博多水炊きの製法でとる、優しいスープが魅力
青山一丁目駅より徒歩2分という好立地のオフィスビル「ウィン青山」。実は1階のレストラン街が粒ぞろいで、青山界隈では寿司の最高峰「匠 進吾」や、スリランカ料理の名店「タップロボーン」などが入居している。そして、その一角に「麺屋すみす」はある。
こちらでは「博多水炊きらーめん」と銘打ち、鶏出汁をベースに、豚骨や魚粉を使用せずに仕上げた一杯を提供している。ジャンルとしては、いわゆる「鶏白湯」と捉えていいだろう。濃厚な鶏スープを歯切れの良い低加水の細麺で絡め取り、啜りあげていく。
スープは鶏油や野菜の旨味も加わり、濃厚だがクドさはない。全部入りにあたる「よくばり」はチャーシューと鶏団子、味玉、キクラゲ、ホウレンソウ。チャーシューは低温調理の鶏ムネ肉と、焼き目の入った豚の2種で、これがまたスープに合う。最後は水炊き鍋と同様に、ライスを投入し雑炊で〆るのが吉。
一番人気は、この「水炊きらーめん」とのことだが、他にも太麺で頂く「鶏丸醤油らーめん」や、ワサビの添えられた「鶏つけそば」なども用意されている。ラーメン店の少ない青山一丁目駅界隈では貴重な店。ランチのお店選びに困ったら、是非リストに加えてみて頂きたい。
<店舗データ>
【店名】 麺屋すみす
【住所】 東京都港区南青山2-2-15 ウィン青山1F
【最寄】 東京メトロ半蔵門線「青山一丁目駅」徒歩2分