さいきんの流星光
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僕は、要領が悪い。

僕の人生、思い返してみても、

要領が悪いという証拠が山のように出てくる。


ハタチそこそこの頃、

漫画家のアシスタントを始めたころ、

先生に、よく叱られた。

「遅い」   と。


となりの席の先輩Yさんに比べて、

スピードの差は歴然としていた。


手が遅い、技術力が低いのは間違いなかったが、

単純な最後の仕上げ修正作業においても、Yさんとの差が出た。

先生が、僕とYさん二人に最後の修正指示を出す。

最後の修正だから、ホワイトの漏れとか、

枠線のカドがちょっと汚いとか、そういうことが多い。


Yさんは、言われた事を即座にやって、

サッと先生に返す。


僕は、言われた事をやっている最中、

新たなホワイト漏れを発見して、そこを直してから先生に返す。


そこが要領が悪いところだ。


結果、Yさんは速く、僕は遅い、という評価につながる。

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マクドナル●での深夜のメンテナンスのバイトでもそうだった。

深夜を通して清掃作業をして、朝、開店時にマネージャーチェックを受けるのだが、

僕は、ひんぱんに、やり直しを指示されていた。

ポイントをキレイにする事が、できてなかったからだ。


当時のマッ○の深夜メンテは、かなりサボっていた。

お昼寝の時間もあったりして、そうとう自由にやっていた。

閉店時~開店時の作業、とは言っても、

賞味3時間くらいしか作業していなかったと思う。

他の同僚は、それで問題なくやっていたのだ。

僕だけが、仕事ができない。


そういうところでも、要領の悪さが露見していたのだった。

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漫画を描く上でもそうだ。

僕は、下描きにやたら時間をかける。

下描きなのに、髪の毛を黒く塗ったりしていた。

理由は、そうしたかったから。

僕は、必要のない作業を、自分のわがままで、自分の好みで

作業に取り入れていた。

それに、下描き段階で、線をかっちり決めておかないと、

何も考えずペン入れできない。

気持ちが悪いのだ。

線が決まってない下描きにペンを入れる場合、

常に気合を入れて、絵を作る気持ちでペン入れしなくてはならない。

それが嫌だ。

ペン入れの時は、音楽でも聞きながら、

ノリノリでやりたい。

これもわがままなんだよな。





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