凄いオールスターメンバーでイチローMVP!!

2007年07月11日 | MLB


参りました、恐れ入りました。イチロー選手おめでとう!!
ヒット3本の内1本はランニングホームランでオールスター史上初とまた彼が記録を作った。AT&Tとあって誰しも、前々からボンズのオールスターみたいなとこも感じられたが、どこ吹く風。イチローが全てを持っていった。彼のプレーは野球選手としては最高。(発言は別だが)MVPのインタビューも英語が多少なりとも出来るイチローも通訳を通して、異国の地で日本語インタビューは誇らしげに感じた。通訳を通す、これは彼の流儀らしい。
ただ当然リスペクトするのはNYYの55番。斎藤も良かったが岡島に1イニング投げて欲しかった。セットアッパーは選出されにくいし、出番も難しい。リーランド監督も岡島を誉めてはいたものの、9回にイベントの祭典は一転して手に汗握る好ゲーム。鬼軍曹からも笑みはなかった。今年もア・リーグ勝者からWSが始まることになる。来年はいよいよヤンキースタジアム開催。さあ秀さん!!実力で選ばれて、2年連続、日本人MVPと行きましょう!!

お祭りでもツマラナイホームランダービー。

2007年07月10日 | MLB


久し振りにツマラナイホームランダービー。印象に残ったのは、このスプラッシュヒット狙いのボートと燦々と輝く太陽と青空だけだった。別にイベントだし、楽しむのはいいけれど、あまり、HRバッターがいないダービーだった。確かに一流だが怪我や今季に望みをかけたいAロッド、ボンズ欠場は分かるが、特別な配慮をボンズには地元開催として欲しかった。これもルールだけれど、世間をにぎわす彼に批判的な意見は多いが、それは彼のスタイルで755号のハンク・アーロン超えは彼しかいないだろう。今のところ。どうこう言うのはいいし、別段、ボンズファンでもないがあのMLBでの世界で記録を塗り替えるのであれば、それは世間には言えない苦闘の中で彼はフィールドに立っている。オールスター常連だけに、ここは押さえてシーズンに臨む気持ちは良くわかる。それだけ「出るの?」「出ないの?」で騒がれるはやはりスターの証拠だろう。シスラーの記録を超えたイチロー。そして何といってもMLB最大のヒーローの一人ベーブ・ルースも同じNYYのマリスに抜かれたらマリスの批判は当時大きかった。しかし、記録は塗り変えられるものでバックナンバー「9」は永久欠番になっている。
まあ、あれだけのスターが居て、ゴシップがないのはおかしいが、明日のオールスターは、いろいろな演出と、そして華麗なプレーを見たい。WSに大きく響く真剣試合だけに、本当のスプラッシュヒットが見たいものだ。

MLB前半戦終了。

2007年07月09日 | MLB


今年の話題は何と言っても100憶の男「松坂大輔投手」が全米の話題となり多くの野球ファンの注目となったのは間違いない。選手やファンが彼にいろいろと配慮しつつ、彼の肝の座った精神力はこれからも開花するだろう。松坂効果もあり、ベケット、シリング(現在DL)、ウェイクフィールド、タバレスがしっかりとし、中継ぎ、パヘルボンと打力も噛み合い、全地区で圧倒的に2位との差を広げている。また岡島が驚異のセットアッパーとして信頼を勝ち取り確かに強さは認めるしかない。また面白いのはアリーグ中地区。最終的にデトロイトだとは思っているが、ここもミネソタ、ホワイトソックスが本来の力が出し切れず2強状態だ。リーランドマジックに選手が応える最も、不気味なチームと思う。西地区はいつも混戦だがマリナーズの久し振りと言っては失礼だが快進撃は続いている。無論イチローの凄さは年々増す。今日のタックル行為は、大変紳士的とは思えず、故意のプレーに見えた。ハーグローブ監督が途中退任といい場所にいながらだが、本人しか分からない苦悩があると思われ、それはチームに迷惑になる退任劇と解釈している。ただ、ここは城島に前半戦のMVPをあげたい。彼の活躍なくしてこの位置にはいないはずだ。ここは最後迄わからない地区。ポストシーズンでも西地区の勝者は強い。経験値でアナハイムか?ナリーグは何とと言ってもミルウォーキー、あのセシル・フィルダーの息子、プリンスが中核だが、スターターがそこそこで中継ぎからコデーロへの継投にあまりミスがないのがこの結果と推測したい。メッツは今年もどうやら地区Vに最も近い。ペドロがいたらと思うと・・・。西はアリーグ同様混戦だが、久し振りのドジャーブルーが名乗りを上げることに期待したい。また桑田真澄投手。本当に野球が好きで負けず、くじけず、前向きに18番がヤンキースタジアムに立った時、鳥肌がたった。貴重な場面での仕事と若手育成にまだまだMLB史上3番目の39歳70日のオールドルーキーはきっとよい仕事をしてくれるだろう。
最後に我らがヤンキース。いいたいことはあるが、ワイルドカード狙いだけはなしですよ。怪我、怪我と言っても仕方ない、前回も書いた「前より良い状態で帰ってくること」を希望する。前半戦最後の12-0のど迫力の試合と秀さんの目の覚めるまさにこれがホームラン!!は圧巻だった。一部報道ではデーモン、アブレイユらの放出が囁かれ、イチローに福留そして秀さんの日本人トリオが外野に!?とある。まあ、ないとは言い切れないが整理する選手は他にいる。今季の開幕投手に甘えはない。また、今度駄目ならファームか放出の危機もある阪神から来た投手。何か98年にリングを貰い、あの聖地にツバを吐いた男のように、性格は全く違うが嬉しいのか、悲しいのかどっぷりベンチに座って淡々としている姿がどうも好きになれない。とにかく、ゲーム差は仕方ない。これから少しずつ返して行こう!!それと選手の放出獲得はトップがやること。選手は任された仕事をキッチリとして行けば、戦力補強は他チームから見たら贅沢すぎる。とにかくオールスターブレイクでキャプテンとAロッド、そして苦しみホームを守った前半戦MVPのポサーダは夢の祭典を楽しんで(皆常連だが)後半、ワクワク、ドキドキするゲームを期待して、こんな写真が秋に見れたら嬉しいです。

