さいきんの流星光
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妻とランチの後、近所のアートギャラリーで絵画鑑賞。

そこは、一人のアーティストの作品を、期間で展示するギャラリー。

奥に、カフェも併設しているので、たまにコーヒー飲みにも寄ります。


でもさ、よく画家の人って、

へたくそに描くよね。

へたくそっつーか、写実的じゃないっつーか。

まあ、それは絵画だから、その人なりにどう描いてもいいんだけど、

ちょっと疑問に思いました。

あれって、子供が、上手く描こうとして、
でも、どうしても上手く描けなくていびつな線になったり、
左右対称じゃなかったり、そっくりじゃなかったりして、
それがいい味になってる感じを出そうとしてるんだなって、
今日、絵を見ていて思ったんですが違うのかな。

だとしたらさ、どうなのって、思った訳です。

本当は上手く描けるのに、
わざと下手に描くってのはさ。

そこに計算とか、あざとさとかが見え隠れしてですね。

なんか嫌らしく感じてしまうのは僕だけだろうか。

たとえば、なんで猫を描こうとした場合、
ぐにゃあって線で描くのかな。

ぜったい、そう見えてないよね。

耳の形もしっぽの形も、明らかに実物とは違う形に描くよね。

それって、すごく計算を感じてしまって。

これが芸術なの。

芸術って、あざとい計算なのって思っちゃうんです。


ああいう絵が描けるのは、

絵が下手な人だけなんじゃないかって思うんです。

上手くなってしまった人は、もう下手なんだけどいい感じの絵っていうのは
描く権利がないっつーか。

描こうとした時点で、計算になってしまうんじゃないかって。

そんな感想を持ちました。


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