江本勝氏の仮説に原理的な考察を加えたために、「ウォーター・フォー・ライフ・フェスティバル」の紹介が遅れてしまいました。
今回のフェスティバルの目玉はEMの比嘉照夫さんと船井総研の船井幸雄さんでしょう。比嘉さんの講演は何度か聞いたことがありますが。船井さんは初めてでした。
江本さんと比嘉さんは、同じころに船井さんによって「本物技術」として紹介され、有名になったそうです。
〇比嘉さん
比嘉さんのお話は、年々すごくなっています。現在の科学界からは、江本さん以上の「トンデモ科学」と見なされることは確実です。
EMというのはEffective Microorganism(有用微生物)の略号ですが、微生物をうまく使えば、農業や環境浄化に役立つ、というのは、現在の科学のパラダイムでも十分に理解できます。しかし、それでさえ、比嘉さんの説には、体制科学者からは、データが精密でない、実験が粗雑、再現性がない、など、江本さんと同じような批判が加えられました。しかし、EMを使うと実際に様々な効果があることから、徐々に広がりを見せています。
今回のお話は多岐にわたりましたが、私がいちばん驚いたのは、チェルノブイリの放射能汚染が、EMによって減少している、という話です。微生物が放射能を中和するのであれば、これはたいへんなことで、人類への福音です。それどころか、放射能汚染された畑でEMを使うと、作物が通常よりもよく生育し、収穫が倍増するのだそうです。常識的にはありえない話です。比嘉さんはこれを、EMが破壊的なエネルギーを蘇生的なエネルギーに変換しているからではないか、と説明していました。つまり、作物は、天からの太陽と地からの太陽(放射能)という二つのエネルギーをもらっているので、元気いっぱいに成長するのだそうです。
また、塩害になって農作ができなくなった畑でも、EMを使うとよみがえるそうです。それどころか、海水にEMを混ぜると、海水を畑にまくことができるそうです。海水が無害化されるだけではなく、肥料にさえなるそうです。ちょっと信じられない話ですが、比嘉さんが実際にそれを行なっているわけですから、驚きです。
沖縄は台風が多いところですが、近所のビニールハウスが台風で全滅しても、EMを使用しているビニールハウスは、軽微な被害に終わるのだそうです。これも、EMが破壊的エネルギーを蘇生的エネルギーに変換しているからではないか、とのことです。
コンクリートやアスファルトにEMを入れると、耐用年数が大幅に伸びるそうです。そういう素材で建てた建物は、地震が来ても揺れが小さいそうです。道路の摩耗も減るそうです。
EMをセラミックに入れて1200度に熱しても死なないそうです。そういうセラミックを身につけていると、電磁波などの有害な波動が蘇生エネルギーに変換されるので、疲労が少ないそうです。
EMを入れた試験管と、EMを入れない試験管で実験すると、EMを入れない試験管もしばらくすると、EMを入れた試験管と同じ成分になってしまうそうです。これは、EMが結局は波動的なエネルギーを出しているからだと考えられる、とのことでした。
こんなことは、現在の科学界からはとうてい受けいれられません。まさにとんでもない話です。しかし、比嘉さんは、現在の科学界をまったく相手にしていません。実証がすべてを語る、と考えているのです。
私は比嘉さんのあげた事象を自分で見たわけではありませんので、肯定も否定もできません。しかし、これだけのことを、大勢の人の前で、スライドを映写しながら自信たっぷりにお話しするからには、それなりの裏づけがあるのだろうと思います。
〇船井さん
船井さんは最初、江本さんの『波動時代の序幕』という本に推薦文を書いて、江本さんのデビューを応援したときの話をしました。
そのころ江本さんは、まだ水の結晶写真はやっておらず、MRAという波動測定器を使っていました。波動値の低い水に船井さんが気を入れると、波動値が跳ね上がったそうです。
船井さんは最近しばらく体調が悪かったそうですが、沖縄の全館EMを使ったホテルで、「EMカプセル」に入ったら、いっぺんに元気になったそうです。
