うたた寝をしていて人を殺す夢を見ました。
正確には、誰かと共謀して殺人を犯す手はずになってしまい、
途中から、やばい事に首を突っ込んでいる、とようやく気づき、
やめたいんだけど、言い出せないという空気になって、
暗澹(あんたん)たる気持ちになって目が覚めるという夢です。
ちなみに殺害方法は、金属バットで殴打するというものです。
オシッコに行きたかったから、そういう窮地に追い込まれている
夢をみたのでしょうか。
あるいは、いま描いている漫画の中に、
金属バットで殺人を犯そうとしている青年が登場するから、
無意識にその状況を考えてしまったのでしょうか。
だいたい睡眠というのは、人間にとって、安心できる時間であるはず。
まどろみの中、本格的な睡眠に落ちてゆく感覚は、
何ものにも代えがたい快楽であるはずです。
悪夢を見るとは、これいかに。
いや、悪夢など見るはずがない。
悪夢を見るとしたら、原因は、起きている間にあります。
日常的に悩みや心配事がある、とかです。
僕の場合、最も多い理由は、ビールを飲んでから寝ることです。
トイレに行ってから寝ても、眠っている間に膀胱はパンパン。
眠りに落ちてから5時間くらいたつと、
もう僕の体はオシッコを我慢しています。
睡眠中で、頭がぼけているもんだから、
オシッコ我慢のストレスと、日常生活でのストレスがごっちゃになって、
勝手に「大きな悩み」を想像して作り出してしまうのではないでしょうか。
目が覚めてから、ほっとします。
「夢か…」と。
ああ、今日も、夢で見たような重大な悩みがなくて幸せ…。
そう思うのです。
夢で、不幸な状況にいればいるほど、
目覚めた時の、安堵感は大きいです。
起きていても、
もし○○だったら、どうしよう。
□□△になったら、どうやって回避しよう…とか。
いろいろ考えはしますが、
夢は、それを超リアルに見せてくれます。
それが夢の目的なのかも知れません。
日常に起こりうる、さまざまな危機…
その予行演習です。
避難訓練みたいなものです。
でも、夢の中では、危機を回避はできてないし、
解決もできない。
どうしようも無くなって、
「わーーーー!」
と目覚めるだけ。
一度でいい。
夢の中で、その状況を回避・解決してみたい今日このごろ。
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