年金機構委託の民間業者から訪問者 その4

なぜ今まで放置されていたのか？

それと、なぜ委託業者が訪問してきたのか？


いろいろ考えたけど、原因は、確定申告にあるのではないかと思い当たった。

僕は５年ほど前まで、きちんと確定申告を提出していた。

漫画の原稿料をいただくときに、10％か、今はもう少しか、

天引きされて振り込まれる。

その天引きされる分が源泉徴収税だ。

収入が少なくて経費が多い漫画家は、所得が少ない。

所得が少ない漫画家には、天引きされた分の一部が返金される。

それが還付金。

僕は低所得なのをいいことに、経費をかなりテキトーに計算していたため、

経費を差し引いた所得は、毎年マイナス。

どうやって暮らしているんだっつー話だけど、

低所得者なので、それで通っていた。

それがあったから、年金機構も、僕に年金を払わせようと思わなかったではないか？


だが僕は、漫画家としての収入が無くなるのと同時に、

確定申告もやらなくなった。

それを境に、年金機構も動き出したというわけだ。

還付金が戻ってこないからと言って、

確定申告をサボっていると、とんだしっぺ返しがくるってことですわ。



■今回の事件で学んだこと

とにかく悲劇を生まないためには、

１、すぐ動く。

２、先方に会いに行き、支払う意思があるという誠意を見せる。

３、払わず無視しているのは悪いことだが、金欠で払えないのは悪ではない。

４、国は、貧乏人には、わりと優しいシステムになっている。




ひょっとして、すべてを捨てて、財産も持たず、

欲望もほとんど持たない人間になれば、

かなり国家のお世話になることができて、

人生楽なのかもしれないな。

って、ちょっと思いました。


今回の出来事の記録は以上です。

お付き合いくださって、ありがとうございました！







--------------------------------------------
■奥さんのツィッター（猫写真、映像たくさんあります）
■流星光のツィッター
■まんが倉庫


↑楽しんでいただけたらポチッとお願いします！
--------------------------------------------

--------------------------------------------