悔いはなし、でも夢の続きを期待したい。

2007年08月15日 | MLB


桑田投手が戦力外通告を受けた。
厳しい世界、結果が出せなければ、若い選手も経験ある選手もメジャーのフィールドには立てない。
彼が渡米し、「やれるの?」と思った人は多い。いろいろバラつきがあったが結果は今日、下された。でも39歳でメジャー昇格。そして最初のマウンドはヤンキースタジアムだった。
でも彼の凄いところは決して限界まで諦めないこと。このメジャーに立つ前の怪我と一人暮らしの生活、家族愛、巨人に居たときよりも1年生としてその姿はとても輝いていた。「悔いはない、パイレーツには感謝している」と桑田らしい言葉だった。少し、今は頭の中も整理していることだろう。でもカーブ、スライダーの「キレ」はメジャーにいって良くなったと思っている。
そして彼の探究心はこのままでは終わらないと思う。「静」と「動」を使い、相手の癖を見抜くには22年のプロ生活とは言え、まだメジャーでやれる彼の気持ちは終わらないで欲しい。
彼の夢は叶った。でも彼の夢の続きはまだ、終わっていないかもしれない。
野球の世界以外でも通じる彼の生き様に多くの方が勇気を貰ったのではないだろうか?