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ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて近隣から遠方まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ2〜3日に1度のペースで掲載します。

コモンシギ オグロシギ 栃木県小山市/ムナグロ タカブシギ ジシギ セッカ 埼玉県

2019-09-07 | 関東地方
コモンシギ 栃木県小山市の夏水田んぼにて

9月7日(土)小山市: 小山市の田んぼに迷鳥のコモンシギが来ているとの情報をいただき、これは行かなきゃと鳥友HMさんを誘って駆けつけました。朝の8時ごろ到着するとすでに車がずらっと並んでいましたが、カメラマンは手持ち無沙汰な様子。嫌な予感がしましたが、案の定30分前まで居たんだけど飛んじゃったとの事。未練がましく辺りを歩いているとパトカーが登場。迷惑なので立ち退けとの事で、その場を離れました。諦めてこのまま帰るのも悔しいので、車を走らせて、付近を回って見ました。しばらく走っていると前方に車列が目に入り、5、6人のカメラマンが水の張った田んぼでカメラを構えています。おおっ!と駆けつけると、いましたいました!目の大きな愛らしいその姿は、間違いなくコモンシギでした。嬉しいライファーの追加です。稲の植わってない田んぼは3枚ほどあり、その間をいったり来たり、とっとっと素早く走ったり、餌をとったりと、たっぷりその姿を見せてくれました。エリマキシギに雰囲気が似ています。少し遠かったので、持参したスコープでもじっくり観察。しかし、遮るもののない田んぼ、暑さにたまらず、1時間ほどで引き揚げました。Tさんありがとうございました。
飛び立ちも見せてくれましたが、ピントのあったのはこの一枚のみ。
日が陰ると色合いがよくわかります。
コチドリ(イカルチドリ?)と並ぶと大きさがよくわかります。
他には、オグロシギ、タカブシギ、コチドリ等がいました。ハシボソガラスと並んだオグロシギです。

9月1日(日)8日(日)埼玉県川越市南古谷: 秋の渡りの内陸性シギチを期待して、南古谷の田んぼを回ってみました。目ぼしい成果はありませんでしたが、ムナグロ、タカブシギ、アオアシシギ、コチドリ、ジシギsp.等がいました。
28羽ほどのムナグロが田んぼにいました。飛ばれないようにそっと近づきましたが、こちらを警戒しているようですね。いかにもな姿勢です。
居合わせたKさん夫妻に教えてもらったジシギ。タシギではないのはわかるんですが、それ以上は、尾羽などを見せてくれませんでしたので、判別不能。尾羽が見たかったですね。
セッカが飛び回っていましたので、飛翔を狙ってみました。ちっちゃくて早いので大変なのですが、なんとか写りました。
わずかに水の残った田んぼの畦にいたタカブシギです。

9月8日(日)狭山湖: 南古谷から伊佐沼を経由して狭山湖に移動。堤防の草原にセッカが飛び回っていました。時折近くの草に降り立ち、ジュ、ジュと鳴いていたり、他個体を追っかけたりしていました。縄張りを主張している様子で、まだ繁殖しているのではないかと思われます。

次回は、MFの狭山湖でのホトトギス、ツツドリ、ノビタキ等をアップする予定です。だんだんネタが尽きかけてきています。



コオバシギ ソリハシシギ チュウシャクシギ オオソリハシシギ ミユビシギ オバシギ等 千葉県船橋市三番瀬

2019-08-31 | 関東地方
コオバシギ 船橋三番瀬にて

8月31日船橋市ふなばし海浜公園: シギチの渡りのこの季節、まだまだ暑い中、船橋の三番瀬に行ってきました。特に珍鳥はいませんでしたが、目玉はコオバシギ、夏羽の残る1羽が居ました。他は、順当なメンバーでした。三番瀬には、首都高を走るのが嫌で電車とバスで行っていたのですが、昨年より外環道が繋がって、車で行きやすくなりました。お昼頃干潮になるこの日、8時頃には着こうと出かけたところ、渋滞にはまってしまい、着いたのは9時過ぎでした。さすがに大潮のせいか、かなり潮は引いていました。見るといつものように西側の方に鳥たちは、たくさんいるようですが、順光になるよう少し東側から歩き始めました。
先ずは、オオソリハシシギ。春に比べて数は少ないと言われていますが、夏羽の残った個体など結構います。
段々と干潟の西側に近づき、ミヤコドリも遠くに見えます。オオソリハシシギとオバシギが飛んで行く先にミヤコドリが見えますが、そちらに向かい、さあ写真を撮ろうとすると、どこにもいません。あれっ!と思っても後の祭り。既に何処かに飛んでしまったようです。ちょっとの遅れが命取り、ミヤコドリは、早めに行くに限ります。
オオソリハシシギ とオバシギのランデブー飛行。飛翔写真を撮るのは楽しいです。
近くを横切って行くのはソリハシシギです。
ミユビシギは夏羽から冬羽へ換羽しているのや、幼鳥などバラエティに富んでます。羽を広げたので、一枚。
ゴカイを捕まえたダイゼンがいました。まだ夏羽が結構残っています。
やっぱりカワイイ!!ミユビシギ 。特に集団でちょこまかと同じ方向に走っているのがいいですね。
渚側でキラキラになるように、逆光気味で撮って見ました。波穏やかで、曇っているせいか、あんまりキラキラになりませんでしたが…。
そして今日お目当のコオバシギ。赤茶色の夏羽がまだ少し残っています。春の夏羽を見たのはもう7、8年ぐらい前なので、本当に久しぶりです。
奥はオバシギです。コオバシギというようにちょっと小さいですね。
羽を広げたオオソリハシシギ ですが、話題になっている亜種コシジロオオソリハシシギ ではないようです。
同じように羽を広げたミユビシギですが、やっぱり小さい!風切羽が生え変わりつつあるようです。越冬するでしょうかね。
オバシギの10羽ほどの集団にコオバシギは紛れていました。貝を咥えたオバシギが手前にいますが、丸呑み。筋胃で潰すんでしょうが、すごいなといつも思います。
オバシギといるのですが、コオバシギはなんだか動きがおっとりした感じです。
場所を変えて、東側に移動。こちら側にはカメラマンが少ないですが、じっとしていると目の前にやってくることがあります。ミユビシギは警戒心が薄いようです。
少し羽を膨らませると、丸くなって余計にカワイイですね。
こちらはまだ夏羽が少し残っています。ということは、幼鳥ではないですね。
ダイゼンが水浴びしながら、羽を広げていました。風切羽の換羽が進んでいるようです。
曇りから日が差してくると色がよく出るようになりました。余計暑くてかないませんが。オオソリハシシギです。
ソリハシシギは警戒心が強いようで、なかなか近づけないのですが、じっとしていると近くに飛んでくることもあります。おかげでじっくり撮れました。
飛ぶのは達者ですが、歩くのも達者。結構なスピードで走り回ります。
少し首をひねって、なんのポーズでしょう。
少し反った嘴はどの獲物に適しているでしょうね。
チュウシャクシギが単独でいました。
貝の殻を咥えているようですが、何か食べ物あったのでしょうかね。
オオソリハシシギ と大体同じ大きさです。
最後はキアシシギ。2、3羽ポツンと佇んでいました。
まだまだ暑い中、長時間干潟にいるのは辛いですが、少し涼しくなって、役者が入れ替わった頃また行ってみようかなと思いいつつ鳥見は終了です。

