ミシュラン店至近に誕生。激戦区・亀有の期待の新店
激戦区・亀有に、また新しいラーメン店が誕生した。駅南口を出て亀有中央商店街を歩いて2分ほど。2019年1月にオープンの「らーめん 一辰」である。ご主人の赤澤氏は、大成食品が運営する「鳥居式らーめん塾」の24期生で、点心の学校でも学ばれたほか、浅草の老舗ラーメン店でも修業を重ねたという。
オープンから半月。いまのところ、メニューは醤油と塩の2種のラーメンのみ。それぞれ味玉、ワンタン、チャーシューなどをトッピングできる他、有料で麺の増量も可能である。白河ラーメン風で、老若男女に愛されそうなルックスだ。まずは最高値のメニュー「醤油チャーシューワンタン麺(1150円)」<写真左>をオーダーした。
スープは鶏ガラが軸。鶏油が多めなのでオイリーな飲み口だ。そこに大成食品の平打ち気味の中太麺を合わせている。ツルツルの麺肌で、コシのある麺はスープとの相性も抜群だ。醤油で味付けされたチャーシューは豚モモ肉と豚バラ肉の2種。ワンタンは肉餡で根菜の食感が良い。アッサリ系だが物足りなさの無い一杯である。
さて、2度目の訪問では「塩チャーシュー麺(1000円)」<写真右>をオーダー。スープの旨味と鶏油の香りをダイレクトに感じられる良い一杯に仕上がっている。ミシュランガイド東京2019でビブグルマン入りし話題の「ののくら」と同じ商店街に誕生した新店舗。限定メニューなども提供していくのだろうか？今後が楽しみである。
<店舗データ>
【店名】 らーめん 一辰
【住所】 東京都葛飾区亀有3-10-11
【最寄】 JR常磐緩行線「亀有駅」南口徒歩5分
★2023年7月13日、葛飾区亀有3-30-1に移転
★屋号も「中華そば 一辰」に改めリニューアル
