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肥宝館 -貧すれば丼する-

【千葉 北小金】 牡蠣だし麺屋 汐ノ音「饗牡蠣だし麺(1350円)」

水戸街道沿いに「牡蠣だし」の新店爆誕

JR常磐緩行線・北小金駅の南口から歩いて15分ほど。国道6号=水戸街道沿い、小金原団地入口交差点そばに2023年7月6日にオープンした「牡蠣だし麺屋 汐ノ音」へ。こちらは世田谷区上野毛に本店を構える「だし麺屋 ナミノアヤ」のフランチャイズ4号店とのこと。動物系不使用の「だし」と羽釜炊きの「白米」が推しのグループだ。

そして店舗の運営を行うのは柏市にあるIT企業・ルーセンスバイト株式会社。5月に新たに飲食事業部を設立し、1号店としてコチラ「汐ノ音 松戸店」を創業した。白い暖簾をくぐると店内はカウンター9席と4人がけテーブル2卓の計17席。麺メニューは牡蠣だし麺、親鶏だし麺の2軸あり、牡蠣のみ清湯と濃厚の2種を揃えている。

トッピングには牡蠣、親鶏か鶏胸のチャーシュー、味玉、メンマ、白髪ネギを追加可能だ。なお麺と唐揚げ、南蛮唐揚げ、肉汁餃子のセットもそれぞれ提供予定のようだが、オープンからまだ2週間なのでCOMING SOONの表示が。また、麺を注文すると羽釜で炊いた銘柄米が食べ放題という嬉しいサービスも。これは嬉しい。

なお、この日は「宮城県産ひとめぼれ」とのことだ。量は小、中、大、マンガの4段階でオーダーでき、卓上の木製サイコロで意思表示する。100円で高級卵「美珠卵(ミシュラン)」も用意されているのでTKGも楽しめる。ほか新潟県阿賀野市「瓢湖屋敷の杜ブルワリー」のスワンレイクビールや、日本酒「麒麟山」も提供。

今回は店のおススメ・牡蠣だし麺の特上版「饗牡蠣だし麺(1350円)」を注文することに。ご飯は様子見の中盛でお願いした。着丼までは6分ほど。薄濁りのスープは牡蠣の風味と旨味がしっかり凝縮されたもの。嫌な臭みやエグみは皆無で、コクがあり良い味に仕上がっている。そこに合わせるのは菅野製麺所製の中細ストレート麺。

全粒粉入りで加水率は低め。わずかにボソっとした十割蕎麦の様な食感が残されており、スープとの相性は抜群だ。一方、具材でまず目を引くのがプリっとした大粒の牡蠣だ。特上にあたる「饗」だと3粒がトッピングされる。麺と共に啜るのも良いが、やはりココは白飯の出番だろう。羽釜炊きの白飯は粒が立ち甘味もあり絶品だ。

卓上には白飯用に出汁醤油、山椒、山葵、生七味、藻塩があるので、色々と試すのが良いだろう。白飯と牡蠣には出汁醤油が合うなぁ。そしてチャーシューは、あえて豚を使用せず、ローストした親鶏のモモ肉と低温調理でしっとり仕上げた鶏胸肉が2つずつ。特に親鶏は歯応えがあり、旨味が凝縮されていて美味である。

ほか、黄身ネットリの味玉、オーブンで加熱した感じのドライトマトとエノキ、三つ葉、白髪ネギが乗る。 最後は白飯にスープを回しかけ、山椒や山葵を乗せて完食した。ラーメンもさることながら、とにかく白飯の旨さが際立っている。おかわり可能というのがまた泣かせる。次回は濃厚牡蠣だし麺に白飯マンガ盛で注文するとしよう。

<店舗データ>

【店名】 牡蠣だし麺屋 汐ノ音(しおのね)
【住所】 千葉県松戸市小金きよしヶ丘4-15-1
【最寄】 JR常磐緩行線「北小金駅」南口徒歩15分

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