次回は、栃木県小山市に現れた迷鳥コモンシギ、近隣でのシギたち、セッカなどをアップする予定です。


富士山奥庭遠征 ホシガラス キクイタダキ ルリビタキ メボソムシクイ ウソ ヒガラ等

2019-07-30 | 関東地方
ホシガラス 富士山奥庭にて

7月30日富士山奥庭山荘にて: 初体験となる富士山の奥庭山荘の水場にYBツアーで出かけて来ました。幸い?真夏の良い天気に恵まれ、お目当のキクイタダキ、ホシガラスなどがお出ましになり、次々現れる水場の小鳥たちを堪能しました。
新宿西口を朝8時に出発。ガイドのNさんの鳥解説を聞きながら、順調にバスは進み、午前10時には、富士山5合目の奥庭に到着。バスを降りて、奥庭山荘に降って行きます。ルリビタキ やメボソムシクの囀りが降る様に聞こえて来て、水場への期待が膨らみます。間もなく奥庭山荘に到着すると、すでに何人ものカメラマンが陣取っていて、水場にはウソが来ています。一日を通してウソはよくやって来ました。
ペアなのか♂♀で水浴び。
針葉樹の森で盛んに鳴いても中々姿の見えないメボソムシクイですが、水場では簡単に見ることができます。
午前11時過ぎ、初めて現れたルリビタキは、なんと幼鳥。Nさんは天候不順のせいで子育てが上手くいってないのか、今年は幼鳥をあまり見ないと話されていましたが、現れてくれて、ほっと一安心です。首の周りにはもう青い羽が見えます。♂なのかもしれません。
その後少し中だるみでしたが、少し早めの昼食をいただいた後、山荘の周囲を巡る遊歩道を歩いてみました。時折上空をアマツバメが飛び交う中、ルリビタキやメボソムシクイの囀りを聴きながら進んで行きます。すると針葉樹のてっぺんで囀っているルリビタキ♂が見つかりました。
更に進むとガーガーをいうホシガラスの嗄れた声が聞こえ、近くを横切っていくので、探すと針葉樹のてっぺんに止まっていました。
山荘に戻って、水場に来たのかな?と聞いてみるとやって来てないそうでした。と、思うまもなく、事前の予告もなく、ホシガラスが登場。目の前です!
残念ながら、水浴びしないですぐに行ってしまいました。入れ替わる様にヒガラが登場。
午後1時前、ルリビタキ♀タイプ登場。中々♂成鳥は出て来ません。
メボソムシクイもよくやって来ます。
ウソ♂の水浴びシーンです。
こちらは、ウソ♀の水浴びシーン。
午後1時半、やっとルリビタキ♂成鳥が登場。綺麗です。色合いからすると少なくとも3歳、いや4歳以上でしょう。
ルリビタキは水浴びしても、上面はあまりグチョグチョになりません。羽の構造でしょうか。
午後2時過ぎ、お待ちかねのキクイタダキ登場!キクイタは水浴びするとグチョグチョになるので、水浴び前に取らなきゃダメ!と事前の注意事項はありましたが、分かっていても、素早すぎて間に合いません!撮れた時には、もうグチョグチョ!
一度現れると、次々にルリの♂成鳥がやって来ます。微妙に青色が違うので、違う個体だとわかりますが、写真は綺麗な個体だけにしておきます。選り好みが出来るくらいよくやって来ます。
水浴び後、枝で一休み。
メボソムシクイも現れると、ついつい撮ってしまいます。
キクイタダキも頻繁にやってくる様になりましたが、濡れた状態で現れるのがいるので、同じ個体がなんどもやって来ているのでしょう。やっと全身ずぶ濡れになる前の写真が撮れました。午後2時半ごろです。
午後3時前にやって来たウソ♀ですが、頭が白髪混じり。部分白化なんでしょうが、なんか親しみを感じますね。
午後3時半ごろ、日が傾いて来て、メボソムシクイの色合いも変わります。
これにて、鳥見も終了。山荘を引き払い、きつ〜い上り坂を登ってバスに乗り込み、一路新宿へ。下界とは違って、涼しい奥庭。ひっきりなしにやってくる小鳥たちを堪能した1日でした。

