さいきんの流星光
元漫画家 流星光(ながれぼしひかる)の雑記ブログ/Amazon商品のアフィリエイト広告があります。
 



にほんブログ村 漫画ブログ 漫画家へにほんブログ村




僕は、麻雀はもうやりません。

理由は、いくつかあります。

1、あまり上手くないので面白くない。
2、体力的にキツい。肩が凝って腕が上がらなくなる。
3、あまりにも長時間やるし、途中で抜けられない。




■あまり上手くないので面白くない


たくさんの人が「面白い」と絶賛するゲーム・麻雀。
僕は、この麻雀というゲームが得意ではありません。

麻雀好きの方には理解されないかも知れませんが、考えることが多すぎて、ついて行けません。

自分の手を作るのと同時に、他の3人の動向にも気を配らなければいけない。
要は、4人で手を完成させる競争をしているワケです。

そして最初に上がった人以外は、全員負け。

自分の手が少しずつ完成に近いている時に、急に一番を取られて

ハイ、終わりー! と、終了します。

その連続が、麻雀というゲーム。

上がれないとムカつきます。
完成まじかのプラモデルを、プロレスラーに踏み潰されるくらいムカつきます。

でも、平静をよそおっていなければなりません。

なぜならそれが、大人だから。

ストレスが溜まります。


僕は、手作りが下手な上に、最初に配られる配牌も絶望的に悪いです。


後ろで人が見ていたりすると、

「え? なんでそれ切るの?」

と聞こえます。
胃袋がひっくり返るようなストレス。そして滝汗。

「俺の後ろに立つな!」

とゴルゴ13のようにぶん殴りたくなります。


僕には、こんなストレスが溜まるゲームが面白いとは、とても思えません。

一生かかっても理解できないでしょう。



■体力的にキツい。腕が上がらなくなる


僕は、普段からひどいの肩凝りで、漫画アシスタントの仕事中もキツイ時があります。
自宅仕事なので、寝転んで肩や首をマッサージしながら、何とか乗り切っています。

原因は、たぶん、日常生活の姿勢の悪さ。

朝から晩まで、猫背で姿勢が悪いために、ずっとうなじに負担をかけているんです。

なので、いざ机に向かって仕事をし始めると、うなじが悲鳴を上げるのです。


肩こりがたちまち軽くなる、肩甲骨はがしストレッチ



■直近の麻雀


こないだ麻雀をやったのはいつだったか…。
おそらく数年前。
記憶をたよりにその時のことを書きます。

始まって1時間半ほどたつと、僕のうなじから背中にかけての筋肉が凝り始めます。

イスに座って、ちょっと前傾姿勢になって右手を伸ばして牌を拾う、そして捨てる。
この動作が、とてつもなくキツい。

すぐに横になったり、マッサージすればいいんですけど、プレイ中はイスから動けません。

麻雀は、頭を使うゲーム。
他の三人の動きに集中しながら、自分の手を考えるゲームです。

肉体的に厳しい中、僕は集中して自分の手を完成させなければいけません。

そんなの最初から無理ゲー。

手は出来ず、上がられます。
蓄積するストレス。

好きな人は、その感覚が好きなのかも知れません。

僕はだめ。

首と肩、背中の筋肉は、もう尋常じゃないほど痛くなっています。



■あまりにも長時間やる


それでもゲームは終わりません。


「早く終わって欲しい」

そう思い始めてから3~4時間続きました。

麻雀というゲームは、半チャンで1ゲームです。
所用時間は、50分から1時間くらいでしょうか。

それを、何度も何度も繰り返します。

体の痛みは、もう限界。救急車を呼びたいレベル。

肩が凝った、なんて発言すると、力自慢のメンバーが

「もんであげましょうか」

と後ろに回って渾身の力でぐいぐいやり始めるかも知れないので怖くて言えません。

以前、それをされた時は、激痛で飛び上がりました。



麻雀で肩が凝るという現象は、珍しい事なのでしょうか。

それとも、あの人は、極限まで肩が凝るという状況を体験した事がないのか。

それとも、純粋な善意か。

よくわかりません。


とにかく、極限までに肩が凝ったら、絶対に「肩が凝っている」と人に教えてはいけない、というのが僕のルールになりました。


そんな状況で、まともに頭が働くはずもなく、
自分の手を出来ないわ、上がられるわで、どんどん負けが込んでくるのです。

やっと終わった、と思った時には、空が白みかけていました。

数時間痛みに耐えた体と精神はボロボロ。
ゲームにも負けて気分も最悪。

自分は、何のためにここで時間を費やしたのだ、と後悔、後悔、後悔…



頭から離れない後悔の対処法!後悔の乗り越え方5ステップとは?




■途中で抜けられない


メンバーが4人しかいない場合、途中で抜けることは許されません。
ここは地獄か、と思いながら我慢し続ける数時間。

なぜ、麻雀好きは、こんなにも長時間遊ぶのでしょうか。

理由は簡単。

麻雀が好きだから。ずっとやっていたいから。


終了を待ちながら耐えている間「この感覚、何かに似ている」と思いました。

そうそう、あれ。

みんなでファミレスで飯を食って、食後のコーヒーを飲みながらだらだら喋っているあの時間。

「そろそろ行きましょうか」

と誰も言い出さないために、意味わからないほど長時間だべっているあの時間。

あの感じに似ています。


井戸端会議から抜け出す方法(フォークでロックでパンクな主夫)



■解決策


僕のような人間は、二度と麻雀をやらないこと。
どんなに面白いゲームか知りませんが、僕には合いません。



■麻雀に誘われたら


 麻雀に誘われたら、あなた以外の3人は、麻薬を求める麻薬中毒者のように、麻雀を求めているとご理解ください。

そして参加するなら、その中に飛び込む覚悟を持つこと。

一旦始めたら、信じられないくらい長時間プレイする可能性が大きいです。




最近麻雀の面白さに疑問を持ち始めてきました(YAHOO!知恵袋)

なぜ徹マンするのか?麻雀を楽しいと感じる方がハマる3つの魅力(健康麻雀公式ブログ~千葉県柏市発)

------------------------------------------------

長文におつきあいくださいまして、
ありがとうございました! <(_ _)>

流星光ツィッター

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« 橘玲『お金持... 天皇の世界で... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。