松井秀決勝2ラン!!

2007年07月06日 | 松井秀喜

松井が決勝の2ランを4番として試合を決めた。しかし、このゲーム差。オールスターという真夏の夜の祭典で選手も少しの休息の時期だが、ヤンキースは到底そんなことは、微塵も思っていないだろう。なんだかんだ言ってもジーター、Aロッドは出場。スター中のスターだしこれは納得したいが、ボストンの安定した「負けない野球」に、目の前の試合を必ず勝利するという結束力が欲しい。ただ先日のAロッドが一塁に駆け抜けた瞬間に違和感があり、この松井をボスは4番に指名したが適任だと思う。ただ、やはりAロッドの今年の活躍からしてまた彼がこの位置に戻ってくることはまず、間違いないだろう。去年、今年とどうもヤンキースらしくない試合で、多くのコメント、TBを頂いたが、今は、そういう記事すら見かけなくなった。やはりスポーツだけではないが、人気商売とは言わないが、弱い、負け続けるとなればファンは離れ、TV放送すら日米に限らずなくなる。ニュースなんかもそう。でもビジネスの世界も無難にやっているとこをメディアは取り上げない。それは「つまらない」からだ。普通が一番と思うが、厳しい世界に身を置くと、そこには何かが起こる。視聴率やスポンサー契約、そして何と言っても、ケーブルTV以外なら放映権はバカにならない。放映権のことではないが以前、楽天の野村監督が「契約はあってないようなもの」と言っていた。自身も経験されているが、メジャーはその点しっかりとしているようだが、実は契約には細心の注意をはらっている。回の途中でも1回だけなら投げるというスターター。とにかくこと細かに選手と球団では、細かい契約がなされている。ただ今のヤンキースには、何が必要なのか?正直、ピッチャーも打撃も、守備もすべてである。それが出来ない戦力ではない。怪我は仕方ないとプロでは言えない。ある選手も評論家も「怪我をするのはそれまでの選手」ととても厳しい言葉を言った。それは実際にプレーをしている(してきた)選手だけに、重みがある。ただ、敢えて、怪我を肯定する発言なら、復帰を1日でも早く、そして怪我する前、以上で戻ってくることだ。今年のヤンキースはとにかく怪我人続出。それもある程度癒えている頃と信じたい。素人が見てもNYYがこのまま、地区Vする確率はとても低いのは分かっている。ただ「何が起きるか分からない」それとこれからの時期は何がなんでも、後半疲労が各チーム出て、思わぬ怪我が勝敗を左右する。これにヤンキースは仲間入りしてはならない。とにかく、最後まで諦めず応援し続ける。

PS:トライアウトから日ハムへ行き、セットアッパーとして夢のオールスター32番目の男として選出された岡島投手、おめでとう!!

世界がもし100人の村だったら~第5弾。

2007年07月01日 | 独り言
世界は広い。毎回この番組を見ると、いつも緊張してしまう。「今の生活が厳しいとか」「辛い」だろうとか助けたいと思うが、その行動は逆に安易であってはいけないのかもしれない。確かに、地下15mの穴で金を掘る、9歳のアベテイ君、戦争やテロに立ち向かう、でもそれは国、家族を守るためと言う、サーシャ君、そして前回より家族の柱として働くマニカちゃん、「弟達が学校へ行って、ちゃんとした仕事につければ私はどうなってもいいと言う」こんな幼少の子供たちがいる、でももっともっと一杯現実にはいる。募金とかは出来る、ただ、国力、経済力とかもあるが、やはり世界で生きている、というより生かされている私たち。「生きる」がテーマだったが果たしてご覧になられた方はどう思っただろう。みんな小さい頃は子供だった。きっと純粋な子供だったと思う。でも大人になると・・・

人事とは思えないが、この番組は少なくとも、私にとって数々の問いかけをしてくれた。