ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

冬の道東紀行2021年2月3月 その1 弟子屈/網走編 ベニヒワ フクロウ ウソ ハシブトガラ キレンジャク エゾモモンガ等 

2021-04-08 | 北海道
ベニヒワ♂  3月1日網走市

2月27日〜3月6日にかけて冬の道東(釧路、弟子屈、網走、知床、根室)を回って来ました。今回は鳥友のKさん夫婦が同行し、視力、聴力の衰えて来た小生にとってありがたい存在でした。網走で学生をしている小学生だった頃からの鳥友Kくんにガイドしてもらいました。また、根室では稀な気象現象で現れた雨氷に遭遇し一面氷の世界、それに絡んだ写真が撮れて幸運でした。ハクトウワシとユキホオジロは行方不明で残念賞でしたが、ベニヒワ、シマエナガ、シマフクロウ、オオワシ、ケアシノスリ等、最終的には53種の野鳥達+エゾモモンガ、エゾリス等と会う事が出来ました。
2月27日(第一日目)釧路〜弟子屈:減便のため午後2時ごろ釧路空港に到着、弟子屈の鱒やさんに直行ですが、途中にある亜種エゾフクロウのポイントに立ち寄りました。数人のCMさんがいらっしゃいましたが、運よく1週間ほど前から2羽になったそうで、幸先の良いスタートです。
それにしてもこんな出来すぎたウロがよくあったもので、フクロウが合いすぎます。日のあるうちに鱒やさんに着こうと早めに切り上げて先を急ぎます。午後4時半ごろに到着すると早速鳥見開始、餌台にやって来る亜種シマエナガを待ちましたが、何故か今季は出が悪いとの事でハシブトガラ、ウソやアカゲラ等の常連さんのみで翌日に期待です。
2月28日(二日目):翌朝明るくなると氷点下10℃近くまで冷え込んだ戸外の餌台前で鳥撮開始。ハシブトガラ、ウソ、ゴジュウカラ、アカゲラ、シジュウカラ等がひっきりなしにやって来ますが、寒かったです。まずはハシブトガラ。

そしてウソ。
オオアカゲラもやって来ました。
ウソと亜種シロハラゴジュウカラ。
10時近くまで粘ってみましたが、亜種シマエナガの来る気配がありません。ご主人の勧めに従って、シマエナガがよく出ていたという屈斜路湖の和琴半島に行ってみましたが、残念賞。そこで次の目的地の網走に移動し、Kくんと待ち合わせた濤沸湖の白鳥公園に到着。オオハクチョウ、カワアイサ、ホオジロガモ等を見た後、ベニヒワを求めて濤沸湖を一周。下見でキレンジャクがいたというアスパラガス畑に到着すると5羽ほどまだいました。ツグミも居ましたが、何を食べているんでしょうね。
そろそろ夕刻になったので、網走市内の公園にエゾモモンガを求めて移動。既に10人程の方達が待機している木の前で待つ事に。巣穴が見えて根元の雪の上は排泄物で黄色くなっています。そして待つこと30分足らずの16時44分頃最初の一匹が顔を出しました。やっぱりかわいい😆 
巣穴から出て来ましたが、遠くに行かず幹に張り付いています。
続いて2匹が同時に顔を出します。
巣穴から出て来た3匹。
嬉しい事にこの子たちは遠くに分散しないで、付近に留まってくれます。木の実なのか何か分かりませんが、口に運んでお食事です。
2匹が前後に並んで、たまりません😍 
日もとっぷり暮れ、サプライズの二日目を終えました。
3月1日(三日目):翌朝はベニヒワの可能性が高いのではないかという網走湖の森でKくんと待ち合わせ。雪がしっかり積もっていますが、足跡はあり、なんとか中には進めそう、沼地は凍っているかと思いきや水面が見えます。落ちては大変と木道を慎重に進みます。ハンノキの群落に差し掛かるとマヒワとアトリの群れがやって来ました。マヒワは100羽ぐらいはいたでしょうか。
ベニヒワが混じってないかと期待込めて探すと居ました居ました。
しかし高い上に、マヒワにすぐに紛れてわかりにくい!次の写真は空抜けでないところのアトリの群れ。
同じくマヒワの群れ、ここにベニヒワがいてくれるといいのになと思いますが、そうは問屋がおろしてくれません。

捜索を続けていると胸が赤い♂のベニヒワも見つかりましたが、高い!空抜け。

群れが飛んで行ってしまったので、少し進むとすぐにKくんが目の前にベニヒワがいるのを見つけてくれました。おおっ!近い!目線!しかも喉から胸の真っ赤な♂!😆 
一緒にいたマヒワ♂です。
亜種キタキバシリも登場。
雪が多く、あまり奥には進めそうもないので、ここは切り上げ、Kくんと別れて網走を後にし、知床に向かいました。次回は知床羅臼の港のオオワシ、鷲の宿のシマフクロウ等をアップする予定です。


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