流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

アニメ雑記 7/20 を語る

2007-07-20 23:22:59 | ■アニメレビューとか
●「BAMBOO BLADE」今秋TVアニメ化決定!
http://d.hatena.ne.jp/moonphase/20070719#p1
ASTAの新作。詳しくはリンク先参照。
監督:斉藤久 脚本:倉田英之 メインアニメーター:植田洋一 ってのが凄い。
ASTAは全体的に安定してるしレベルも高めなんで、じみ~に期待してます。

●スカイガールズ 3話
2話を見逃してもうどうでもいいかなぁ、と思ってましたが結構面白かった。
JCらしい色彩なんか目を引くなぁ。全体的にエロッちいカット以外に興味は惹かれなかったけど。
今後は空中戦も多そうで、面白くなりそう。3DCGもいい具合に馴染んでみえるし、期待。

●秒速5センチメートル
感想としては『空のむこう、約束の場所』の延長と位置づけてもいいかなぁと思った。『空のむこう』の時見終わった後に『この2人絶対上手くいかねーだろうなぁ』と思ったんで、この作品はそれを描いてくれたかなぁ、とか最初思いました。

男が女に裏切られる、と聞かされていたけど、『男は夢を、女は現実を』というのがこの映画を見終わったときの感想。男は最初のキスの時に、彼女と繋がってるという実感だけで自分の世界を構築していったけど、女はそんな夢を置き去りに進んでいった話、と思った。

個人的に好きなのが2部なんだけど、2部っていうのは片思いの女の子が男の子の夢についていけないということを明確にした話なんだと思った。例えば、岡の上で進路希望調査の紙を紙飛行機に飛ばすシーン。男の子はあの時点で思い描いてる夢がある。夢というか願望というか。昔の女と繋がっていられると思って描いた夢をずっと持ってる。だけど、紙飛行機を投げた本人は未来のビジョンがない。明確なもの、掴みたいものがない。欲しいのは今、満たされること。ロケットの打ち上げを見上げながら彼が遠くなると感じてるのは、未来を見られているかどうか、ということなんじゃないかと思う。彼女には姉から教えてもらったサーフィンしか、今持てるものがない。そうやって間誤付いてる自分と、自分の望みを不確かなながらも持ち続けてる男に距離感を感じている、付け入る隙が無いと思い知る。彼女は自分の未来と同時に現在をも同時に失ってしまった瞬間なんですよね。あの紙飛行機は。あとロケットで察したのは自分とは違う目でロケットを見つめる目だったのかもしれない。宇宙に憧れてる男に近づけるはずがない、と感じたのかもしれない。自分には彼と見る未来がもてないことの悲しみ、というのを置いてるのは明里と対極的なんじゃないかなぁ、と思った。

個人的に岡の上でのやり取りは気に入ってる。風が吹いたりやんだりのSEとか草木を揺らす画面が個人的にはお気に入り。紙飛行機を飛ばしてしまうことで開いた距離が、後にロケットシーンのように大きな距離感になってしまう切なさを含むことを考えると個人的には味わい深い。
あとコンビニのレイアウトとか。新海作品はああいうレイアウトをとってこれるところが凄いわ。
3部は男の思い描いた夢から離れた女との別れってことだと思う。彼はずっと彼女とのキスが全てを繋ぎとめていてくれると信じていたら、そんなのでずっと待ってろって無理、と男の望みを裏切る。彼女は手紙が運んでくるモノより即物的な、お互いを感じ続けれるようなものが欲しかったんじゃないかと思う。その辺相手側の描写があんまりないんで妄想だけど。でも男の独りよがりな願望で人一人を縛りつけようってのが無理な話で、大人になればそれは加速度的に増していく。物語がどんどん加速するように見ていて感じたんだけど、そうした心境の変化を描いていかなければならないから速く感じるのかなぁ、と思った。

あとなんで『男の夢』っていうかと言うと、2部の女の子も明里も結局のところ、貴樹の願望に振り回されてるから。それを夢ってとりあえず言ってます。もし、2部の女の子が貴樹と同じ土俵に立てることができたら先は違ったかもしれない。もし明里と無理をしてでも貴樹が会いに行っていたら、それか夢を捨てられれば違う結果があったかもしれない。だけど、男は思い描いた夢をずっと保存し続けた。それが結果的に全員の重石になってる。そこが今作の注目するところかなぁ、って思うんですよねぇ。具体的にロケットや妄想の世界の背景が貴樹の夢を指し示してるとも思いました。そうした夢、もしくは妄想が全部をダメにしてしまった、ということなんじゃないかと。
まあ、普通に時間、距離的な要因というものの方が強い気がしますが。