次回は、APNツアーで出かけた小笠原航路(8月23〜25日)での海鳥をアップする予定です。






アオバズク サンコウチョウ ヤブサメ カオグロガビチョウ ツミ オナガ等 埼玉県/東京都

2019-07-13 | 関東地方

アオバズク 埼玉県狭山市にて

7月13日〜8月4日埼玉県にて: 7月ともなると、鳥見シーズンはピークを過ぎ、さて何処に行こうかと悩みます。今年は雨続きで、流石に遠征は控え、近隣を巡って、7月でも楽しめるサンコウチョウやアオバズクを追いかけてみました。
先ずは、7月13日〜8月3日までの土日に出向いた埼玉県西部の山あいのサンコウチョウですが、今年は天候不順が主な原因ではないかと思われる繁殖活動の遅れがある様です。写真は、子育て中の♂か相手の見つからなかったあぶれ♂と思われます。というのも2羽の♂でバトルしていて、1羽は子連れ、もう1羽は未亡人と思しき♀に追っ払われていたからです。
サンコウチョウは興奮すると冠羽を上に立てるようです。本種は表情豊かで、こうすると何だか滑稽な感じです。
この写真では、冠羽を後ろになびかせ、目つきが鋭くなっています。コワモテのサンコウチョウですね。
これはスタンダードなポーズです。
しっかり冠羽が立っていますが、この時、♂2羽でバトルしていたと記憶してます。そのせいでしょう。
後ろが抜けて、枝も被らず、いい感じだったんですが、如何せん暗過ぎて、ほとんどの写真はブレブレばっかりでした。
次からは、8月になってしまった子育て中のサンコウチョウ♂ですが、少し前まであった長い2本の尾羽は抜け、首回りも随分涼しくなっていました。もう換羽が始まっているのに、まだ子育て中で、気の毒なことです。
セミ(ヒグラシ)を捉えたサンコウチョウ♀です。結構な大物と思いますが、うまく捕まえるもんですね。
羽を広げて優雅な舞をする♀です。
地面近くをチョロチョロと動く小さな鳥がいました。なんとヤブサメの幼鳥です。この辺りでヤブサメの囀りの記憶がないのですが、どうやら老化のせいで単にヤブサメの声が聞き取れてなかっただけなのかもしれません。悲しい限りです。それはそうと雛さんは本当にカワイイです。

7月15日 東京都あきる野市 秋留台公園にて: 外来種のカオグロガビチョウが繁殖しているので、一度は見ておこうと出かけてきました。時折雨が降る中、公園の中で待ってみましたが、姿も声もなし。周りは、畑が広がっているので、ひょっとして、そちらで採餌中ではないかと思い、公園から南西方向に行ってみました。すると、ビュッ、ビュッという初めて聴く大きな声がする方を見ると、いましたいました。その名の通り顔の黒いヒヨドリ大のガビチョウでした。外来種もライフリストに入れているので、自分基準のライファーです。あまりじっとはしてくれず、すぐに何処かに飛んで行きました。
この公園にもツミが繁殖していて、巣立った幼鳥が1羽見つかりました。
オナガも繁殖している様で、幼鳥の群れでした。やはりツミのいるところオナガありです。

7月21日28日埼玉県狭山市にて: さて、アオバズクですが、狭山市の2カ所の神社で繁殖し、7月の終わりのこの時期多くのバーダーが訪れます。先ずはこちらの神社ですが、なぜか、お目々をパッチリしてくれて、いかにもアオバズクらしい写真になります。ここでは無事巣立ったらしいのですが、雛さんにはお目にはかかれませんでした。
普通、お目々はこれくらいしか開けてくれないんですけどね。ペアの片割れです。
こちらは、毎年うまく巣立っている、市街地の神社ですが、今年は、2羽の雛が巣立ちました。
親1羽と雛2羽で並んでくれたのですが、もうちょっと寄って欲しかったですね。もっと短いレンズを持って行けばいいだけなんですが‥‥

最後はおまけですが、鳥が見づらいこの季節、野鳥ブロガーの方が載せている綺麗なハチに「こんな綺麗なハチがいるとは、知らなかった!」と自分のフィールドで目を凝らして探してみると、いました! ルリモンハナバチの様です。

次回は、7月30日に出かけたYBツアーの富士山奥庭での小鳥(キクイタダキ、ルリビタキ、ウソ等)とホシガラスをアップする予定です。

サンコウチョウ タマシギ 埼玉県/ オオアカゲラ メボソムシクイ 岡山県

2019-05-13 | 関東地方

サンコウチョウ♂ 埼玉県
タマシギ♀♂ 埼玉県

5月13日岡山県高梁市にて: 所用で実家に戻った際、鳥見に出かけてきました。実家から車で10分ほど山に入ったところで、夏鳥たちに会ってきました。サンコウチョウ、オオルリ、キビタキ、クロツグミなどです。定着か移動途中かはまだはっきりしませんが。
ます最初はオオアカゲラが2羽で出現、♂です。
サンコウチョウも結構います。今シーズンの初撮りです。
メボソムシクイと思います。無言だったので、断定できませんが。

5月19日埼玉県: 例年子育てがうまくいっているサンコウチョウのポイントに出かけてきました。渡ってきたばかりのこの時は、あちこち移動しますが、比較的低いところにも、時には、頭の上に出現してくれ、写真に収めることができました。しかし、6月9日現在、未だ営巣場所が見つかりません。したがって、鳴き声はするのですが、姿を簡単に見ることができません。今年は、苦戦しています。
さて、近くに来たのを写して後で見ると、口を大きく開けています。鳴いていたわけではないのですが、大口を開けて、何か滑稽な感じです。口内は蛍光色の緑色で、本当に派手な鳥です。
尾羽を広げたり、上下したりできるのはわかるのですが、この写真↓の尾羽を見ると、どう見ても、丸めているように見えます。こんなことできるんでしょうかね。逆上がりと言ってくれた方がいましたが、そんな風に見えますね。
5月26日にも出かけて、この一枚が撮れましたが、それ以後は、写真になりません。

サンコウチョウを見た後、田んぼに移動し、タマシギを探しました。といっても、カメラマンが10人近く集まっていましたので、簡単に見つかりましたが。鳥を探すより人を探せ、です。さて、行ってみると、いましたいました。しかも、ペアで、光の条件も良く、最初、休耕田の草むらの中にいましたが、餌取りでしょうか、見やすいところに出てくれ、たっぷり撮らせてくれました。
まず、♂が草の中から全身が見えるところに出てきました。
そして、2羽で出てきました。
揃って、頭かき。仲睦まじいですね。でも、2羽でいるのも、これが最後かも。一妻多夫のタマシギ♀は卵を産むとサッサッと次の♂を求めて行ってしまいますものね。
じっとしていると仲良くこちらに向かって歩いてきました。
隣の田んぼに出てきました。でも、すぐに戻ってしまいますが、またやってきます。
畔に向かって、♂が飛び上がってくれました。広げた羽の模様もなかなか渋くていいです。前方には♀がいます。
ペアで田植えの終わった田んぼに出てきました。とっぷり日が暮れるまで、くつろいでいました。
同時に何か食しています。なんでしょうね。小さなタニシだという方もいました。ジャンボタニシの駆除になればいいですけどね。


次回は、6月2日〜4日に出かけた沖縄やんばるの鳥たち、やんばる3点セットを中心にアップします。

ハシジロアビ コクガン 茨城県/トラツグミ ルリビタキ オシドリ クマタカ ニュナイスズメ シジュウカラ 埼玉県

2019-03-16 | 関東地方

ハシジロアビ

3月16日日立市会瀬漁港にて:ハシジロアビとコクガンが滞在しているという情報をいただき、駆けつけました。両種とも港内にいてくれ間近に観察することができました。ハシジロアビは嬉しいライファーです。常磐道を北に向かい午後3時前に到着すると数人のCMが漁港内でカメラを構えています。その巨体は容易に目に入ってきました。全く人を恐れる様子はなく、間近でカメラに収めることができました。




コクガンもすぐ目の前で、物怖じせず、アマモを食していました。北海道で2年前に200羽ほどの群れを見ましたが、こんなに間近には近寄れませんでした。2017年12月の北海道でのコクガンは(こちら)



続いて、2月、3月に渡って、MF近くでの野鳥達です。
2月23日埼玉県秋ヶ瀬公園にて:昨年も同じポイントに来ていたトラツグミです。やはり同じ個体でしょうか。


2月24日埼玉県狭山丘陵にて:嬉しいことにMFに久しぶりにルリビタキ♂成鳥が来てくれました。ルリ次郎と名付けた個体ですが、6年に渡って楽しませてくれた初代のルリ♂の縄張りに接するように少し北側がテリトリーのようです。地面の虫を狙って目の高さほどの枝に止まっています。


光のいたずらか足が見えなくなっています。


3月2日埼玉県ダム湖にて:ダム湖に推定200羽ほどのオシドリの群れがいました。これほどの群れを見るのはもちろん初めて、壮観です。♀を囲むように♂達がその美しい羽を見せつけているようでした。




時折驚いて飛び立ちますが、湖の別の場所に移動し、また戻ってきます。飛翔‥‥というより着水前のシーンです。



3月16日埼玉県にて:2月には多くのカメラマンが集まっていましたが、出が悪いせいか数人ほど。確かに朝から待っていましたが、中々現れてくれません。しかし、9時半頃、割と低い位置を猛禽が飛んでいるのが、目に飛び込んできました。双眼鏡で見ると間違いなくクマタカ。急いで、カメラを向けました。まだまだ遠いですが、今までで一番近いのではないかと思います。



3月17日鴻巣の川里中央公園にて:この季節になると河津桜(安行寒桜)にやって来るニュウナイスズメを撮りたくなります。満開近くなった頃に出かけてみました。皆様考えることは同じ。20人近くのCMが集まっていました。今年は、何故か♂ばかり5羽ほど。


花を加えたシーンは一枚だけ撮れました。


3月30、31日狭山丘陵にて:この季節のMFでは、桃の花が満開を迎えます。初代のルリ♂の縄張りだったので、張り付いて楽しませてもらいましたが、今年はルリビタキ♀が占拠しています。桃の木に止まってくれないかと期待しましたが、何故か止まるのは、花の終わった梅の木ばかり、仕方ないので、花がバックになるように写しました。




不思議なことに、よく見るともう1羽ルリビタキ♀がいます。でも、追っ払ったりしません。どういうことでしょうね。並んではくれませんでしたが、右後ろにいるのがお分かりでしょうか?

トサミズキの黄色い花も咲いています。やっぱり、止まってくれませんが、なんとかバックに入れ込めました。

ルリビタキは来てくれませんでしたが、シジュウカラやメジロは花を目指してきます。何故、シジュウカラ?と思いましたが、どうやら花の中に潜んでいる何かの幼虫を捕えているようです。時折、嘴に白い小さな幼虫のようなものが見えます(掲載した写真には写っていません、あしからず)。



次回は、3月21〜23日に出かけた八丈島航路と三宅島のアホウドリ、アカコッコ、オーストンヤマガラ等をアップする予定です。また、次次回には、4月6〜9日YBツアーで奄美大島に遠征してきましたので、その成果(アカヒゲ、ルリカケス、アマミヤマシギ、アマミノクロウサギ等)をアップする予定です。


オオマシコ アトリ コガラ ヤマガラ 雪の埼玉県民の森

2019-02-02 | 関東地方

オオマシコ♂

雪のオオマシコを逃すわけにいかず、雪の降った2日後の2月2日に、またまた埼玉県民の森に出かけてきました。麓では、雪は全く見えませんが、山を登っていくとだんだんと白くなり、山の上は、真っ白でした。20cmぐらいは積もっていたでしょうか。なんとか冬タイヤで無事登ることができました。8時頃到着すると、同じ目当てでしょう、久々にポイントはカメラマンで賑わっていました。先着のKさんたちが「今日はもう出ているよ!」とのことで、早速カメラを向けると、いつものオオマシコ♂♀、アトリ、ヤマガラ、コガラ、シジュウカラがひっきりなしにやってきます。雪上だけでなく、枝止まりも、雪がレフ板になって、いつもと違う写真になり、しっかり撮らせてもらいました。
まずは、早朝のオオマシコ♂です。



そして、♀。雪を蹴散らしてくれます。



雪の上のヤマガラです。

アトリが、ヤマガラを追い払おうとします。アトリが一番強いようですね。


少し時間が経って、10時頃でしょうか、今日はよくやってきます。


コガラはよく動くので、羽を広げたところを収めることができます。

ポイントを離れてうろうろしますが、雪のせいか、ルリビタキ♀を見たぐらいで、成果はなく、13時を過ぎて、またポイントに戻ってきました。午後になると、太陽は山陰に入るので、写真の感じが変わってきます。



アトリも少し色の具合が変わってきます。



午後2時半を過ぎるとさすがにカメラマンは少なくなり、オオマシコは、近くの木でくつろいだ様子になります。色の出具合も変わってきます。



♀が後方から飛んできます。



次回は、2月14〜18日に道東に遠征してきましたので、6回に分けて行程にしたがって順次アップする予定です。①鶴居村のタンチョウとエゾフクロウ。②弟子屈のシマエナガ等。③知床のシマフクロウ。④知床ネイチャークルーズのオオワシ、オジロワシ。⑤野付半島のツメナガホオジロとユキホオジロ。⑥根室の海鳥と小鳥たちを来週から、週一でお送りします。

マヒワ オオマシコ アトリ 埼玉県民の森

2019-01-26 | 関東地方

マヒワ♂

今シーズン5度目になるでしょうか。他であまり面白いところが少ないせいか埼玉県民の森によく来ています。でも、来るたびに嬉しいオオマシコ+αがあります。今回は、マヒワがタップリ撮れました。そして主役のオオマシコでも枝止まりで、くつろいで、伸びをしているシーンを収めることができました。
さて、森に到着後ポイントに向かって歩いていると少し離れたケヤマハンノキに小鳥が群れています。おっ!マヒワではないかと、そっと近づき順光側に回って待っていると来ました来ました。20羽足らずの群れでしたが、一生懸命ハンノキの実をつついていました。
先ずは、♀から。

左が♂、右が♀です。♂は顔からお腹の黄緑色が綺麗ですね。

全身がよく見える位置に来たオスを狙います。すると偶然、飛び立ってすぐそばの枝に移り、運よく飛翔を撮ることができました。





しばらく近くで実を食していましたので、タップリ、やっぱり♂中心に撮らせてもらいました。


オオマシコのポイントに着くと、カメラマンはさすがに少なくなっていました。それというのもなかなか主役が登場してこないせいでしょうか、あるいは、みなさんタップリ撮られて満足されたんでしょうか。この日は登場時間が最も遅い11時半近くでした。カラ類もなかなかやって来ず、やきもきしましたが、最初にカラ類が現れ、アトリが続いて登場すると安心して出てきました。まずは、アトリです。



そして主役のオオマシコ登場です。


今回は、しっかり枝止まりが撮れて良かったです。



枝で静かにくつろいでいるようで、見ていると伸びを始めたので、慌ててシャッターを切りました。図鑑のように、初列風切、次列風切、初列雨覆、大雨覆などがよくわかります。


そして、近くでくつろいでいた♀も伸びをしてくれ、両方撮れるという嬉しい特典付きでした。


♂♀すぐそばに並んでくれると大きく写るんですが、少し離れてツーショット!

午後は、人も少なく、鳥も落ち着いて、ゆっくり撮ることができます。


次回は、またまた県民の森のオオマシコですが、1月31日に降った雪は、麓ではほとんどなかったものの、山の上では、しっかり積もってました。そこで、翌々日の2月2日の雪とオオマシコです。誰かが、雪マシコなんて、すてきな言い方をしていました。来週道東に遠征してきますので、アップは少し遅れると思います。

ルリビタキ トモエガモ キクイタダキ ニシオジロビタキ 東京都/埼玉県 狭山丘陵

2019-01-20 | 関東地方

ルリビタキ♂成鳥

今回は、我がフィールド狭山丘陵で昨年の12月から1月の間に撮り収めた野鳥たちをアップします。
先ずは、今シーズン狭山丘陵のあちこちで会うことができたルリビタキの♂です。最初の個体は、羽に茶色味がなく、白い眉斑がまあまあ長めなので、4歳より上ではないかと思います。番号では、そっけないので、富士鷹なずびさんの命名法をお借りして、るり太郎くんと呼ばせていただきます。明るいところに出てくれるので、太陽光線が良く当たり、瑠璃色が輝きます。




次は、まだ綺麗に撮れていないので、一枚だけのアップです。少し逆光気味ですが、色は比較的綺麗です。るり太郎より少し若いような気がするので、るり次郎と呼ぶことにします。

3番目の個体は、ニシオジロビタキと一緒に出てきますが、少し茶色味があるので、一番若いと思われ、るり三郎と呼ぶことにします。


鶲続きで、先週のニシオジロビタキのポイントに翌週も出かけて、収めました。可愛いので、ついつい‥‥。







次は、小鳥続きで、今シーズン冬鳥が少ない割にあちこちで出ているキクイタダキが、狭山丘陵にも来ていました。手強い相手で、なかなかこれというのが撮れませんが、なんとかおさまってくれたものです。どうやら2羽いるようで、そのうち1羽は、黄色の冠の中に赤い羽根が見えるので、♂のようです。







最後は、狭山湖にやって来たトモエガモ9羽です。近年、狭山湖のカモは飛来数が少なくなってきているようですが、時に変わったのが入ってくれます。



次回は、今シーズン良く出かける歳玉県民の森でのマヒワとオオマシコ、アトリをアップする予定です。

ニシオジロビタキ ルリビタキ クマタカ 東京都/埼玉県

2019-01-14 | 関東地方

ニシオジロビタキ

1月12日〜14日の三連休、初日のヤマドリで気分良く、次の日もいけるかとクマタカのポイントに出かけました。なかなか出てくれませんでしたが、お昼頃やっと登場。遠かったですが‥‥‥。
成人式の14日、出かけたフィールドで会った知り合いのKさんからニシオジロビタキの情報をいただき、即日駆けつけました。幸い出ずっぱりで、久しぶりにニシオジロビタキに会うことができました。Kさんありがとうございます。
先ずは、13日のクマタカです。寒い中辛抱強く待った甲斐があり、遥か彼方でしたが、お昼頃なんとか出てくれました。


そのうち、もう1羽、多分相方が現れ、ランデブー飛行。営巣の準備でしょうか。今シーズンの繁殖を期待します。


比べると大きさが全然違うのですが、ハシブトガラスは果敢にクマタカに挑みます。

そして14日のニシオジロビタキ。上尾筒が灰色、下嘴がオレンジ、地鳴きが、ヒッ、ヒッ、ジリリリと聞こえるので、ニシオジロビタキの図鑑通りの特徴が揃っていました。さらに大雨覆の先端が白いので、幼鳥のようです。今シーズン冬鳥は少ないけれど、ニシオジロビタキはあちこちで出ているようですね。

飛び立つ寸前が写せました。風切羽がよく見えます。

よく出てくれたので、たっぷり写させてもらいました。





着地前の瞬間です。腿(すね)が白い毛に覆われて、跗しょが黒いのが良くわかります。

尾羽を上げて、特徴的なポーズを見せてくれます。

ルリビタキも現れます。まだ、羽に茶色味があり、完全な成長羽になってないので、第3回冬羽でしょうか。





次回は狭山丘陵で出会ったルリビタキやトモエガモ、なんとか写真に収まってくれたキクイタダキと追加のニシオジロビタキなどをアップする予定です。

ヤマドリ オオマシコ アトリ コガラ ヤマガラ 埼玉県

2019-01-12 | 関東地方

ヤマドリ♂

オオマシコのポイント埼玉県民の森に2019年の年が明けて、初めて登ってきました。今シーズンは相変わらず2羽と少ないけれども、散々撮ったのでもういいところですが、新たに入っていないかとか、ヤマドリに会えないかと期待して、つい足が向いてしまいます。その甲斐あって、ついに途中の林道でヤマドリに遭遇しました! おまけに飛び立っても、近くの木に止まってくれ、その上尾の長い♂でした。枝被りですがなんとか写真に収めることができました。これまで、何度か見たりホロ打ちを聞いたことはあるのですが、写真は皆無でした。ヤマドリの初撮りで、うれしい限りです。今シーズンは鳥が少ないものの幸先の良いスタートです。

枝の上は苦手なのかバランスを崩した時に羽の裏側が見えました。

さて、ポイントに着くと鳥友Kさん達のみ。どうも出現時刻が遅いのを見越して、みなさんゆっくり来るようです。しばらく、3人でやってくるカラ類や、やっと慣れてきたアトリを撮りまくっていました。
先ずはヤマガラです。

続いてアトリですが、♂の頭部も少し黒みが増してきている個体もいるようです。



コガラもよくやってきます。

ポイント近くで待機しているアトリを上から撮ると腰の白さが目立ちます。

アトリの♀を枝止まりしているところを狙います。

アトリ♂も枝止まりを。


向き合っていますが、場所争いでしょう。睨み合っている、のほうが正確でしょうか。

地面に降りたところです。角度によっては、頭部が随分黒く見えます。

ピントはドンピシャではないですが、飛び立ちです。

そんなことをしているとやっと主役の登場です。今回の登場時間は10時過ぎでした。相変わらずのオオマシコ♂♀ですが、ペアなんでしょうかね。






2羽が一枚に収まったところですが、♂にフォーカスは合わせました。




次回は、ある場所でのニシオジロビタキとルリビタキ、クマタカをアップする予定です。



オオマシコ ウソ コガラ ヤマガラ コゲラ ルリビタキ 埼玉県民の森

2018-12-15 | 関東地方

ウソ(亜種アカウソ)

3週間の間をあけて、今季3度目の埼玉県民の森に出かけてきました。相変わらずオオマシコは、♂成鳥♀成鳥の2羽のままでした。しかも東屋からでしかその姿を拝めず、昨年のような天然の実を啄むシーンにお目にかかれません。アトリは飛び回っていましたが、マヒワは見る事ができず、相変わらずの鳥たちの状況でした。
さて、7時半ごろ到着すると既にCMが20人近く待機しています。6時過ぎからきているという鳥友のKさんからは、「今日はまだ」との事。ではとしばらく待っていましたが、何もやってきません。ただ待っていてもつまらないので、散策する事にしました。すると、今年は、リョウブの実が豊作なのか、前回と同じ木にウソがたくさんいました。9羽ほどは居たでしょうか、黙々と実を啄んでいます。今年は、お腹の赤いのがよく目立つ♂2羽がやっぱりいます。結構赤くて、喉とお腹の境界線がはっきりしないぐらいです。個体差なのか、それとも成鳥か若かの違いなのでしょうかね。とにかく、目線の高さで撮れるので、嬉しい限りです。


背中の方をよく見ると少し赤味が見えます。ここまで赤くなるようです。

群には、♀もちゃんと混じっています。

全体を写すのは難しいのですが、可能な限りの数が入るように写してみました。群の様子はこんな感じです。

暫くウソに遊んでもらった後、東屋に戻っても相変わらず、オオマシコは出てくる様子がありません。また散策して少し森の下の方に降りて行きましたが、目に入るのはウソばかり、やっぱり今シーズンは鳥が少ないです。そして11時過ぎになって東屋に戻ってみると、みなさんカメラを構えています。おっ!ついに出たかと行ってみると木の上でオオマシコ♀が待機していました。

しばらく様子を見ていましたが、やっと降りてくると♂も降りてきました。




やっと出てくれましたが、何時ごろ出てくるのか本当に気まぐれですね。それに今年は、天然の実をどこで食しているのかさっぱり見つかりません。道からかなり離れたところなのかもしれません。今日も一応収めることができたので、一安心してまた、散策に出かけると管理棟の餌台にカラ類が来ています。コガラとヤマガラを収める事にしましたが、チョロチョロして大変。


ヤマガラの正面顏は何かひょうきんな感じです。

オオマシコは、この日13時半にも出たようですが、見逃して、14時すぐにそろそろCMも少ないだろうと東屋に戻ると、さすがにまだ、何人か残っていて、独占というわけにはいきませんでした。そして待つ事1時間半、15時半になって、例によってひっそりと戻って来ていました。さすがに日も暮れかけようとしているので、光が足らず、ちょっとくすんだ色になりましたが、それはそれで、渋い赤紫もまたいいね!ということにして、知り合いのSさん共々数人でしっかり収めさせてもらいました。









さすがにこれでおしまいにして帰ろうとすると、ウルシかヌルデの実でしょうか、ルリビタキやコゲラが来ていたので、パチリ。

ルリビタキ♀タイプは写真が今ひとつだったので、翌日狭山で納めた写真を載せました。

という事で、2018年のブログへのアップはこれが最後です。次回は、今シーズンの鳥がが少ないのと3連休に風邪で寝込んで鳥見に行けなかったのを言い訳にして、2018年の総集編をアップしようかと考えています。ライファーシリーズと自選作品の予定です。では、ブログを訪問いただいた皆様、ありがとうございました。2019年、良いお年をお迎えください。

オオマシコ アトリ ウソ ルリビタキ コガラ ヤマガラ 埼玉県

2018-11-24 | 関東地方

オオマシコ

11月24日オオマシコ、今シーズンもいつもの森にちゃんとやって来てくれました。前日に鳥友Kさんより、「入っているよ!」との連絡があり、早速駆けつけました。ポイントに着くと既に10名ほどのCM。何人かの知り合いが先着しており、「遅いよ。さっき出たばっかり」とのことなので、しばらくは出ないだろうとたかをくくり、近くを散策しました。すると、嬉しいことにリョウブの実に、お決まりのウソが何羽か来ています。今シーズンの初物として、ウソ(亜種アカウソ)♂を早速収めることができました。

後ろの個体ですが、お腹が結構赤い♂でした。

近くには、ルリビタキ。♀タイプですが、青が濃く、脇の橙色も濃いので、若い♂かもしれません。

偶然、実を食べようとホバリングしているところが撮れました。

そろそろオオマシコが出る頃かなと、ポイントに戻ると、「また、外れ!今し方まで来ていたよ。しかも赤い実のついたナナカマドに止まっていたよ!」なんてことでしょう(涙) 悲嘆にくれながらしばらく待っていると、来ました来ました。今季初撮りです。♂成鳥と♀成鳥の2羽だけのようです。でも、ナナカマドには二度と止まってくれませんでしたが‥‥‥、

暖冬のせいか、お山には、まだ紅葉が残っています。バックが秋色で、晩秋ならではのシーンになりました。



体に赤みがあり、額や喉に銀白色が見えないので、♀の成鳥ではないかと思います。


午前中に何度か出てくれたので、近くをウロウロしてみることにしました。すると蓑虫のような、ホップのような面白い形の実のなった木にヤマガラ、コガラやシジュウカラが来ています。何の実だろうと、帰宅後、樹木にも詳しいTさんに問い合わせると、「クマシデ!」との返答。ネットで画像を見てみると鳥が来ている写真が結構ありました。わりと人気みたいです。Tさんありがとうございます。
カラ類たちはホバリングしながら採食しているので、なんとか撮ってやろうと思いましたが、やっぱり腕が追いつきません。やっとヤマガラを撮れましたが、今ひとつ。

コガラも結構来ていました。

よく見ると静かに食べている鳥がいます。アトリです。あんまり食べるところがあるように見えないのですが、美味しいんでしょうかね。


午後2時を回って、ポイントに戻ってみると、もはや、残っているのは、Sさんのみでしたが、すぐに帰られたので、一人で待つことにしました。しばらくすると、気配がするので、探してみるとやっぱり、オオマシコがこっそり戻ってきていました。独占状態でしっかり収めさせてもらいました。





なんとか今シーズンもオオマシコに出会うことができましたが、まだ、2羽のみ。やはり今シーズンは寂しい状況ですが、これから、寒くなって数は増えるのでしょうか、気になるところです。次回は、長野県に遠征してきましたが、おめあての鳥たちは少なく、ちょっと寂しいアップになります。

クマタカ ノビタキ ミサゴ ヒバリ ハジロカイツブリ ジョウビタキ オオタカ メジロ ハイタカ等 埼玉県

2018-11-10 | 関東地方

クマタカ

9月の終わりから、10月21日まで、遠征続きで、近隣の渡り鳥たちをじっくり観察できていませんでしたが、10月14日から11月23日までの間に細々と撮り貯めた主に埼玉県の鳥たちです。
MFの狭山湖に秋には必ず顔を見せてくれるノビタキ、今シーズンは、10月14日のこの一枚だけです。うまくセイタカアワダチソウに止まってくれました。♂のようです。

同じく10月27日の狭山湖でのミサゴです。このころは、貯水量が少なかったせいか、比較的岸近くで、魚を狙っていました。うまく着水&捕食シーンを撮られた方もいらっしゃいました。これらの写真は、上空で、獲物を狙いながら、急降下する直前のシーンです。




湖面を見ると渡ってきたばかりのハジロカイツブリの群れがいました。ハジロカイツブリのみで、これだけの数が集まっているのは、渡ってきた直後のみのようです。

湖面に続く堤防を見ているとすぐ近くにヒバリ。ちょっと図鑑っぽく写ったので、載せてみました。

11月10日は前日まで、イマイチだった天気が良くなったので、クマタカのポイントに出向いてみました。朝からかなりの数のカメラマンが見守っていました。運のいいことに到着後間もなく、上空を飛んでくれました。距離は、500m以上ありそうで、かなり拡大しています。






冬鳥のジョウビタキ、10月にはやってきていましたが、11月11日今季初めて狭山湖でカメラに収めました。東屋近くは♀の縄張りのようです。でも♀はなんか可愛いです。


そんな時、ふと上空を見るとオオタカが舞っていました。湖の水量が多いせいか、最近は、オオタカの狩りが見られず残念なことです。

11月18日都内の某公園を回っていると、ハナミズキの赤い実にメジロが来ていました。すぐ目の前だったので、収めさせてもらいました。メジロを間近で見ると目が結構きついです。


11月23日秋ヶ瀬公園を成果もなく、ウロウロ歩いていると、なんと目の前にハイタカが飛んで来て、枝に止まりました。ひょっとするとハイタカの枝どまりの写真は初めてかもしれません。

次回は、11月24日に今季もやってきてくれたオオマシコ♂♀とウソ、アトリ、カラ類等をアップする予定です。






オオグンカンドリ 九十九里町/ツツドリ セッカ 狭山丘陵

2018-09-17 | 関東地方

いきなりその巨体のシルエットが目の前に。迷鳥のオオグンカンドリです。2週間も居ついているという三番瀬で逃したライファーを求めて、9月17日に片貝漁港に行って来ました。到着して車を降りると前方にカメラの砲列が並んでいます。見上げるとアンテナ鉄塔の上にその巨鳥2羽が羽を休めています。長いくちばしに白い頭、紛れもなくオオグンカンドリの若鳥でした。



到着直後は、青空でしたが、急に雲に覆われたなーと思っていると、いきなり2羽で飛び出し、見ると既に魚を捕まえています。

もう1羽も巧みに水面に浮かんできたであろう魚をその長いくちばしでとらえます。

そして、しばらく飛び回ってくれます。

ウミネコと並んでみるとその大きさがよくわかります。翼を広げると2mにもなるのに軽々と飛び回ります。

そして、お気に入りのアンテナ鉄塔に戻って、同じ位置に並ぶようです。お腹側から写してみました。

待つこと1時間、お腹が空いたのか、いきなり飛び立ち、海面近くを飛びます。


そうして、また水面に浮かんできた細長い魚を捕まえます。ところが、持ち替えようとしたのか、落としてしまいました。



休憩場所に戻って来る直前に尾羽も広げて減速。止まるのは得意ではないようで、何度も失敗します。

近くを飛ぶと超望遠では、はみ出してしまいます。ズームで引き気味にして、雲を入れてみました。

再び青空が出て、気持ちよさそうに大空を舞ってくれます。時に頭の上を通過したり、かなり上空まで帆翔したりとたっぷり楽しませてもらいました。20日時点でまだいるようで、エサも豊富なので、しばらくいるのかもしれません。





さて、所かわって狭山丘陵ですが、近年、やってくるツツドリの減少が著しい。9月2日に1羽見かけただけです。雨の上がった直後でしたが、乾かしているのでしょうか、羽を広げています。


湖の堤防に何か来てないかと探してみますが、見つかるのは、飛び回るセッカのみ。どうも降り立つポイントがあるようなので、近くで待っていると来ました来ました。考えてみると10mより間近で撮ったのは初めてかもしれません。9月2日は、小雨が時折降るせいか、湖には誰もいません。独り占めで、雨も一緒に写しこんでみました。




そして、翌週には、撮りたかった股開きのポーズを収めることができました。

翌々週の16日もセッカのみ。やっぱりポイントに降り立ってくれるので、間近に撮ることができました。

次回は、22日から遠征予定の乗鞍、白樺峠の成果をアップしたいと思っていますが、野暮用で、岡山の実家に戻らなくてはならないので、2週間後になるかもしれません。