10話。
いやぁホント見てて楽しいアニメですね。
内容もバトルバトルの連続で盛り上がってきてますし。
アデーレのエフェクトっぽい髪の揺らぎ見るとこういうの狙ってるのかなという気分になる。
しかし声も相成ってかなんか引っ掛かりを作るキャラになってる感じ。
武蔵さんの戦う姿も見れて良かったな。
戦艦の砲撃打ち落とすあたりのエフェクトなんかも良かったし、
流れるような手先の動きがいいですね。
グッとくるわけではないけど流れるようにカッコいい絵が続く楽しさ。
浅間が弓を引くシークエンスなんかはロボットアニメの文法で良かったな。
足場固定したときに地面が割れる演出なんかを挟むのとか、
こういうリアリティの出し方にはニヤニヤしちゃう。
引きで見せれば見えない絵になるし見せてもなんてことのないものになるけど、
ちょっとしたところを狙って見せるその力の反動というか、
そういうので今の浅間の力を見せてくれてていいよねぇというか。
魔女VS武神。
魔女さんたちの変身シーンが当然のように入ってきてて楽しい。
放棄の強化外装みたいのの装着シーンも見事。
ヴァイスフローレンの合体シーンなんかはアングルがかっこ良くてグッと来たなぁ。
こういうところがイチイチカッコいいんで流石サンライズだなぁと感心するばかり。
金入れて戦てるのを見るとゲーセン的なバトル、
STGっぽさを感じ取ってしまうような。元ネタがその辺なのかなぁ。
自分が思い出す絵はヤマモトヨーコの魔女版って感じ。OPでいつも入れてるし。
今回は武神もまた一段とかっこ良かったな。
戦艦から落下してブースターで体制整えて発進ってシークエンスのかっこ良さ。
バトルのポーズのとらせ方も決まっててなおよし。
あとカメラ間近を掠めていくところはスカッシュというか、
手書き的なブレを意識させてるようにしてて面白かったですねぇ。
魔女たちがメカっぽいアクションをした硬質な感じなんだけど、
武神は割とその辺崩しに来てて興味深かったかなぁ、と。
サーカスっぽいアクションも楽しいけど、
どうしても奥行きが作れない平面っぽいアクションに見えてしまうかな。
まあその辺はどうでもいいか。
いやーしかしBGMがかっこ良くて惚れ惚れする。ホントに。
ガッちゃんのアクションもセリフもイチイチカッコいい。
後ろからの射撃で隙を作って、
っていう一連のアクションも武神の動きを追うカメラと、
ガッちゃんの突進を印象付けるアップとの時間を次のショットで合わせる感じで印象付けてて、
この辺は曲と合わせて何度も見返しちゃいますね。
定点っぽい客観的なカメラで墜落を見せているのも印象的だったなぁ。
我らテスタメントの導きに従うものに正義あり!
まあモブが盛り上がるシーンで、武神と同じくCGのキャラでポーズも面白いっていうのもあるんだけど、
話の展開的に魔女たちに相対するように叫ばれているものでもあるようで気になった。
武蔵の代表として戦ってる彼女らの立場と、
魔女を滅ぼすことを肯定するかのようなニュアンスがあったのかなぁ、と。
武蔵側が戦う理由っていうのはわかりやすいけど、
敵側がどういう信念で戦っているのかっていうのが出ていて、
展開も流れるように盛り上がっていて印象的なシーンだったなぁ、と。
最初テスタメントが何かわからなかったけど、聖譜のことだったのね。
武神の腰つきの動きが印象的だったな。
ちょっとしたオオバリズムを感じる。
11話。
10話の引きでネイトさんのバトル超楽しみにしてたんだけど、
思いのほか肩すかしだった。
しかしアバンはキャストを変えた5話の再演って感じだったな。
同じ青いキャラだし。
ただ5話はシリーズの中で一番気合の入った絵がきてたので、10話はちょい不満。
まあでもネイトさんの活躍見れただけで良かったかな。
服装見るとネイトのがメカに見える。こういうキャラは合うと思うし好きなんだけどねぇ。
トーリ君。
ようやくOPの意味がわかってすっきり。
ここで浅間の言葉受けたトーリが皆の前で一呼吸おいてるショットが印象的だったなぁ。
BGMが盛り上がるとこで間を作ってそれを聴かせてるのもいいし、
トーリの息遣いというか、それまでの雰囲気を変えるような覚悟を持つための間というか、
そういう間をおいてからのトーリの宣言が活きてて凄く良かったな。
もう何度もリピートして何度も涙してしまう。アデーレの返事がまた響く。
ベタなんだけど、こういうことができる作品ってやっぱ少ないんで、
こういう作品を見れることが凄くうれしい。
やっぱこうやって盛り上がるアニメって大好きです。流石僕らのサンライズ。
VSガリレオ。
バトル前のやりとりで依然ボコられた兵士ちゃんと倒してたり、
その後のバトルまでの会話を風の音を聞かせるだけでちょっとした間を作ってたり、
こういう間を作るのが好きな演出さんなのかなーとかちょっと思う。
そしてお約束になってるBGM。
このBGMが流れるシーンは無条件にリピートしてしまう。
バックでの打ち上げが開戦合図と伏線になっている絵のかっこ良さもあって好きな出だし。
しかし結構説明的なバトルでちょっとがっかりだったな。
腕の動きを追うアクションだったり、地動説を砕くエフェクトだったり、
引っ掛かりのあるような部分もあって楽しいんだけど、
どうしても後半はBGMで持たせてる感じでなぁ。
ただキャラがしっかりしてるんで雰囲気は掴みやすくて楽しいんですよね。
なんだかんだでガリレオさんはもう少し活躍が見たいキャラだったなぁ。
正純君。
牛歩戦術の足上げを大きく見せてたりしててああいうのを見れたのがよかったかな。
BGMが切れるとこでふっと笑う正純と切れる教皇と、
ああいうリズムはやっぱ楽しいですねぇ。
正純の演技がまたイチイチ楽しい。
やっぱ全体通して見てて楽しいアニメで、次回が楽しみで仕方がないですね。
自分が見たいアニメってやっぱコレなんだよー、って感じ。
個々を切り取るとBGMカッコいい以外はそこそこっていう感じなんだけど合わせ方がやっぱ良いのかなぁ。
2期もあるみたいなんで、それも期待できるようにしっかり締めて終わってほしいなぁ。
こちらこそいいもの見させていただいてありがとうございますー。
武蔵のとこ描いた者でして、エフェクト以外に見てくださる人がいてビックリしました。
ありがとうございますー