1回見ただけなんで勘違いを含むかもしれませんが感想。タイトルの意味を探り出す作業もせずに投げてしまった感じがするけど、正直今の自分では読み取れない部分というか言語化できない感じ。それは書いてる感想全般に言えることだけど。もう少し練れるように頑張りたいです(笑)
というか、もっと精神的に落ち着けるといいんだけど。最近無駄な重圧で押しつぶされそうです。
まあ、とりあえず新海誠のインタビューでも読むか・・・。

あと新海誠はこれから何を描くのか気になる。遠距離恋愛を扱った作品が多いけど、それをどこまで続けるの?この作品が私が感じたとおり『空のむこう』の延長なら、今度はそれをさらに延長したもの描くの?と今後の新海誠がどんな作品を出すのか興味が湧く。

クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険 を語る

2007-07-19 00:14:04 | ■シンエイ動画
見終わった。
思っていたより熱いアニメだったということを改めて思い知らされました。
本郷監督時代が個人的にはクレしんで一番良かったなー。
アバン。王子が姫を助ける物語。ここで王子様がお姫様を助ける王道物語と熱血をオカマ魔女が排除してるのがここの面白いところ。熱血はいらない、王道はいらない。変なのがいいんだ、ヘンダーランド。幼稚園でませてる子供が王道を否定的に捕らえるというオカマ魔女的な思考をしてる。この子供がオカマ的思考をしてるっていうのはちょっと怖い。というか嫌なつなげ方。この辺狙ってるよなぁ。この物語はしんのすけの成長話でもあるけど、オカマ的思考、つまり王道を否定的に捉える人たちへのアンチテーゼになってると思う。中盤のVSス・ノーマン、終盤のVSオカマ魔女を見るとそれが伝わってくる。

VSス・ノーマン。ここはしんのすけが始めて仲間を手に入れるシーンでもあって中々興味深い。ただ、秘密を共有できるような相手ではないけど勇気を貰える仲間ができた、という位置づけとしては面白い。熱いヒーロー達はいつだって子供の味方。
ここのシーンでいいのは、作戦を伝えてないぶりぶりざえもんのために叫ぶところとか、作戦をわかりやすく伝えてるところとかかな。あと『幼稚園のトイレ』からしんのすけが思いついた作戦なんだけど、その上をいくスノーマンというのがクールで知的。でもそれを『知恵』でなく『熱さ』で倒すというのが、アバンで否定された『熱いはオカマ(彼等の思考は熱い<クール)に負ける』というものを覆してていい。そうした話の組み立て方がいいなぁと思いました。

VSオカマ魔女なんてもう本当に熱さだけで勝ってるし(笑)
ハートの強さで勝つ!なんという王道。思えば最初のトランプの設定からしてそういう話なんですよね。ただ中盤はやはり恐怖演出が目立つので熱いというのが目立ち難い。それは物語は冷めたもの、クールなものとしたいオカマ魔女がかけた魔法だったのかもしれない、とか思うとちょっと面白いですよね。

ババ抜き。ここの雰囲気作りが素晴らしい。ババを引いたら負けってのが、ロシアンルーレットになったみたい。それが特に強調されてるのがひろしの二者択一、自問自答シーン。ここの生死を分かつことのようなことに対する精神的なプレッシャー、それに呼応するかのような汗と疲労。この状況に動じず頑なに佇む敵。そして精神を蝕む命を懸けたギャンブルに勝った開放感。ここに男の生き様、命の熱さをビンビン感じます。ここはオカマの言うクールな思考が本来は求められるのかもしれない。だが精神を熱く燃やし勝利を掴む瞬間というのはこみ上げるものがある。冷静より熱血。

そしてこの作品一番の見せ場の追いかけっこ。魔法ではなく肉体で熱さを表現してるのに味がある。クールが好きなオカマもこの時ばかりは熱い。命(ハート)が関わると人は熱くなるということか。トランプまではジョーカーは自分達が持ってたからどうでもいいんですよね。でもここは命が掛かってる。物語は結果的に『生きたいなら熱くなるべき』というところに落ち着く。クールに世の中を見つめるより熱く生きようって言う子供にわかりやすいテーマ。まあ、テーマはあくまで子供向けの命題の中に入ってるだけでやりたいことではないと思いますが。
●しんのすけとトッペママペット

