緑の街の水先案内人

都城市で緑の街の水先案内人として移る日々を写真と日記で綴ります。

晴れると傍聴席も夏日より

2011年06月23日 18時07分05秒 | 都城市政
6月23日(木)   

 雨雲が東へ去ると空はマダラ模様ながらも青空が見えてきます。この日差しと雲の白さは夏の香り、若い時と同じように動き回りますと、体に汗がじっとりと滲んできます。季節が夏へと向かう兆しが見え始めるころ?兆しとは汗で額に伝わるじっとり感かな!あの摂氏四五度を軽く超える大型タンカー機関室の事を思えば、夏の暑さなど風があるだけ爽やかなもの!ペルシャ湾の海水温度が夏場に摂氏三二度は上がったのでしょうか。熱砂の湾岸諸国、当時のイラン国王統治下で紛争の火種は無かったと記憶しますが、夏の暑さも砂漠の暑さを知りますと、日本の夏は一飛びで通り過ぎて行きます。

本日は都城市議会六月定例会一般質問が午前中に二名用意されており傍聴席へ出向きますと、六割方の入りで指定席はご婦人が先着されています。今回、四日間を市議会傍聴へ出向きましたが、その中で本日は最高の傍聴者数です。六月議会は春の移動が一段落した時期でもあり、本業でも六月は何処か空白の時間が生まれて、市内情報もしくは基礎知識を入手するに、市議会傍聴席は有料セミナー席に匹敵します。市幹部職員の答弁ぶりに慣れないと意味不明に感じる場面が幾度かあります。それを乗り越えるには一般質問の対象地へ出向く事です。一般質問に関係するは大半が市内にありますので、質疑応答で理解不能の部分がありますと現場を確認しますと、「聴く難く見るは易し」、(文章として意味が通じますか?)政治の本質はそんなものかです。

市議会傍聴から、都城市の現状を考えますに、拝聴しました市議諸賢「三角光洋氏、西川洋史氏、来住一人氏、榎木智幸氏、長友潤治氏、神脇清照氏、有田辰二氏、西ノ村清氏、杉村義秀氏、永田照明氏、蔵屋保氏、徳留八郎氏」の質問内容に教えて頂く事が多くありました。何を教えて頂いたか?失礼を顧みずに申しますと、ある程度かかなりか質問事項について調査されており、来住一人議員の質問「市長の政治姿勢について」につきましては東日本大震災と福島第一原発事故に関連した講演会の趣すらあり、ひたすら拝聴するのみでした。鹿児島県川内原発迄の距離は八〇キロ、鹿児島県北部が決して地震と無関係地域ではありません。一九六八年、えびの地震が記憶の中にあります。震度M6.1と損害家屋六千五百戸と震源地はえびの市で被害は鹿児島・熊本・宮崎の三県にまたがっています。

こうして一般質問の質疑応答を眺めますと、都城市の現状が透けて見えてきます。その透けて見える部分を次世代は大いに知るべきであり、都城市政の実情を把握して、若い世代が本業の将来へ向けて参考にすべきであります。平均所得は少ないかもしれませんが、地域の豊かさを示す何らなの指数がありますならば、早めに指数が示す地域特性を捉えて将来の参考にすべきであります。何とも曖昧模糊とした表現ではありますが、農地の豊かな土地柄は人間性豊かな生活を全うできる地域と認識します。キザを申しますと補助金もしくは助成金などと無関係な生活時間が永くありました。それはそれで生き方の一つであります。市議会傍聴の感想は急いで書き表す必要もありません。それもそれです。本日は男女年配者が多くて古希の人間が学習するにも傍聴席は訪れるに値します。

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