勝手にヤンキース分析。

2005年04月07日 | ヤンキース
ヤンキースタジアムのロッカールームからグランドに入る通路に
「勝利に勝るものはなし」というボードがある。
全ての選手がこれを見てグランド入りする。

伝統ヤンキース軍団に古くから受け継がれている言葉である。

今日の第3戦だが完敗だったか?いや勝ち試合を負け試合にしたと俺は分析する。
162試合中こんな試合もあるさ。とこのチームにそんな悠長な考えはない!!(はずである。)

草野球も高校、大学そしてプロ野球も大体ピッチャーが7割鍵を握ると言われる。
そりゃそうだビンビンいい球投げて制球力、コントロールが抜群なら打てるわけない。

あの球がくると分かっていても打てない。そんな言葉は良く耳にする。
このピッチャーと打線の繋がり、機動力、堅実な守備が複雑に絡みあい場面場面で適材適所の持ち味を出してスターター、セットアッパー、クローザーへと勝利の方程式が完成する。

しかし今日の試合は打線の繋がりは無い、ムースも春先は出足が悪いとは言えナックルカーブの「キレ」がない。セットアッパーはゴードンがいいがその前の火消し役としてスターツ、カーセイ、Fロッドへの信頼はまだ薄い。そこで左のセットアッパーがいないのも盲点である。
Aロッドの焦りのエラーで今日の試合は決まった。5-2-3のゲッツーが取れるボテボテのゴロをお手玉している。

打線もまだまだ本来打つべき選手の快音が聞けない。
ジオンビー、バーニーが典型的。
DHもシエラ程度。
守備固めでレイサンチェスやクロズビーでは固めたとは言えない。
他チームから言えば贅沢な話だが、ヤンキースの場合は2000年からリングを手にしていない、そして多額のお金をかけて補強していることを忘れてはならない。

勝てる試合はしっかりと勝たねばレッドソックスを筆頭に次からのオリオールズ打線もRJ以外なら打ちこまれる危険性は大である。そのままインターリーグに突入する。
4月後半にエンジェルスGW期間は大型補強をしたイチロー率いるマリナーズと6月前半には昨年ナリーグチャンピオンのカージナルスと7,8月は連戦が続きあなどれないテキサスやインディアンズ、ホワイトソックスそしてレッドソックスが待っている。

きっとこんなことは名将トーリ監督は分かっているだろう。
またキャッシュマンGMもこのままの戦力で戦い続けるとは思えない。

松井が安定した活躍でホームラン、打点を上げて我々に夢と希望と元気をくれるには
松井一人が頑張ってもチームがまず勝たなくてはならない。
松井も優勝しないでタイトルを獲れたとしても素直には喜べないだろう。

とにかく素人でも今日の試合には今後のヤンキースが勝つべき試合を落してしまう要素が見うけられた。
負けるなら次の試合の勝利に繋がる負け方をしなくてはならない。

始まったばかりとは言え「光陰矢の如し」あっという間に時の流れは早い。
「勝利に勝るものはなし」
もう一度あのホードを睨みつけてグランドに立って欲しい。
ヤンキース軍団なら必ず出来る!!
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

また興奮しています。

2005年04月07日 | 松井秀喜
MLBハイライト見ています。
いやー何度みてもいいですな。
松井も最高ですがチーム一丸となっているヤンキース軍団に惚れ惚れします。
さあ!!あと2時間半後にワクワクしています。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする