オカルト漫画下描き中。
…っていうか、まだ扉にかかってるっちゅーの!
正面上向き、ちょい左向きで恐れおののいている人物…
デッサンとろうとするんだけど上手くいかず。
どうしようもなく、自分でポーズをとってデジカメで撮影。
それを見て描く。
う~む…やっぱ写真見ないとダメだな。
想像で描いた絵のリアル感のないことよ!
自分の頭の中で作りだせるものって、たかが知れていると思い知らされるよ。
事実は小説より奇なり
昔の人が言った言葉だ。
同じような意味なんじゃないかな。そう思った。
しかし、全て写真に忠実に…とやってしまうとまたつまらない画面になってしまうんだな。
写真の画像を頭に入れたあと、「絵」に変換していく。
それが絵描きが仕事をする部分なのではないか。
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最初はまだキャラが固まってないし、時間もかかるし。
そろそろ締め切り日から逆算するような時になってから
妥協の連続でトビラ絵を描きます。
考えてみると、作品って妥協の産物ですなー。
まさにそうですね。
作品は妥協の連続です。
いっさい妥協しないと時間もかかるし…
しかも読者は時間かけたところは見てくれてないし。
まあ、結局自分自身のみのこだわりで、
意味のないところに固執したりして、
それを「妥協していない」と思い込んでるだけ
なのかも知れませんね~。^^;
僕も昔は、トビラは後回しにしてました。
あと、途中の絵も、後回しにしてました。
そういう漫画家さんは多かったです。
アシスタントに仕事回すために背景があるコマから
人物を入れていったり、
描きにくいコマを後回しにしたりしますよね。
でも、いつからか僕は、第一ページの1コマ目から
順序よく描いていくようになってしまいました。
なんででしょうね~?
おそらく、どんな作業も後回しにしたくないからでしょうね。
正確な進み具合が分からなくなってしまうのです。
だから律儀にトビラから…。
でも、けっきょく後から見直して
顔だけ描き直したりしてます。