緑の街の水先案内人

都城市で緑の街の水先案内人として移る日々を写真と日記で綴ります。

傍聴人にも発言の機会を

2010年09月10日 18時29分36秒 | 都城市政
9月10日(金) 

 風がそよそよと、日中の日差しはまだ肌を刺しますが、西日の差し込む二階の自室、ベランダ越しに手の届く柿の葉が揺れるさまを眺めていますと、今日も良い日を頂きましたと言う気持になります。台風の気配が大空に無いと、九月は夏と秋とが混じり込んだ季節で、往時の粋人が盃一杯なみなみと菊花酒を愛でる様子が浮かんできます。

本日の感想を日記風に記載しますと、午前中は城市議会を約一時間拝聴、質問者は児玉優一議員(民主)です。質問は三項目有り「①口蹄疫の再発防止と経済復興対策について」「②民生委員・児童委員の確保と待遇について」「③市民税の仮徴収に関する問題点と再発防止について」です。いずれも市民として都城市の現状を知る上で参考になる質問事項です。どの項目も拝聴しておりますと、傍聴人にも都城市の現状が浮かんできて意見の一つも述べたくなります。市はもう少し和らいだ場所で市民の意見を聞く会でも設定されたら如何かと考えました。その中で「③市民税の仮徴収に関する問題点と再発防止について」(・年金からの特別徴収の停止が出来なかった理由について・今回の事務処理に要した経費について・再発防止の具体策について)は人為的ミスから発生した事案で、市側の答弁はこれ以上にミスを犯さない為に、今まで担当者の単独作業を二人に増員して更にその上に上司がチェックして再発防止に努めるとありました。つまり対策として○○部長は念を入れた作業を行うと答弁されました。

そこで、あれっ?と感じました事は、市職員の人為的なミスにより発生した、つまり市民へ大きな迷惑をかけたトラブルの再発防止は、答弁にあります担当者を増やす事も一方法でしょうが、それでは人件費がかさむだけです。作業内容はある枠内にある繰り返し作業と見ました。そうであれば基本は何か?基本はコンピュータソフトを改善すれば再発の手前で人的ミスに気づきます。システムの手直しで済むのではないか!市民の岡目八目ですが、徴収額はある程度予測出来る金額です。例えばですが金額の範囲を設定する、つまり入力数字にブロックをかける、数字のミス入力をコンピュータが受け付けないシステムに訂正する、素人が勝手な事を申すなと声が聞こえて来そうですが、そんな難しいソフトの改善でも無さそうに思えます。

この際、あえて申しますと市民の善意を市政に反映する手立てはないものかです。いちいち金銭に還元しなくても、市民として誇りで役職を担う場面が有るのは「②民生委員・児童委員の確保と待遇について」の答弁で良く理解出来ました。本市では話題になっておりませんが、市議会議員報酬の日当制や首長報酬減額など地方自治の根源に関する問題が有るのはうすうす城市民も気づいております。残念ながら市民パワーにまでなっておりません。

午後は奉仕活動団体ライオンズクラブ国際協会337-B地区2R4Z5Z(都城市・日南市・串間市・小林市・高原町・えびの市)の合同行事を明日に控えて会員八名で最終確認会議を約二時間持ちました。もちろん、皆さん手弁当、自分が出来る事を奉仕活動に提供します。この辺りはさらりとした風が吹いております。大人風に申しますと時代も変わって行きます。

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