このアニメ中盤のキモは『孤独なしんのすけ』だと思うんですが、それを支える人をしんのすけの傍に置かないのがこのアニメの面白いところ。トッペマが風呂場に現れてから、恐怖に怯えながらも預からせられてしまったトランプ。友人達と過ごす間も、家族と過ごす間も思うのはトッペマのこと、という演出がなかなかくる。トッペマの歌をBGMで使ってるのがにくい演出。しんのすけは一人でトランプを守らなければならない。その孤独感を出してる所が好きなんだよなぁ。

ス・ノーマンのところでじわじわとしんのすけを追い詰めていくところとか上手い。あおりなどカメラワーク、BGMで場を演出する技法が光ってる。ここでも誰もしんのすけの味方、心の支えになってくれる人がいない。トランプでヒーローは呼び出せるけど、孤独を埋めるような仲間をしんのすけの傍に最後まで置かなかったのは果たして良かったのか。トッペマがその役割を果たしていたかと言えばそうでもない。むしろトッペマはしんのすけを追い詰めてしまった方だし。この作品で勿体無いのはしんのすけの成長という名目で、しんのすけの孤独が開放されるシーンを作ってやれなかったことなんじゃないかと思った。曖昧なんだよなぁ、その辺りが。

トッペマもいい味だしてるんですけどね。特に戦いで傷ついてからの『トッペママペット!トッペママペット!!トッペママペット!!!』が個人的にくるね。トッペマの歌の『私はトッペマ あなたの僕』にかかってくるようで。トッペマは最後の方まで結局しんのすけの役に立てなかったわけですし。そういう中で最後にしんのすけの両親を助けたのはトッペマだった、という展開はやっぱりいい。


正直、トッペマ関連はもっと突っ込めると思ったんですが、ここで終了。
うーん、書き足りないけど、今の自分ではこれで手一杯です・・・。
自分が消化できる言い回しが思いつかないというか。

School Days 3話 を語る

2007-07-18 02:46:57 | <School Days>
『期間限定抹茶タップリ白玉餡蜜 ドリンクはアイスコーヒー 無糖』
刹那はよくわかってらっしゃる。今後は苦い展開が続きそう。

引きのセリフがキテルなぁ。惨劇の場面をCMで入れてきてる辺り狙いすぎて笑えました。
今回間が持たないのかサービスなのかエロカットが多数で正直萎えたなぁ。
誠は原作に比べ少々馬鹿気味に描いてるせいかまだ許せるなぁ、
と思ってたところでこの愚痴は衝撃的かも。前回の言葉への接し方とかを踏まえると特に。

脚本:秋月ひろ  絵コンテ・演出:阿富正和  作画監督:中島美子



最初見てて『コレ誰がとったんだろう?』と思った。もし世界がとったとかそういうのだったら面白いのになーと思って確認したら腕の描き方がちょっと誠がとっているっぽい画になってる?でもこの位置でこういうの撮れるのかなぁ?とか思うんだけど・・・。一応謎にしておくけど、世界が撮ったのだったら世界は2人の思い出の世界まで隙間無く入り込んでる感じがして3人の関係の異様さを色濃くする要素にはなるかなぁ。



ベンチの位置や視線のやり取りが気になった。世界の目線を柵に沿って見ていったらEDは『我が子へ』とかになりそうかなぁとか思ってみたり。言葉の家で妹が名前のことを指摘した引きのカットとかここに似てたかなぁ。ベンチの間を開けたり違う椅子に座らせたりするのが同じ距離なのにそこに谷があるというか。今回は作画が振るってないのが残念だったなぁ。主に演出的に。



今回一番引っかかったシーン。いきなり夜空の中で少女2人を歩かせ始めて少し混乱しました。刹那が世界に疑惑を持ってるというのを出したいシーンだったと思うんですが、なんか不可思議な印象がするのはなぜだろう。気になって前後のシーンを見てみたら電灯の向きが間違ってるっぽいのを発見して萎えたり。意図を探るよりスタッフの心配をしてしまいそうです。駅のキスシーンがやったら強調されてたけど、言葉が幽霊みたいな動きしてるのでここなんなんだ、とそこも引っかかった。