船井さんは、気というか念の強い人で、波動測定器で測定してもらうと、体調に関係なく、自分が思った数値が出てしまうとのことです。ですから、波動測定器にかかるときは、想念をゼロにしなければならないそうです。また、自分で自分に気を入れることもできないようです。
通常、気を出すためには、気功などの訓練を行なうわけですが、船井さんは、そういうことは一度もしたことがなく、持って生まれた能力で、あらゆるものに気を入れることができるとのことでした。たとえば、タバコの煙からニコチンを抜くことができるそうです。それどころか、その気になれば、日本中のタバコからニコチンを抜くことも簡単だ、と豪語していました(ぜひやってほしい・・・)。かつて、ある人に会いたくなかったとき、「彼が頭痛でも起こせばいいな」と思ったところ、その人から電話がかかってきて、「今日はひどい頭痛で会えない」とのことでした。それ以来、恐ろしくなって、否定的な念は出さないように気をつけるようになったということです。
船井さんは、波動現象には4つの原理があり、この4つで世の中は成り立っている、と述べました。
(1)同じ波動は引き合う、共鳴する。
(2)異なった波動は反発しあう、不調和になる。
(3)自分が出した波動は自分に返ってくる。
(4)優位の波動は劣位の波動をコントロールできるが、逆はできない。
船井さんは、実験として、会場のすべての人(千人以上?)に、「えい」と気合いをかけて、良い気を入れました。実に簡単なやり方で、はたしてこんなもので効果があるのだろうか、という気合いでした。良い気が入ると、体が柔らかくなり、前屈ができやすくなるのだそうです。そうなった人がかなりいたようで、あちこちで歓声が上がりました。舞台に上がった江本さんも、前屈度が大きくなりました。
ところが、私と、一緒に来ていた妻は、まるで変化がありませんでした。結局、これは(4)の原理で、数十年間世界平和の祈りを続けている私たちのほうが優位な波動なので、船井さんの気や念には影響を受けないということなのでしょう。
昔、ある行者が五井先生を念力で倒そうと念を送ったところ、五井先生は何でもなく、その行者のほうが倒れてしまった、という話を斎藤秀雄長老から聞いたことがあります。(4)の原理で、その行者の念は五井先生に影響を与えることはできず、逆に(3)の原理で自分の波動を即座に自分で受けてしまったわけです。
船井さんは、過去世でそうとう念力の修行をした人のようです。しかし、否定的な想念を出さず、その念力を誤った方向に使わなかったので、今日でも活躍しているのでしょう。念力も、自分を生かし人を生かす正しい方向に使えばよいわけです。
船井さんは、自分は思ったことがすぐそのまま実現するが、それは自分が世の中の流れを多少先に行っているからで、いずれすべての人がそうなるのだ、と言っていました。「思ったことがすぐそのまま実現する」というのは、よいようで困ったことでもあります。よいことだけ、光明思想だけで生きている人にはこんな素晴らしいことはありませんが、心が汚れている人は、つらいこと、悲惨なことがすぐ実現してしまうからです。これからは、常日頃の想念が今以上に大切な世界になるのでしょう。
今回のフェスティバルの目玉はEMの比嘉照夫さんと船井総研の船井幸雄さんでしょう。比嘉さんの講演は何度か聞いたことがありますが。船井さんは初めてでした。
江本さんと比嘉さんは、同じころに船井さんによって「本物技術」として紹介され、有名になったそうです。
〇比嘉さん
比嘉さんのお話は、年々すごくなっています。現在の科学界からは、江本さん以上の「トンデモ科学」と見なされることは確実です。
EMというのはEffective Microorganism(有用微生物)の略号ですが、微生物をうまく使えば、農業や環境浄化に役立つ、というのは、現在の科学のパラダイムでも十分に理解できます。しかし、それでさえ、比嘉さんの説には、体制科学者からは、データが精密でない、実験が粗雑、再現性がない、など、江本さんと同じような批判が加えられました。しかし、EMを使うと実際に様々な効果があることから、徐々に広がりを見せています。
今回のお話は多岐にわたりましたが、私がいちばん驚いたのは、チェルノブイリの放射能汚染が、EMによって減少している、という話です。微生物が放射能を中和するのであれば、これはたいへんなことで、人類への福音です。それどころか、放射能汚染された畑でEMを使うと、作物が通常よりもよく生育し、収穫が倍増するのだそうです。常識的にはありえない話です。比嘉さんはこれを、EMが破壊的なエネルギーを蘇生的なエネルギーに変換しているからではないか、と説明していました。つまり、作物は、天からの太陽と地からの太陽(放射能)という二つのエネルギーをもらっているので、元気いっぱいに成長するのだそうです。
また、塩害になって農作ができなくなった畑でも、EMを使うとよみがえるそうです。それどころか、海水にEMを混ぜると、海水を畑にまくことができるそうです。海水が無害化されるだけではなく、肥料にさえなるそうです。ちょっと信じられない話ですが、比嘉さんが実際にそれを行なっているわけですから、驚きです。
沖縄は台風が多いところですが、近所のビニールハウスが台風で全滅しても、EMを使用しているビニールハウスは、軽微な被害に終わるのだそうです。これも、EMが破壊的エネルギーを蘇生的エネルギーに変換しているからではないか、とのことです。
コンクリートやアスファルトにEMを入れると、耐用年数が大幅に伸びるそうです。そういう素材で建てた建物は、地震が来ても揺れが小さいそうです。道路の摩耗も減るそうです。
EMをセラミックに入れて1200度に熱しても死なないそうです。そういうセラミックを身につけていると、電磁波などの有害な波動が蘇生エネルギーに変換されるので、疲労が少ないそうです。
EMを入れた試験管と、EMを入れない試験管で実験すると、EMを入れない試験管もしばらくすると、EMを入れた試験管と同じ成分になってしまうそうです。これは、EMが結局は波動的なエネルギーを出しているからだと考えられる、とのことでした。
こんなことは、現在の科学界からはとうてい受けいれられません。まさにとんでもない話です。しかし、比嘉さんは、現在の科学界をまったく相手にしていません。実証がすべてを語る、と考えているのです。
私は比嘉さんのあげた事象を自分で見たわけではありませんので、肯定も否定もできません。しかし、これだけのことを、大勢の人の前で、スライドを映写しながら自信たっぷりにお話しするからには、それなりの裏づけがあるのだろうと思います。
〇船井さん
船井さんは最初、江本さんの『波動時代の序幕』という本に推薦文を書いて、江本さんのデビューを応援したときの話をしました。
そのころ江本さんは、まだ水の結晶写真はやっておらず、MRAという波動測定器を使っていました。波動値の低い水に船井さんが気を入れると、波動値が跳ね上がったそうです。
船井さんは最近しばらく体調が悪かったそうですが、沖縄の全館EMを使ったホテルで、「EMカプセル」に入ったら、いっぺんに元気になったそうです。
船井さんは、気というか念の強い人で、波動測定器で測定してもらうと、体調に関係なく、自分が思った数値が出てしまうとのことです。ですから、波動測定器にかかるときは、想念をゼロにしなければならないそうです。また、自分で自分に気を入れることもできないようです。
通常、気を出すためには、気功などの訓練を行なうわけですが、船井さんは、そういうことは一度もしたことがなく、持って生まれた能力で、あらゆるものに気を入れることができるとのことでした。たとえば、タバコの煙からニコチンを抜くことができるそうです。それどころか、その気になれば、日本中のタバコからニコチンを抜くことも簡単だ、と豪語していました(ぜひやってほしい・・・)。かつて、ある人に会いたくなかったとき、「彼が頭痛でも起こせばいいな」と思ったところ、その人から電話がかかってきて、「今日はひどい頭痛で会えない」とのことでした。それ以来、恐ろしくなって、否定的な念は出さないように気をつけるようになったということです。
船井さんは、波動現象には4つの原理があり、この4つで世の中は成り立っている、と述べました。
(1)同じ波動は引き合う、共鳴する。
(2)異なった波動は反発しあう、不調和になる。
(3)自分が出した波動は自分に返ってくる。
(4)優位の波動は劣位の波動をコントロールできるが、逆はできない。
船井さんは、実験として、会場のすべての人(千人以上?)に、「えい」と気合いをかけて、良い気を入れました。実に簡単なやり方で、はたしてこんなもので効果があるのだろうか、という気合いでした。良い気が入ると、体が柔らかくなり、前屈ができやすくなるのだそうです。そうなった人がかなりいたようで、あちこちで歓声が上がりました。舞台に上がった江本さんも、前屈度が大きくなりました。
ところが、私と、一緒に来ていた妻は、まるで変化がありませんでした。結局、これは(4)の原理で、数十年間世界平和の祈りを続けている私たちのほうが優位な波動なので、船井さんの気や念には影響を受けないということなのでしょう。
昔、ある行者が五井先生を念力で倒そうと念を送ったところ、五井先生は何でもなく、その行者のほうが倒れてしまった、という話を斎藤秀雄長老から聞いたことがあります。(4)の原理で、その行者の念は五井先生に影響を与えることはできず、逆に(3)の原理で自分の波動を即座に自分で受けてしまったわけです。
船井さんは、過去世でそうとう念力の修行をした人のようです。しかし、否定的な想念を出さず、その念力を誤った方向に使わなかったので、今日でも活躍しているのでしょう。念力も、自分を生かし人を生かす正しい方向に使えばよいわけです。
船井さんは、自分は思ったことがすぐそのまま実現するが、それは自分が世の中の流れを多少先に行っているからで、いずれすべての人がそうなるのだ、と言っていました。「思ったことがすぐそのまま実現する」というのは、よいようで困ったことでもあります。よいことだけ、光明思想だけで生きている人にはこんな素晴らしいことはありませんが、心が汚れている人は、つらいこと、悲惨なことがすぐ実現してしまうからです。これからは、常日頃の想念が今以上に大切な世界になるのでしょう。
精神世界のカリスマで昌美先生ともお付き合いのある方という認識でした(今回の本がでるずっと前です)。
その席で船井さんが
「チャクラを開いてあげよう」
というので取り巻いていたほぼ全ての人が開いて?もらっていました。
私は富士で昌美先生が
「皆様のチャクラは開いている」
とおっしゃっていたので(というのが理由であるとはここで言っていません)
「(私のチャクラは)開いているから、いいです」
とお断りしました。
その上何だか無防備に自分を(特に肉体以上の要素を)さらすことに自分でも思いがけず物凄い抵抗を感じたのです。
富士聖地や統一のときはおそらく魂がすっかり無防備にお任せしていることがこの経験で本当によく判りました。私は五井先生の系統なんだ・・・。
天外さんのコメントのせていただいていて、 助かりました。科学の門外漢にとって、ラズローがどう評価されているのか、外の視点も知りたかったので。
同じような関心で、平和を語り、模索する人のサイトに 励まされます。
私も 富士聖地は 友人に連れられ礼拝したことがあります。
今年は、自分にできる平和の仕事を きちんと やっていこうと、ラズローを読みながら、思いをあらたにしています。
世界人類が平和でありますように
私も色々な方にお会いしましたが、常に体が重苦しくなるだけです。それもお役目と思って会っているだけです。
世界平和の祈りのメンバーとお祈りするときがいちばん身も心も軽くすがすがしくなります。そういう本物がわかってしまうと、この世的にどんなに有名でも、そういう名前や評判にいっさい惑わされなくなります。
http://blog.goo.ne.jp/heywa/s/%C5%B7%B3%B0
の記事ですね。
天外さんは、ソニーの技術者でありながら、スピリチュアルな世界も知っているという面白い方です。
以前、彼の指導する瞑想なるものを体験したことがありますが、まあよくもなく悪くもない、という程度のものでした。
天外さんが著書でスピリチュアルな事象を啓蒙なさることはよいことですが、その道の専門家でもないのに、ほかの人を瞑想指導などしていることに、私は少し心配があります。
指導されるほうは指導する者の世界に行くわけです。それが正しい世界ならいいのですが、指導者本人の思い込みの偽りの世界なら、大勢の人を道に迷わせることになります。
ちょっと光が見えたとか、神秘現象があった程度で、霊的指導者になることほど
こわいことはありません。