがわず同じかっこうをしていた。
気づいたのは帰りの電車の車窓を見たときで
ちょっと大きめのジーンズのたるみ具合がかっこ悪い。
サイズ大事。

外出時に「あ、このかっこダサイ」って思ったとしても、
なかなかどうしようもない。

着替えるワケにもいかず。
こだわる人なら、ショップに飛び込んで買ってまで着替えようとするかもしれない。


弟は、更年期障害の症状が出たと言った。
もうそんな年か。

8歳も離れているからまだ若いと思っていたけど、
更年期障害とは、大変そうだな。

僕は一年ほど前に痛風の発作っぽいのが出た程度で、
あとは健康体そのもの。

なんだか僕の周りの人だけが歳をとっていって
病気になっておじさんおばさんになっていくのに
自分だけが高校生のまま、みたいな妄想をしてしまう。

だけど自分だって間違いなく相当に年とってるしおっさんなのだ。

死んでから気づくタイプかもしれない

「ああ、俺、歳とってたんだな」

って。

50年後にはもうこの世にはいない。



池袋で飲んで食って。

西荻窪に帰ってからも、スーパーで普段は買わないお惣菜をかって家で飲んだ。
スーパーで売っているお惣菜にもしっかり食品添加物は加えられているので
僕は普段は買わないのだが今日はガッツシ食って飲む!ときめたのでOK。

裏を見て原材料がすっきりしているパッケージがあれば買うけどね。

駅近くの23時までやっている書店で文庫本を新品で3冊購入2,200円。

この書店、23時までやってるってことは酔っぱらい客ねらいなんじゃないかって思った。

酔っ払いは本を買う。

そもそも本などという物は、かなり高価な商品である。
よっぽど必要に迫られなければ書店で新品を購入しない、酔っぱらってでもいなければ。


寝る前に一瞬考えた。

50年後には誰もいないのだなと。

いや、誰も、という事はないか。
60年後なら、70年後なら、
現在見知っている人間は、ほぼこの世にはいない。

誰もかれもが、

自分の人生はどうだった、とか
死にたくないよ、とか

どうして私だけ

ああどうしてこんな人生を歩んでしまったのか、後悔…とか

満足満足 とか

はーやっと死ねる とか

思いは様々だろうが確実にしっかり死んでいく。

死ぬのに失敗して200年も250年も生きてる人間はいない。

そう思うといろんな事にあきらめがつく。
あきらめた後で、じっくり始めよう。明日から。




長文におつきあいくださいまして、
ありがとうございました!

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