平和エッセイ

スピリチュアルな視点から平和について考える

10年前の地下鉄サリン事件の日

2005年03月19日 | Weblog
私は10年前の地下鉄サリン事件の日のことを今でもよく覚えています。

その日は私は世田谷区のMさんの白光の集会に出かけました。総武線の電車が秋葉原駅にさしかかったとき、車内放送で、「地下鉄で重大な事故が起こったようで、現在、地下鉄は動いておりません」という車内アナウンスがありました。どんな事故なのか、とくに説明もありませんでした。

午後1時半にMさんのお宅について、集会が始まったとき、集まってきた皆さんのお話によって、地下鉄で毒ガスがまかれたということがわかりました。

そのとき、ある年配のご婦人が、「実は自分の娘が毎朝、地下鉄で霞ヶ関に通っている。いつも通りの時間に家を出れば、事件にぶつかっていたはずであった。ところが、今まで一度も遅刻したことがなかったのに、不思議なことにこの日の朝に限って寝坊して遅刻してしまった。あわてて駅に駆けつけたが、もう地下鉄が動いていなかったが、おかげで事件に巻き込まれないで助かった」というお話をしました。

五井先生の『神と人間』には、守護霊さんが、肉体人間の頭脳の働きを一時的に止めて、危機を回避することがある、ということが書かれていますが、まさにそういうことが起こったわけです。

ちなみに、ご婦人自身は世界平和の祈りのメンバーですが、お嬢さんはとくに熱心な方ではないとのことでした。

日頃から世界平和の祈りを祈り、守護霊さん守護神さんに感謝していると、自分だけではなく、家族などの身近な人々も自然な形で守られるという実例を見せていただきました。

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