7月のイベント
たまに無心になって夜空を見上げるのも、ロマンがあります。
人生には、心の豊かさを取り戻すことも必要ですね。
6日の午後(6時過ぎがピーク)には、月面X(エックス)が見られそうです。その時間はまだ太陽があり空は明るいですが、南方向に白っぽく半月が見えます。
半月の欠け際に月面Xが見える可能性があり、望遠鏡でなくても双眼鏡程度でも見えると思いますが・・・。
10日夜、月がさそり座の頭部にあるδ(デルタ)星 を隠す(掩蔽:えんぺい)現象が起こります。夜10時過ぎに南南西の空で月が星食をし、デルタ星が「出現」(月の明るい側に現れる)のは夜11時過ぎになります。
13日夜~14日の夜明け前、満月(一番月が大きくなる時間は3時38分)で、今年最大のスーパームーンになります.
15日深夜、南東方向の空で月が土星に近づきます。
18日深夜、東の低空で月が木星に近づきます。
21日深夜~22日、月が火星を隠す火星食が起こります。
15日深夜、南東方向の空で月が土星に近づきます。
18日深夜、東の低空で月が木星に近づきます。
21日深夜~22日、月が火星を隠す火星食が起こります。
7月の惑星の様子(星の明るさの参考はこちらをご覧ください。)
★ 水星:太陽に近いので観察は不可能です。
★ 金星:夜明け前の東の低空に「明けの明星」として見えます。明るさは非常に明るくマイナス3.9等です。
★ 火星:深夜~夜明け前、東の低空に見えます。
明るさは0.5等~0.2等です。
★ 木星:夜明け前の南東の低空に見えます。
明るさはマイナス2.4等~マイナス2.6等です。
★ 土星:深夜午後11時前の南東の空に見えます。
明るさは0.6等~0.4等です。
明るさは0.6等~0.4等です。
(Android用、iOS用があります。一部有料)
肉眼で見える星団
7月は望遠鏡不要の肉眼で見える星団が4つあります。
7月1日:M22(いて座星団 NGC 6656 ) いて座にある球状星団
7月2日:トゥイードルディー星団(IC 4756) へび座にある散開星団
7月10日:くじゃく座の球状星団(NGC 6752) 空で3番目に明るいとされるくじゃく座の球状星団(等級5.4)
7月17日:M55(NGC 6809) いて座にある球状星団(6.3の等級)双眼鏡や単眼鏡があればさらに見やすくなります。
オマケのお話
突然見慣れない専門語が出てきてすみません。
天体の呼び名にはいろいろあり、M(メシエ)などの頭文字に番号をつけて国際的に整理されています。
M: Catalogue de Messier(フランス語、メシエカタログ)
NGC:New General Catalogue(ニュージェネラルカタログ)
IC:Index Catalogue(インデックスカタログ)
本日もご来訪いただきありがとうございました。