EDの毎回変更は某アニメより拘りが感じられて好感触。


らき☆すた 15話 を語る

2007-07-17 06:06:55 | <らき☆すた>
脚本:岡部優子 絵コンテ・演出:高雄統子 作画監督:西屋太志

予想していたちょっと感動路線が目立ってきたかな。らき☆すたの視聴者はパロやあるあるネタが好きで見てる人が多そうだけど、この路線がどこまで展開されるか楽しみ。冒頭のライブ終了後に感傷的になってるこなたやかがみの立ち振る舞いとか『うわ~いきなり仕掛けてきたなぁ』と少しワクワクしながら見てました。その後の桜はD.C.ネタへと昇華されてしまったみたいですが(笑)

見てて原作とみなみちゃんの扱いが少々変わってるのが少し気になったかな。『みなみちゃんはクールでカッコイイ(笑)』が個人的にツボをついてくるところだったので、こう恥ずかしがられるとクール(笑)じゃなくなるよなぁ、と。その辺は京アニ側の解釈によるし個人的にどう描写されていくのか気になるので楽しみです。



OPの再現みたい。こうやってみると結構背があるなぁと感じます。
かがみだけは寒さに平気。



個人的見解で西屋作監=肉感、足、とか思ってるんで今回もしかして狙ってる?と思ったなぁ。
こなたが起き上がるトコ京アニらしい動かし方。



背景~のところでハーモニーとかギャグコメディやるにも凝ってるなぁ。
演出の方はそんなに光が好きなのかといつもの京アニ作品のように4人の会話を際立てるシーンで光入れまくったり所々で十字光入れたりと試行錯誤してる印象。いつも京アニ作品で使われる技法を多用してるところがどこか実験的だなぁ。今後はもっとこういう演出がらき☆すたでも開放的に使われるんだろうなぁ。まあ、今までも結構使ってましたけど。



今回一番気になったカット。
父親と母親の話をする直前に入れられたカット。家族の話題をオリジナル?で入れてきたということはいよいよそういう方向へ舵をとっていくというフラグなんでしょうか。2クール目に入って路線もだいぶ変わってきている印象をうけるので、今後どうなるかちょっと期待。

どうでもいいけど白石はもうやめた方がいいんじゃないかと思う。


アニメ雑記 7/16 を語る

2007-07-16 18:51:37 | ■アニメレビューとか
先日不貞寝してたら隣人の部屋から大音量でアニソンっぽい曲が流れて面白かった。大抵朝は隣人の流してる曲で目が覚めるんだけど、こんな曲も聞くんだ、と意外だった。何の曲を流してたか思い出せなくて悩んでたんだけど、舞乙の『Crystal Energy』だというのをやっと思い出した。
http://www.youtube.com/watch?v=MIiNus0kYq4
まさかこんな形でフルを聞くとは思わなかったなぁ。EDに比べると印象薄いけどいい曲だった。個人的に徐々に音量上げてるところがツボだった。サビのところとか自分も聞き入ってた。しかし、凄い音量だった。あの時間いつも俺は大学行ってるから大丈夫だと思ったのか、それとも私の部屋の物音を聞きつけて安心してあの曲を流したのか、はたまたただの栗林みな実ファンなのか。

●Bビーダマン爆外伝 2話
http://www.nicovideo.jp/watch/sm132723

作画監督:佐井鶴宮稲
原画:才木康寛 黒沢裕一 赤尾良太郎 武藤照美 山田起生 
    鎌田功 南雲公明 今掛勇 田中良 西尾彰子

懐かしみながらダラダラ見てます。桑島少年ボイスが良い。中盤のVS黒ボン辺りのエフェクトやメカの影入れがちょこっとカッコイイ。黒ボンの大張パンチとか目立ってていいなぁ。白ボンが吹っ飛んでいくまでのところは全体でも浮いた感じ。ビー玉発射後の残像処理とか白ボン避けポーズもいい。ラスボスが黒ボンにフレアを放つところとか血のように纏わりつくエフェクトが面白かった。合体なども入ってて意外に幅広く楽しめました。この話はノリが最終話なのでそれに見合った力の入れ方という感じ。グレンラガン並に展開がはやいけど、子供向けとしては色々見せ場を用意してやるほうが退屈せず面白いのかもしれないなぁ。私もこの伝説編好きだったし。伝説編が好きすぎてこの後の物語とか最初気に入らなかったのもいい思い出。3話から始まる本編?のアイキャッチのBGMが好きだったとか色々ナツカシィ。3話以降は追崎史敏さんが原画参加してるチーム回からいい匂いがする。

