緑の街の水先案内人

都城市で緑の街の水先案内人として移る日々を写真と日記で綴ります。

なぜ都城市立山之口幼稚園を廃園か?

2009年03月14日 18時36分23秒 | 都城市政
3月14日(土) 

朝に雨も上がり散歩道に強風が吹いています。そんな中でも公園樹に新芽が吹き始めています。桜はまだかいな?蕾が膨らんでいません。三月は気温の変化も激しく底冷えのする日がぶり返してきた土曜日です。さて、都城市議会一般質問一日目で榎木智幸議員「山之口幼稚園の廃園に伴う取り組みについて」、岩崎教育部長の答弁にあります「平成二一年三月末で廃園後は一年間は取り壊すことなく現状のままでおく」と言う発言。おいおい何と非情な答弁か取り壊しが一年先なら廃園も一年先に延ばさないのか?とりあえず現状の都城市立山之口幼稚園を二回目の見学に出向いてみることにしました。





土曜日の午前中とは言え市中心部から山之口町花の木へ通じる国道二六九号線、ほどほどの込み合い車の流れもスムーズです。山之口町は人口七千人ほどで、どちらかと言いますと福留明議員(高城町)が一般質問しました「中山間地域対策について」の対象になる都城盆地東側、東岳山系の麓、中山間地域の集落が多い町でもあります。また歴史も古く奈良時代七二〇年創建の的野神社やヤゴロドン祭りや麓人形浄瑠璃など民俗芸能の盛んな地域、高齢化も静かに忍び寄る地域でもあります。





その中で花の木地域はJR山之口駅や旧町役場もあり中心地といってよい場所です。山之口幼稚園は山之口小学校に隣接した町の住宅地の中にあります。静かで恵まれた環境といっても宜しい場所です。そんな場所にある山之口幼稚園を何故廃園にするのか山之口町長時代から廃園は決まっていたと答弁した副市長で旧山之口町長前田公友君、住民相談や現地調査や民間委託を検討した形跡もない長峯誠君の都城市政!なぜ廃園にするのだと言う憤りをほえます。






旧四町の高崎町・山田町・高城町そして山之口町の旧町民は都城市と合併することでより町の発展を願ったのでしょうが、三年して結果は完全に裏目に出たと言って過言ではありません。地域社会の営みの中で教育施設は重要な役目を果たしています。幼児教育の基本である市立幼稚園を施設の老朽化という曖昧模糊とした理由で廃園にする都城市執行部とは長峯誠君も前田公友君も政治家として落第点を付けられて過言ではありますまい。

また、その議案を議決する都城市議会、おいおい、四一名も市議がいて廃園賛成が二二名もいるとは現地調査ぐらいはしてから判断してほしいものです。民主主義とは良くしたものです。市長も市議も四年に一回の選挙があります。「政治の一寸先は闇」と言う言葉は政治に携わる人々への警告、おごりへの戒めでもありましょう。






そんなことを考えながら現地に到着しますと静かなたたずまい中に山之口幼稚園はあります。こんな環境の中から溌剌とした日本の子供たちが育っていきます。教育こそ日本国のかなめ、世界で活躍する日本人は教育が基本です。山之口町の先賢が築き上げた幼児教育施設を何ゆえに取り壊すのか長峯誠君?それを認めた都城市議会!学歴詐称がネットでも形容句で付いて回る長峯誠君、これでもうひとつ君に形容句が付くことになった「山之口幼稚園を廃園にした」長峯誠君、だれか地方自治とはどんなことかを教えてあげる先輩はいないのかな?これが早稲田大学政治経済学部政治学科(学籍番号1A891290)を平成六年三月十五日に卒業したと言う政治学士様がする都城市政かよ!だから学歴詐称が付いて回るのです。





なんと現地で見ます幼稚園の建物はしっかりとしたものか!昨年八月にラオス・シェンクワン県で見た小学校校舎を思い出しますと、日本はどこかで別な道を歩き始めているのでしょうか、そんなことはない。住民が政治に無関心になると住民を無視した政治が行われる見本でもあります。どうぞ、都城市民の皆さん、今月末で廃園になる山之口幼稚園に出向き頑丈な園舎と明るい園児たちの笑い声を聴いてみてください。長峯誠君のお粗末な政治手腕がわかります。

参照:http://blog.goo.ne.jp/higasi_may/d/20081001

都城市立幼稚園廃止条例に賛成票を投じた市議各位です。
相葉一夫氏(進政会)・荒神稔氏(進政会)・今村美子氏(公明党)・江内谷満義氏(輝翔)・大浦覚氏(公明党)・蔵屋保氏(進政会)・黒木優一氏(輝翔)・児玉優一氏(民主)・坂元良之氏(新政同志会)・下山隆史氏(輝翔)・末永悦男氏(進政会)・竹之下一美氏(進政会)・竹森隆雄氏(清風会)・徳留八郎氏(清風会)・中田悟氏(輝翔)・永井弘美氏(清風会)・永田浩一氏(清風会)・永山透氏(進政会)・橋之口明氏(公明党)・東口良仲氏(新風クラブ)・福留明氏(新政同志会)・宮元正文氏(輝翔)、合計22名です。

反対議員17名、欠席1名、議長無投票。


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1 コメント

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永遠なれ (山之口幼稚園)
2009-03-14 18:52:13
 どこからどう考えても、この廃園は合点がいかない。子供たちは育っている各地区で、風景とともに人格を形成するのである。

 幼稚園は、いわば昔のお隣さん!
できるだけ少ない人数で、風習を学び情操を磨くものだと考える私には、山之口幼稚園廃園という蛮行が許せない。少し大人になったら、離れたところで教育を受けるのも良いだろう。
 しかし、6歳以下という幼児に対する市長の仕打ちは、「非道」という言葉で言い表したい。何故、山之口にこのように辛く当たるのか?

 答えがわからない。
願わくは、政権交代が都城市でもあり、再びここで幼児教育がなされ、豊かな魂を持つ人間が育ってもらいたいものである。(不穏当な言葉で御迷惑をおかけするなら、削除していただきたい)
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