ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

オオマシコ アトリ ウソ ルリビタキ コガラ ヤマガラ 埼玉県

2018-11-24 | 関東地方

オオマシコ

11月24日オオマシコ、今シーズンもいつもの森にちゃんとやって来てくれました。前日に鳥友Kさんより、「入っているよ!」との連絡があり、早速駆けつけました。ポイントに着くと既に10名ほどのCM。何人かの知り合いが先着しており、「遅いよ。さっき出たばっかり」とのことなので、しばらくは出ないだろうとたかをくくり、近くを散策しました。すると、嬉しいことにリョウブの実に、お決まりのウソが何羽か来ています。今シーズンの初物として、ウソ(亜種アカウソ)♂を早速収めることができました。

後ろの個体ですが、お腹が結構赤い♂でした。

近くには、ルリビタキ。♀タイプですが、青が濃く、脇の橙色も濃いので、若い♂かもしれません。

偶然、実を食べようとホバリングしているところが撮れました。

そろそろオオマシコが出る頃かなと、ポイントに戻ると、「また、外れ!今し方まで来ていたよ。しかも赤い実のついたナナカマドに止まっていたよ!」なんてことでしょう(涙) 悲嘆にくれながらしばらく待っていると、来ました来ました。今季初撮りです。♂成鳥と♀成鳥の2羽だけのようです。でも、ナナカマドには二度と止まってくれませんでしたが‥‥‥、

暖冬のせいか、お山には、まだ紅葉が残っています。バックが秋色で、晩秋ならではのシーンになりました。



体に赤みがあり、額や喉に銀白色が見えないので、♀の成鳥ではないかと思います。


午前中に何度か出てくれたので、近くをウロウロしてみることにしました。すると蓑虫のような、ホップのような面白い形の実のなった木にヤマガラ、コガラやシジュウカラが来ています。何の実だろうと、帰宅後、樹木にも詳しいTさんに問い合わせると、「クマシデ!」との返答。ネットで画像を見てみると鳥が来ている写真が結構ありました。わりと人気みたいです。Tさんありがとうございます。
カラ類たちはホバリングしながら採食しているので、なんとか撮ってやろうと思いましたが、やっぱり腕が追いつきません。やっとヤマガラを撮れましたが、今ひとつ。

コガラも結構来ていました。

よく見ると静かに食べている鳥がいます。アトリです。あんまり食べるところがあるように見えないのですが、美味しいんでしょうかね。


午後2時を回って、ポイントに戻ってみると、もはや、残っているのは、Sさんのみでしたが、すぐに帰られたので、一人で待つことにしました。しばらくすると、気配がするので、探してみるとやっぱり、オオマシコがこっそり戻ってきていました。独占状態でしっかり収めさせてもらいました。





なんとか今シーズンもオオマシコに出会うことができましたが、まだ、2羽のみ。やはり今シーズンは寂しい状況ですが、これから、寒くなって数は増えるのでしょうか、気になるところです。次回は、長野県に遠征してきましたが、おめあての鳥たちは少なく、ちょっと寂しいアップになります。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