MLB前半戦終了。

2007年07月09日 | MLB


今年の話題は何と言っても100憶の男「松坂大輔投手」が全米の話題となり多くの野球ファンの注目となったのは間違いない。選手やファンが彼にいろいろと配慮しつつ、彼の肝の座った精神力はこれからも開花するだろう。松坂効果もあり、ベケット、シリング(現在DL)、ウェイクフィールド、タバレスがしっかりとし、中継ぎ、パヘルボンと打力も噛み合い、全地区で圧倒的に2位との差を広げている。また岡島が驚異のセットアッパーとして信頼を勝ち取り確かに強さは認めるしかない。また面白いのはアリーグ中地区。最終的にデトロイトだとは思っているが、ここもミネソタ、ホワイトソックスが本来の力が出し切れず2強状態だ。リーランドマジックに選手が応える最も、不気味なチームと思う。西地区はいつも混戦だがマリナーズの久し振りと言っては失礼だが快進撃は続いている。無論イチローの凄さは年々増す。今日のタックル行為は、大変紳士的とは思えず、故意のプレーに見えた。ハーグローブ監督が途中退任といい場所にいながらだが、本人しか分からない苦悩があると思われ、それはチームに迷惑になる退任劇と解釈している。ただ、ここは城島に前半戦のMVPをあげたい。彼の活躍なくしてこの位置にはいないはずだ。ここは最後迄わからない地区。ポストシーズンでも西地区の勝者は強い。経験値でアナハイムか?ナリーグは何とと言ってもミルウォーキー、あのセシル・フィルダーの息子、プリンスが中核だが、スターターがそこそこで中継ぎからコデーロへの継投にあまりミスがないのがこの結果と推測したい。メッツは今年もどうやら地区Vに最も近い。ペドロがいたらと思うと・・・。西はアリーグ同様混戦だが、久し振りのドジャーブルーが名乗りを上げることに期待したい。また桑田真澄投手。本当に野球が好きで負けず、くじけず、前向きに18番がヤンキースタジアムに立った時、鳥肌がたった。貴重な場面での仕事と若手育成にまだまだMLB史上3番目の39歳70日のオールドルーキーはきっとよい仕事をしてくれるだろう。
最後に我らがヤンキース。いいたいことはあるが、ワイルドカード狙いだけはなしですよ。怪我、怪我と言っても仕方ない、前回も書いた「前より良い状態で帰ってくること」を希望する。前半戦最後の12-0のど迫力の試合と秀さんの目の覚めるまさにこれがホームラン!!は圧巻だった。一部報道ではデーモン、アブレイユらの放出が囁かれ、イチローに福留そして秀さんの日本人トリオが外野に!?とある。まあ、ないとは言い切れないが整理する選手は他にいる。今季の開幕投手に甘えはない。また、今度駄目ならファームか放出の危機もある阪神から来た投手。何か98年にリングを貰い、あの聖地にツバを吐いた男のように、性格は全く違うが嬉しいのか、悲しいのかどっぷりベンチに座って淡々としている姿がどうも好きになれない。とにかく、ゲーム差は仕方ない。これから少しずつ返して行こう!!それと選手の放出獲得はトップがやること。選手は任された仕事をキッチリとして行けば、戦力補強は他チームから見たら贅沢すぎる。とにかくオールスターブレイクでキャプテンとAロッド、そして苦しみホームを守った前半戦MVPのポサーダは夢の祭典を楽しんで(皆常連だが)後半、ワクワク、ドキドキするゲームを期待して、こんな写真が秋に見れたら嬉しいです。