豊富なメニューが魅力「麺屋 鳳」
JR常磐線・ひたち野うしく駅の東口から、学園西大通りを東へ歩いて20分ほど。関鉄バス「ひたち野東3丁目」停留所そばで2019年10月25日から営業している「麺屋 鳳」へ。店舗は美容室や整骨院、パティセリーなどが入居する長屋状の建物の一角にあり、駐車場も共用。バスは平日で1日5便なので期待せず駅から歩いた方が良い。
元々コチラは「喜元門 ひたち野うしく店」だったが、喜元門店主の知人だったご主人が誘われ、譲り受ける形で創業したそうだ。店内はカウンター6席とテーブル12席。ラーメン類は、中華そば、名古屋コーチン、煮干白湯、鶏白湯、煮干そば、煮干strong、海老そば、台湾ラーメン、魚辛ラーメン、魚介白湯・・・とバリエーション豊富だ。
ほか、つけ麺や煮干と海老の「和え玉」、魚介・鶏・煮干・台湾と4種のまぜそばも用意。黒豚餃子や辛肉飯、日替わりのミニ丼、1日5食限定の焼きおにぎりなどサイドメニューもある。これだけあると目移りするが、今回はご主人が推す「鶏白湯ラーメン(800円)」に「白い味付玉子(130円)」を追加しオーダーすることに。
トロみあるスープは、鶏の旨みが凝縮された白湯。少し燻製のようなビターな薫りがあり、鶏の嫌な臭みや重みは皆無。コクがあって旨い。合わせる麺は全粒粉入りの細ストレート。茹で上がりは少し柔らか過ぎか。チャーシューはレアで薄切りの豚ロース肉と、柔らかでしっとりした仕上がりの低温鶏胸肉。どちらも良い味である。
味玉は別皿での提供。鰹出汁に浸かった玉子は冷たい状態での提供だが、大玉で黄身がネットリしていて旨い。この黄身をスープと絡めて一気に頬張る。ほか、穂先メンマ、玉ネギ、小口ネギが乗る。よく纏まった一杯、おいしく完食した。メニューが豊富なので、こういう店が地元にあると嬉しいところ。次回は魚介系を啜ろうか。
<店舗データ>
【店名】 麺屋 鳳
【住所】 茨城県牛久市ひたち野東3-1-3
【最寄】 JR常磐線「ひたち野うしく駅」徒歩20分