highdy の気まぐれブログ

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デーノタメ遺跡の企画展

2024年08月25日 | 雑学知識


きたもとの縄文時代
 きょうは珍しく室温28℃! 連日の高温に比べれば寒いほど! と思いきや湿度が高いので、エアコン無しでは過ごせません。
特別な予定がない日曜日(いつもサンデー毎日なのに忙しい二人ですが)で、10時のコーヒータイムを終えて、前日決めておいた自宅から車で5分の隣町の市役所へ。
highdy の住む鴻巣市の隣町である北本市には、約100か所に及ぶ縄文時代の遺跡が眠っているそうです。目的は、同市役所のホールで「きたもとの縄文時代」というデーノタメ遺跡遺跡の規模関東最大級と言われています。)を中心にした企画展(8/20~29 9:00~17:00 無料を見るためです。



  縄文時代と言えば、紀元前約15,000年前の草創期
(~約11,500年前)から早期(~約7,000年前)前期(~約5,500年前)中期(~約4,400年前)後期(~約3,200年前)晩期(~約2,400年前)と、1万数千年以上も続いた世界的にも珍しい縄文土器の使われた日本の狩猟時代です。縄文時代の二大発明と言えば、この土器弓矢でしょう。


弓矢の鏃(やじり)いろいろ

旧石器時代・縄文時代・弥生時代からなる原始時代の中では、石器(この時代は磨製石器が使われていたので「新石器時代」と言われます。)と土器と弓矢の出現により、生活様式も大きく変わった時代になると思います。今回の企画展はその中でも有名な「デーノタメ遺跡」の出土品が多く集められたものです。
現在は千葉県の
霞ヶ浦にその痕跡を残すのみですが、縄文草創期前には埼玉県や栃木県にも海が侵入していました。デーノタメ遺跡はその恩恵にあずからず貝塚は見つかっていませんが、縄文時代の遺跡に見る人類(日本人)祖先の知恵の数々に感動しました。

美しい漆塗りの土器まで
 会場には遺跡からの素晴らしい出土品が展示され、休日なので訪問者も少なく心ゆくまでじっくりと見ることができました。
highdy 夫婦は縄文・弥生・古墳・飛鳥・奈良・平安時代辺りまではとりわけ興味があり、日本全国の多くの遺跡を回っています。もちろん、旅のついでに原始時代に限らずにも興味があり、毎週放送されている「関口宏の一番新しい中世史」
(終了)関口宏の一番新しい江戸時代は欠かさず観ています。
紫陽花 も若い頃、遺跡発掘に興味があり参加していたこともあり、会場におられた文化財保護委員?
(あるいは学芸員?)の方に二人で質問したり・互いの知識・情報を交わしたりととても楽しく話に花が咲きました。


展示品(出土品実物・復元品・展示パネルなど)の一部

 縄文中期は人口も一番多くなり、この遺跡も
竪穴式住居が大きな円形に並ぶ環状集落が幾つもできていたようです。食べ物も稲作はまだない時代ですが、海はなくてもイノシシ・鹿・うさぎなどの獣肉、キジなどの鳥肉、川の生物であるサワガニ・鯉・鮒・うなぎ・ナマズなど、他に山ブドウ・栗・くるみ・トチノキの実、小豆・ツルマメ(現在の大豆の原種?)・えごま・紫蘇などいろいろな食物を利用していたようです。
特に驚いたのは、この時代にすでに漆塗りの土器・竹や笹で編んだ腕輪を使っていたことです。




漆を接着剤や塗料として利用しきれいに仕上げています。

体験コーナー大好き
 昔から体験コーナー大好きの 紫陽花 は、土器破片の拓本に挑戦! highdyがどんな技術にも興味を示すのと似ています。夏休みの子供用にはクレヨンが用意してありますが、本格的な拓本には特殊な紙
画仙紙と専門知識が少々必要です。指導員の丁寧な説明に耳を傾け、無心に頑張っています。拓本にも乾拓湿拓がありますが、特に間接湿拓法は、紙の乾燥加減が慣れないと難しいです。





オマケの話
 昨日の記事のコメント欄で、gooブログの不具合を指摘していたら、またきょうも変な記録が出ています。多くの皆様がご経験されていると思いますが、年に何度となく突然にランキングの順位が上がったり、一時的に何分間かに何百人という集中的な数字を記録することがあります。
実害は無いので、報告もしませんがデータに対する不信感がありますね。

一桁違う、いや20倍近く違う数字が表示されています。





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