さいきんの流星光
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(ネタバレ注意!)

読み終えました。

えーと…村上春樹さんの小説は、
まず最初、「海辺のカフカ」(上・下)を読んで、
あ、もう村上春樹はいいかな、って思ってずっと手をつけてなくて、
それで10年以上ぶりに、図書館で短編集を借りて読んでみたら、
何となくいい感じで、

ひょっとして、村上春樹、好きかも。

ってちょっと思ったので、思い切って書店で「アフターダーク」購入しました。

読み終えて、ちょっと困りました。

う~ん…話が、終わってない…?

何も解決してないし、読んでる間、ずっと持ってた疑問の謎も明らかになってないし。
困りました。

何だこれは?

有名な作家さんの小説だから、多少、安心して最後を期待して読んできたのに。
そんな感じ。

で、

不安になって、ネットでググって、皆さんの感想を読んで、もっと不安になりました。

「村上春樹のベスト3に入る作品です」
とか
どうやら最後、ラストらしいラストになっていないながらも、
作者が何を言いたかったのか想像して、満足しているような感想もあって、

え~…そんな…。



まったく面白くないコントを見てるのに、自分以外の人が、腹かかえて大爆笑してる感じ?

困ったな。


そんな小説でした。
そういうところが、村上春樹ワンダーランド なのかな~。

あと、やっぱちょっと登場人物の喋り方が、まどろっこしい気がしました。
全員そんな感じだから、性格分けとかじゃなく、作者の癖なのでしょうか。

何かお願いする時とか、質問する時に、
「迷惑じゃなかったら」
って最後に言うんです。
みんな、そんな人なんです。

たとえば
「コーヒーいただけますか?」
と聴いたあとに
「迷惑じゃなかったら」
とつけくわえたり。

「個人的なことを質問していいですか?」
と聴いたあとに
「気を悪くしたりしない?」
なんて聴くあたりも。

なんだか会話がとてもまどろっこしい。
それがこの作家の個性なのかも知れないけど、
もし現実に、こんな喋り方の女の子と会話をしていたら、
どんなに美しくてスタイルが良くても僕は、
「あ、このコとは合わないな」
と感じてしまうだろう。

村上春樹の小説に、今ひとつどっぷり突入できないのは、そんな理由もあるのかも知れない。

やはり主人公やヒロイン、主要登場人物のことを好きになる、
それがその小説に入り込む一つの大きな要因じゃないかと思うんです。

しかし、僕は、次に進みます。
また村上春樹の小説を買ってきて、挑戦したいと思います。



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長文におつきあいくださいまして、
ありがとうございました! <(_ _)>


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