足立区五反野にも、ついにコレ系の店が
東武線・五反野駅から環七方面へ歩いて2分ほど。サミットストアを越えた先に2023年9月28日にオープンした「麺処しのぶ 五反野店」へ。コチラは千駄木駅そばの本店に続く2号店となる。メニュー構成や店構えからみて昨今増殖中の「らぁ麺 はやし田」監修店だろう。味の想像はつくが、五反野にコレ系がやってくるとは嬉しいところ。
店内はL字カウンター7席と、奥には4人掛けのテーブル席も2卓ほど。麺メニューは鴨と大山鶏出汁の「醤油らぁ麺」、鶏と背脂の「背脂醤油らぁ麺」、炭火で焼いて香ばしい「鯵煮干しそば」と3種のラーメンに加え、「昆布水つけ麺」やトリュフ香る「まぜそば」もラインナップしている。また冬限定で「焦がし味噌らぁ麺」も用意。
飯モノには白米のほかチャーシュー丼、鶏生姜丼、たまごかけご飯があり、11時から16時までのランチタイムだと丼とTKGが半額になるお得なセットもある。店の推しは「鴨と大山鶏」だそうだが、それは本店で頂くとして、今回は 「特製 鯵煮干しそば(1200円)」を、お得な「たまごかけご飯セット(150円)」でオーダーすることに。
スープは数種の煮干しと椎茸、昆布で炊いた出汁に、炭火焼鯵で香り付けをしたという醤油清湯。少しビターで香りが良く、煮干しや昆布の旨味もしっかり効いており旨い。合わせる麺は菅野製麺特注の低加水の細ストレート。全粒粉や長野県産の石臼引き粉をブレンドしていて香りがよく、パツっとした歯触りでスープとの相性抜群だ。
麺もスープも流石というところ。そしてチャーシューはレアな仕上がりの豚肩ロースが5枚乗る。肉の旨味をしっかり感じられ良い味だ。味玉には「はやし田」系御用達の「マキシマムこいたまご」を使用。オレンジ色の黄身がネットリとしており甘味とコクがあって旨い。ほか、太メンマ、刻みネギ、紫玉ネギ、ナルトが乗る。
一方の「たまごかけごはん」だが、こちらもマキシマムこいたまごを使用。白飯に全卵と花鰹、ネギ、醤油ダレを乗せており、これはもう間違いのない組み合わせ。花鰹が卵と合わさってダマになり食べづらいのは玉に瑕だが、味は期待通り。あっという間に完食した。午前11時から夜11時までの通し営業なので重宝しそうだ。
<店舗データ>
【店名】 麺処しのぶ 五反野店
【住所】 東京都足立区中央本町2-24-18
【最寄】 東武スカイツリー線「五反野駅」徒歩2分