●アイドルマスター XENOGLOSSIA 15話
脚本:山田靖智 絵コンテ・演出:小野学 作画監督:椛島洋介
花田脚本回以外の方が面白かったりするのはどうなんだ?整備班の方々の活躍やディティールの細かいメカなんかが見れて面白かった。きっかけとなったスタッフに割と重要そうな役回りをさせてる辺りとか考えられてる感じ。あと引きで見せるところが多くて興味深い。小野演出回は大体いい感じなんですが、突っ込んで見たことはないなぁ。隊員たちがインベルに降下して失敗する辺りとか面白い見せ方だったかなぁ。小松さんや佐々木政勝さん参加でエフェクト重厚。尖端光やデコ光がやたら多用されてるのも面白かった。そしてあの引き。今後が楽しみです。


アニメ雑記 7/14 を語る

2007-07-14 03:57:04 | ■アニメレビューとか
●モノノ怪 1話
薬売りがカッコよくてそれだけで面白いアニメですね。
部屋の壁の絵など暗喩を多用してるのが個人的に気になります。
女将が火をつけたところは思わず『う○ち!』とか思ってしまいましたよ(笑)
演出も独特で場面の切り替え方、一部カット割りがテンポよくカッコイイ。

●DARKER THAN BLACK 黒の契約者 15話
絵コンテ:五十嵐卓哉 エフェクト作画監督:五十嵐嘉一
W五十嵐。今回はいくつかのレイアウトと全体のエフェクトが目に付いた感じ。
新OPは全体的にいいですね。
どうでもいいですが、あのC.C.似のキャラは何を狙ってるんでしょうか?

●魔法少女リリカルなのはStrikerS 15話
絵コンテ:福田道生 演出:畠山茂樹 作画監督:大城勝

今回は冒頭のナカジマ姉妹のバトルから結構楽しめました。
バトル自体は大味な感じですが大きく開かれたり閉じられたりする口元などに魅力を感じます。
ギン姉がウイングロードで空に駆け上るところとかも良かったなぁ。





全体的に味のあるカットが多かった・・・ように思いました。良成さんはハヤテ、友岡さんはぽてまよと期待してた方々は離れてしまいましたが今回はなかなか楽しめました。3期は落ち着かない分各回のいいところが拾いやすく楽しみやすいかな、とか言ってみたり。



福田コンテの所為なのかなのはにしてはなかなか珍しいカット。
映りこむ雲の処理とかレイアウト取るのが大変そう。
スケジュールない~みたいな話を噂でよく聞きますが大丈夫でしょうか。



ナカジマ姉妹がこのアニメを見る活力を生み出してくれてるので今後も期待。
今回見てると、『なのは』は熱血!と言って楽しむのはやっぱちょっと違うなと思った。
あー、でも8話のスバルVSなのはさんとかみたいなのにはやっぱ期待しちゃうな。
ああいうのをもう2,3回見れたらいいなぁ。


アニメ雑記 7/13 を語る

2007-07-13 23:43:28 | ■アニメレビューとか
●おおきく振りかぶって 新ED
http://www.youtube.com/watch?v=COiA8vcdTB0
絵コンテ・演出:山本寛 原画:SUU

フリーになっていきなりコレか。もう京アニ抜けたんなら追う必要ないなアッププーとか心にも無いことを思ってたけど、まさか水島監督作品新EDにいきなりくるとは。正体不明の苛立ちを抑えて見てみる。まあ、普通に止めEDであんまりらしさを感じないかな。最後に星空もってくるタメが半端な印象。まあ、武本さんのAIR3話を思い浮かべたからだけど。辺に凝ってない砕けた印象。今後の動向が気になる。ハルヒ2期とかけて。はてさて。あとSUUさんが誰か気になる。

●グレンラガン 15話 作鬼
http://www.gainax.co.jp/anime/gurren-lagann/c95.html
http://tempo01.blog76.fc2.com/blog-entry-45.html
グレンラガン15話の作鬼は平松パート。全部で30カットぐらいやっていたそうで。個人的に15話で特にいいと思ったところの半分くらいが平松さんのとこか。全然わからなかったなぁ。シモンの『俺のドリルだぁ!』のところぐらいしか予想してませんでした。平松さんやっぱいい~。


School Days 2話 を語る

2007-07-11 03:03:18 | <School Days>
脚本:日暮茶坊 絵コンテ:こでらかつゆき 演出:喜多幡徹

携帯電話について意識してみてたら、
携帯電話の写メでとったようなカットが多く見られておかしかった。
なんか自分が隠し撮りしてるみたいな気分だった。
喫茶店でわざわざ写メの話を入れてるし意図があるんだろうな。



なんじゃこりゃ(笑)
カメラを傾けなければならない理由でもあるのか。
原作への反発だったりするのかなぁ。
全編こういうカットが散りばめられてるのが印象的。1話はどうだったかな。



↑世界のカットを回転させるとこうなる。
携帯の待ち受け画面みたいだ(笑)
世界が言葉の胸揉むとことかもう逆さになってるし。



相談のやり取りはほとんどが筆談。
ケータイについて原作者だったかのインタビュー記事があったと思うんだけど読んでなかったなぁ。
言葉を交わさないことから生じるすれ違い、というのを強調したいのでしょうか。
何かしらのBADENDは約束されてるようですが、オリジナル展開とかになるのかしらん?


