ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

諏訪紀行2021年2月 イスカ オオマシコ ベニマシコ ミヤマホオジロ ルリビタキ

2021-03-27 | 中部地方
イスカ♂&♀ 2月9日長野県岡谷市

2月9〜11日に今季2度目となる岡谷市のイスカ/オオマシコ ポイントに鳥友HMさんと遠征して来ました。イスカとオオマシコは今回もたっぷり楽しませてくれました。出現パターンは前回と似た様な感じで、イスカはやはり午前中、イスカのなる木は何故か3日目に頻出。オオマシコは餌となる実が少なくなったのか、少し出現頻度が減った様に思います。逆にベニマシコをよく見かける様になり、ミヤマホオジロも少し出現頻度が増えた様でした。結局3日とも鳥の出にハズレはなく、おまけに良い天気でしたが、その分逆光には苦労しました。また、あまり冷え込まなかったせいか、樹氷などとのコラボは叶いませんでした。
2月9日:早朝、東京を出発し、9時前には現地に到着してまず展望台のポイントに向かいました。少し雪の量が増えた現場では先着の方が3名ほどでしたが、暫くしてアカマツに早速イスカがやって来ました。何故か逆光側のアカマツにしか止まってくれませんでしたが、割と背丈の低い木で、そこは良かったです。
今回も♂の採食シーンはよく撮れます。
そこで今回は♀の採食シーンも撮りたいと、♀も狙います。前回も目撃した幹をかじる仕草ですが、この子も幹を齧ってました。何をしているのでしょうね。
幹バックですと色が出やすいです。こういった場所に止まっていただけるとありがたいです。
♂と♀が食い違ったクチバシを突き合わせる様な場面に遭遇。何をしているでしょうね?求愛関連?単なる場所争い?
午前10時ごろには飛び去ってしまったので、道沿いに移動するとすぐに5〜6羽のオオマシコに遭遇。ほとんどない様に見えるのですが、わずかに残った実を食していました。やっぱり♂成鳥がいるとついついそこにカメラが向いてしまいます。到着早々でイスカとオオマシコをゲット出来て、まずまずのスタートです。
道路沿いを進んでいると、午前12時前に道に食事に出て来たベニマシコです。今回はベニマシコが近い!
今回のミヤマホオジロは♂♀のペアで道に食事に出て来ましたが、距離を詰めさせてくれません。午後4時前の少し日の傾いた頃のミヤマホオジロ♂です。
午後5時前でそろそろ引き上げようと歩いていると、雪解け水を飲んでいるベニマシコの群れがいました。やっぱり冷たい雪より融けた水の方が良いですよね、きっと。夕刻なので、赤が強調されてそれらしい色合いです。
八ヶ岳も夕焼け色に染まって綺麗でした。

2月10日:翌日は午前7時ごろポイントの展望台に到着。先着の方が白樺の木に止まってましたよと教えてくださり、そうか!そんな早い時間から動いているのなら、明日はもっと早い時間に来ようと誓った次第です。暫く待っていると午前8時ごろ早速イスカがアカマツの木にやって来ましたが、またまた逆光側。それでも松の葉がバックになる位置で何とか撮らせてくれました。♂が3羽同一視野に入ってくれました。
やっぱり松ぼっくりを外して食べやすい様にして食事している事がよくあります。
時に逆さまになって食事します。
飛び去ったので、道路沿いに奥の方へ移動。午前9時ごろ遭遇のオオマシコは道に落ちた実を食している♂成鳥のいないグループでした。
このオオマシコ♀幼鳥が食しているのは松の実の様です。イスカの主食である松の実は、やはり栄養価が高い御馳走なんでしょうかね。
雪解け水のおかげでクチバシの周りに草の実がついています。

今日は午前11時前にやっとイスカのなる木が出現です。雪の増えた北アルプスをバックに。
オオマシコ が飛んで来て枝止まり。雪のお山をバックにしてくれました。
遠景の北アルプスの山々です。前回より雪が増えています。

午後3時前、道を歩いていると今回は♂のルリビタキが登場してくれました。綺麗な成鳥でした。
16時半すぎ、そろそろ戻ろうと歩いていると展望台近くで赤いオオマシコ♂がいるグループが昨日のベニマシコと同様雪解け水を飲んでいました。♂成鳥が2羽いましたので、別の群れか、たまたま昨日見えなかっただけかはわかりません。

2月11日:今日は午前6時半ごろ到着。昨夜少し雪が降ったようです。空はまだ曇っていて少しガスっていましたが、もうイスカのなる木が出現していました。早い時間から来ているですね。
今日は曇り条件で撮影できるかと思いましたが、すぐに雲は晴れてアカマツの間から朝日が登って来ました。
今日のイスカは展望台周辺で過ごしている様です。そして♀の食事シーンも撮る事が出来ました。外した松ぼっくりを食しています。
今日は30分から1時間おきにイスカのなる木が出現します。しかも羽数が多い!
仲睦まじいペアの様に見えますが、実は前後に少しずれています。
近くの木に飛んで来たイスカ♂。暫くたたずんでいました。
今回も何故か最終日にイスカのなる木が頻出、不思議です。そんな訳で、余裕で午前9時に岡谷を切り上げて、野辺山に移動。前回と打って変わって、すっかり雪に覆われていました。そのためかフクロウもハギマシコも姿なし、仕方がないので、蕎麦屋に寄って八ヶ岳を見ながら信州蕎麦ではなく鍋焼きうどんを食して、本遠征を終えました。

次回は2月13日に出かけた午前中の坂戸のヒレンジャク、夕刻の熊谷のしっかり出てくれたコミミズクをアップする予定です。ご覧いただきありがとうございます。


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1 コメント

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イスカの嘴 (鳥写真バードマン)
2021-03-30 10:59:59
この度は、フォローして頂きありがとうございます。
朝日がとても綺麗で、曇りになることを願っていても見とれてしまいます。
ルリビタキやベニマシコなど、綺麗な鳥がたくさん見られて羨ましいです。
個人的にはイスカの独特な嘴が好きです。
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