麺屋武蔵イズムの残る濃厚つけ麺を市川で
JR市川駅から総武線の高架沿いを本八幡方面に徒歩2分。2018年5月から営業する「麺屋 一路」へ。ご主人は秋葉原「麺屋武蔵 巌虎」のご出身。麺メニューはつけ麺が主体で、豚骨+煮干の「つけ麺」をはじめ、濃厚つけ麺、辛いジャン!つけ麺、にんにくつけ麺を提供。また、豚骨魚介しょうゆラーメン、まぜそばも用意している。
今回は全部入りの「一路 濃厚つけ麺」をオーダーすることに。なお、麺は極太、太麺、中太の3種から選べるので「中太」で。また、ご主人の出身店「麺屋武蔵」同様に、つけ麺の麺量は同一料金で並盛200g、中盛250g、大盛300g、特盛350g、さらには1kgまで「50g刻み」で注文可能という。ちょっと弱気だが、今宵は300gでお願いした。
粘度の高いつけ汁は煮干しや鯖、鰹などでとった魚介出汁に、豚骨、背ガラ、頭ガラでとった動物系出汁を合わせている。動物系が優勢で、甘めの味付けの濃厚スープだ。その中に角切りチャーシューとネギ、海苔が入る。一方、柔らかな茹で上がりの中太ストレート麺は浅草開化楼製。締め方が甘く、若干コシが足りないか。
麺の上には八角の香る角煮に加え、バラロール肉が煮豚とローストの2種。ほか、塩気の強い味玉、モヤシが乗る。ボリューム満点だ。後半、つけ汁の甘味が少しクドく感じられたので、卓上のニンニク酢と麻辣醤で酸味と辛味と加えて完食。次回は麺量を抑えてチャーシュー丼、豚しゃぶ丼のいずれか(各250円)を付け足したい。
<店舗データ>
【店名】 麺屋 一路
【住所】 千葉県市川市新田5-18-12
【最寄】 JR総武本線「市川駅」徒歩2分