緑の街の水先案内人

都城市で緑の街の水先案内人として移る日々を写真と日記で綴ります。

仕事合間に市議会傍聴

2012年03月12日 18時53分48秒 | 都城市政
3月12日(月)  

 朝日が昇るのが幾分早くなり、散歩に出かける時間も十分間ほど早くなり、明るんできた街をスタスタと歩くのは気持ち良いものです。一日の中で、三六五日同じ行動を取る事は、古希を過ぎた身には精神的にも安定感に支えられて、何かの折りでも心の動揺が少なくて済みます。今更でも有りませんが、精神的に変わらない部分と足腰が安定していますと、まだまだ平常心を保てます。老いの特徴の一つは時間の感覚が薄れて来る事であり、一日二四時間が、まるで十二時間で終了してしまう感覚に、何時の頃からか捕らわれ始めます。むしろそんな感覚とは、つまり時間が経つのが早すぎると気付きますと、一つの事をクリアした事でもあります。

 時間の感覚が短くなるのは、心身老化の特徴の一つと認識しますと、今までに無い新たな感覚ですので、何に使うか考えてしまいます。ある面で、時間の感覚が短くなる事は、楽天的に成る面もあり、外から眺めますと、図太く見えるか痴呆的に見えるかいずれかです。その様な認識を持ちますと世の中が透けて見える部分が出現します。面白いものだと思います。持って回ったような言い方ですが、新たに見える部分とは、何でしょう?

 本日も都城市議会を午後から傍聴して、二市議の一般質問に聞き入りましたが、なるほど、このままでは不景気の風が吹き荒れて、一段と都城市も冷え込んで、経済悪化の深刻さが増しそうな感がします。不動産仲介業者の立場から眺めますと、取引高が一段と落ちそうでもあります。新たな不動産の流れを模索しなければなりません。流れを掴みきれずに従来の方法で日々の業務に従事しますと、アウトです。

 不景気な時にはその不景気に合った商法が有るはず!その様な視点を業務の中で常に保ちます事は、前方に光を見いだす術の一つでもあります。くるくる変化するのが世の習いと思えば、俗に申しますと目の付け所を何処にするかです。若い時分には、経験も未熟で物怖じしないのが取り柄で、拠り所とする足場が少なくても気にも止めませんでした。考えずとも、困難な場面とは同じ手法が二度も使えるわけでは有りません。経験を積みますと、過去の手法が何時までも最高であると思いがちです。

 さて、実践するのが現役の務め、その先には存続の形を残す事です。取り巻く環境を改めて眺めます時に、都城市も全国の都市同様に有り余る借家アパートの建設が未だ続いています。日本も移民政策を具体化しない限り、空室が全室満室になる事は有りません。この状態は投資不動産が利益を生みません。それではどうするの?です。次に親世代の持ち家が相続人が遠方にいて空家になっているのも多いものです。僅か四〇年未満で日本の住宅は飽和状態になりました。それから先が、新たな政策を見いだせない限り、じり貧状態が続くのは目に見えています。都城市が都市計画区域内の線引撤廃(市街化区域と市街化調整区域)を全国の都市に先駆けて施行したのは何年前ですか?内容は計画的な都市政策の拒否です。最近になり取り返しの付かない事をしたと気付かれた人に会いました。だんだん取り留めが無くなりましたが、夜も更けて現役の務めを杯片手に考えて見ましょう。

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