highdy の気まぐれブログ

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あなたが宇宙を動くスピード

2020年09月06日 | 雑学知識

宇宙船地球号
 あなたはいま居る所にじっとしていても、「宇宙船地球号」に乗っているため約 2,271,600km/hのスピードで宇宙を移動しています。正に天文学的な数字でどう転んでもピンと来ない数値です。
もう少し、規模を小さくして考えてみましょう。太陽系は、天の川銀河の比較的端の方にあるのはご存知ですね。


すみません、地球の矢印が一つ右が正しい位置です。

太陽系
 太陽系と言っても大きいです。 皆様がよくご存じの現在確認されている8個の惑星と5個の準惑星(冥王星を含み以下冥王星型の天体4個、ケレス・ハウメア・マケマケ・エリス)それらを公転する衛星、それ以外に多数の太陽系小天体(例えば、彗星、ケンタウルス族、惑星間塵など)などから成ります。
その銀河の周りを回る公転速度は、約 864,000km/hです。
まだ、ピンと来ませんか? では、地球の公転速度で考えましょう。
地球が太陽の周りを回る速度は1年かかって回っています。その速度は約 107,280km/hです。

地球型岩石惑星
 太陽系には4つの地球型岩石惑星があります。ついでに、それら地球型岩石惑星のスピードも見ておきましょう。
一番内側の水星で0.241年、2番目の金星で0.615年、地球の外側の火星では1.88年で回っています。
ここまで小さい規模で考えても大き過ぎますか?やっぱり地球人は地球を中心に考えた方が理解しやすいようです。



 地球の自転速度は赤道上で約 1674.4km/hです。日本の場合は緯度が高いので時速約 1350km 程度になり、かなり現実的な数値になりました。
秒速換算すると、375m/sec(日本で計算)で移動しています。
速度単位の「マッハ」は標準大気中の音速1225 km/h が便宜上使われますが、秒速に換算すると340mです。
ということは、宇宙におけるあなたはマッハ1.103で、音よりも早く移動していることになります。

超音速旅客機コンコルド
 人生100年時代と言われますが、あなたが生きている間には計算できないような大変な距離を移動していることになります。宇宙って、広いですよね!
約50年前にイギリスとフランスで共同で開発した超音速旅客機コンコルドは、ロンドン・ニューヨーク間を2時間52分59秒で飛行した記録がありますが、マッハ 2.2で飛んでいます。
コンコルドは計20機が生産されましたが、衝撃波(音)の問題や 2000年の墜落事故、2001年のアメリカ同時多発テロによる航空需要の低迷により、収益性が悪くなり2003年には全機が退役しています。
(元々搭乗可能人数少ない上、燃費非常に悪い機種だったことも大きく影響しています。)



オマケのニュース速報
宇宙の話のついでに、今晩22時頃になりますが、月と火星が接近します
東京からだと東方向ですが、地平線から20°程度上がった付近(月の右側です
(目安として仰角10°は、自分手を水平に伸ばして拳1個分です。)




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コメント (4)
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