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果たして「スタットキャスト」は良いのか?

2017年12月03日 | 野球


野村ID野球という言葉があったが、野球に限らずデータはスポーツに欠かせない時代だ。

「心技体」の他に「頭」が必要なのも分かっている。

しかし、MLBで2015年から導入され模索して内野の複雑プレーのスタットキャストを除いて、ほぼ完璧な状態になっている。

苦手なコースへの配球や投手の癖、走塁に関するデータは分かるがホームランの角度所謂「フライボール革命」は初球からフライを打つ、極端なシフトで内野の間を抜けなければその上を超えればいいという発想だ。我々はボールを上げるな転がせ!!と教わってきた。

素人とプロの違いは分かるがプロはデータがそうだとしても打つのは「人間」だ。上体、下半身強化は必ず求められる。

選手寿命が短くならないか?心配だ。ステロイド問題もだ。

MLBでは、今季は史上最多、6,105本のHRが飛び出している。

ホームランは野球の華の一つでもあるが、投手戦や躍動する守備、連打を期待するファンもいる。

"革命"というが本当にこれは楽しいのだろうか?
当初は様々なデータに圧巻され、面白い!!とも思った。

ただ、スタジアムは無論、練習からカメラだらけだ。心理戦が消える訳ではないが、それよりデータが上になる時代なのか?

一時、お祭りなどでベースにカメラを埋め込んだり、審判カメラは日本でもある。

もし、エスカレートし、ないと願うが「耳に埋め込みのイヤホン」や「プレーに支障のないVRサングラス」なんか出てきたらどうする?

これがMLBでは当たり前でNPBでも導入されれば、アマチュア時代から導入するのだろうか?

お金のある高校が勝つのか?甲子園でそんなことになったらどうなのだろうか?

スタットキャストを取り入れ学ばなければ通用しない時代は避けるべきだろう。

最低限のデータは必要だが、勝負の世界だから分からなくはないが、アメリカのように高額の機械、データ解析それに伴う有識者が「野球を面白くする」というよりもビジネス志向が重きに見える。

賛否はあるだろうが、あくまでも参考のためのデータであって欲しい。

MLBは益々加速していくのに?が残る。






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