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月が惑星や恒星を食べる? (星食)

2022年07月04日 | 雑学知識



7月のイベント
 たまに無心になって夜空を見上げるのも、ロマンがあります。
人生には、心の豊かさを取り戻すことも必要ですね。

7月の星空(AstroArts 社 ホームページ

 6日の午後(6時過ぎがピーク)には、月面X(エックス)が見られそうです。その時間はまだ太陽があり空は明るいですが、南方向に白っぽく半月が見えます。
半月の欠け際に月面Xが見える可能性があり、望遠鏡でなくても双眼鏡程度でも見えると思いますが・・・。
 10日夜、月が
さそり座の頭部にあるδ(デルタ)星 を隠す(掩蔽:えんぺい)現象が起こります。夜10時過ぎに南南西の空で月が星食をし、デルタ星が「出現」(月の明るい側に現れる)のは夜11時過ぎになります。

 13日夜~14日の夜明け前、満月(一番月が大きくなる時間は3時38分)で、今年最大スーパームーンになります.
 15日深夜、南東方向の空で月が
土星に近づきます。
 18日深夜、東の低空で月が
木星に近づきます。
 21日深夜~22日、月が
火星を隠す火星食が起こります。



7月の惑星の様子(星の明るさの参考はこちらをご覧ください。)
  水星:太陽に近いので観察は不可能です。
  金星:夜明け前の東の低空に「明けの明星」として見えます。明るさは非常に明るくマイナス3.9等です。
 ★ 火星:深夜~夜明け前、東の低空に見えます。
    明るさは0.5等~0.2等です。
  木星:夜明け前の南東の低空に見えます。
    明るさはマイナス2.4等~マイナス2.6等です。
  土星:深夜午後11時前の南東の空に見えます。
    明るさは0.6等~0.4等です。

スマホ用のアプリ Star Walk 2 があると、以下に示す星団などもとても楽しく簡単に星が見つけられます。
(Android用、iOS用があります。一部有料

肉眼で見える星団
 7月は望遠鏡不要の肉眼で見える星団が4つあります。
 
 7月1日M22いて座星団 NGC 6656 ) いて座にある球状星団 
 7月2日:トゥイードルディー星団(IC 4756) へび座にある散開星団 
 7月10日:くじゃく座の球状星団(NGC 6752) 空で3番目に明るいとされるくじゃく座球状星団(等級5.4) 
 7月17日:M55(NGC 6809)  いて座にある球状星団(6.3の等級)双眼鏡や単眼鏡があればさらに見やすくなります。 


 7月23日:おうし座付近で三日月(等級-11.06)がプレアデス星団(等級3.1)の傍を通過します。 上記の Star Walk 2 で確かめてみてください。




オマケのお話
 突然見慣れない専門語が出てきてすみません。
天体の呼び名にはいろいろあり、M(メシエ)などの頭文字に番号をつけて国際的整理されています。
  Catalogue de Messier(フランス語、メシエカタログ)
 NGCNew General Catalogue(ニュージェネラルカタログ)
 ICIndex Catalogue(インデックスカタログ)

 




本日もご来訪いただきありがとうございました。

   スマホでどうぞ 

コメント (4)
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