アニメ雑記 7/10 を語る

2007-07-10 23:52:54 | ■アニメレビューとか
オトナアニメのヤマカンインタビュー読んできた。金欠気味なんで買わなかった。個人的にはそんなに面白い内容でないかなぁ(藤子先生のファンだったというのは始めて知ったけど)と思ったので買うの食傷気味だけど。次回に続くインタビューに期待。あとアニメ誌でスタッフチェックしてたら武本&山本コンテ三好演出多田作監という京アニの全力投球のような回があることが判明。三好さんがコンテやらずに演出だけってのは始めてのパターンかな?かなりレアな回になりそうです。
他の記事でチェックしたのは三条さんのインタビューぐらいかな。電脳コイルはこの間感想書いてた話数以来見てなかったり。理由は単純に録画ミスりまくったから。再放送待ちor実家かえって弟に見せてもらう予定。弟曰く『コイルは普通に面白い。らき☆すたは滑ってて微妙』らしい。

●もえたん 1話



もえたん原作実は持ってたりするんですがこういう内容のアニメになったか。なんかやり過ぎ感が漂うけど某魔法少女アニメに比べるとずっといいので結構期待してます。川口監督は以前ハヤテの暴走回で黒板ネタっぽいことをしていましたが、もえたんでもやってくれました。ハヤテはなんだかんだで作画は安定してるのでコチラもそういう風に進んでくれれば幸いです。

他の新番はどうもイマイチピンとこない感じ。面白いんだけど。
ほとんどがロリエロ成分を含んでるのがちょっと痛々しいというか。
まあ、楽しめてるのでどうも良かったりするんですけどね。


らき☆すた 14話 を語る

2007-07-10 03:14:06 | <らき☆すた>


月曜深夜はもえたんらきすたドロップスと見事なロリアニメラインアップ。
今回からゆたか&みなみちゃん登場。
受かる受かってないの話のトコ、ゆたかの声優さんがいい味出しててかわいかった。
みなみちゃんは少々マンネリ気味。
あと原作に付け加えられた演出で『バス停の前』で今日は家の車だから~を言わせたところって、
いつもはバス乗ってくるよって話として受け取っていいんだろうか。

脚本:荒谷朋恵
絵コンテ・演出:三好一郎 作画監督:門脇聡
原画:紫藤晃由 山田尚子 松尾祐輔


三好さんは完全にローテに入ってるのね。そして3人原画。8話で金田光や○ホッペなどがあって気になってたんですが、今回も後半それに似た感じのところがあったので8話と被ってるこの中の誰かの可能性が高いように思います。うーん、個人的な予想ですが松尾さんなんでしょうか?



三好さんの演出回にしては珍しいカットが多く見られた気がします。冒頭からいきなり真上からのカット、それに車内でバックミラーを弄ったりと面白い構図などが多かったです。文字演出なんかも目立ってましたね。原作のゆたかとみなみの描写は飛び飛びだったんで文字を使ってまとめたのかなぁ。やるなら徹底的にと湯呑みに『平常心』と書いてみたりとこなたたちの心情を文字で代弁してるのは面白かったです。
あと目がいくのが柊家がテレビを見てるところですね。あそこの表現をどう言えばいいのかちょっと言葉が出てこないんですが詰め寄っていくところが息苦しくて思わず息を呑んでしまうような勢いが。テレビネタが多いのは団欒の醍醐味がテレビにあるからなんだろうなぁ。この辺冒頭の車のカットに似てるような。全体的にひとつ目立ったところを作らず要素を散りばめているのがまとまりあって良かったかなと思った。どうでもいいけど、らき☆すたはオタクのコミュニケーションの取り方の話なんじゃねーかと最近思った。思っただけ。



ハレハレで劇終。次回からのEDはどうなることやら。
次回のサブタイトルが意味深な感じでやらしいわ。