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便利と安全には金がかかるもの

2020年03月23日 | 処世訓(highdy のことば)

心して取り組むべき課題
 「便利と安全」は安易に追及はできません。心して取り組むべき課題です。
仕事でも日常生活においても、便利さや安全化を求めるにはお金がかかるものです。
上に立つ人は部下に対して自分の成績・評価を上げるために、もっと便利にして効率よく作業を進めるように求めるものです。一方で、事故に対する監督責任を逃(のが)れるために、何事も安全に実施するように求めます。
部下からすれば、そのようなことは言われなくても、そうしたいのはヤマヤマです。残念ながら、そこで問題なのが対策費なのです。企業でも個人でも同じですが、「金に糸目は付けないから…便利に、安全に、」というようなケースは先ず考えられません。

知恵を出し合う工夫
 上記のような課題に対して、優れたリーダーは知恵(アイディア)を集める工夫がうまいのです。アイディアを求めるミーティングでは、どんな批判的意見、非現実的な意見、馬鹿げたものであっても、発言途中で反論・批判をせず、全員が聞き上手になって先ずはしっかり聞くことです。



とても素晴らしい良い仕事・製品ができても、一旦事故を起こしてしまうと、あらゆる面でのマイナス評価が発生します。まして人身に関わる事故では、会社や製品のみならず人間関係に至るまで信用を無くしてしまいます。
そこで、リーダーとなる人間には、部下のみならず会社からも信頼される人望が要求されるのは当然です。が、単に経営者の意のままに動く「イエスマン」ではなく、「便利と安全」の遂行には金がかかると経営者を説得し、対策予算を引き出す力が求められるものです。
そのためには、「皆で知恵を出し努力していること」の何らかの成果を経営者に見せて説得対策費用を可能な限り認めてもらうことです。
先ずは「努力の成果」を少しでもいいので、見せることです。それが説得力につながるのです。

   

予算が出れば、よりヤル気も出る
 経営者から予算をもらえば、リーダーとしても対策が考えやすく、部下も指導しやすくなります。また、部下も多少なりとも自分たちの成果を認めてもらい経営者から予算が付けば、よりヤル気も出てきます。リーダーへの信頼も厚くなります。



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