先日夫がお世話になっている施設から電話がありました~~
『お昼ご飯を他の入居者と間違えてしまって、デザートのオレンジを食べてしまったところで気が付いて、急いで変えましたが、すみませんでした』
「主人はオレンジを食べてはいけないのですか?」
『いいえ、そんなことはありません・・』
ワケが分からず、良く聞いてみると、夫は食事がとれず、低栄養状態のためにプロテインを強化したお粥の特別メニューになっているのに、他の人の食事と間違えて配ってしまったので、折角のプロテイン入りお粥が食べられなかった・・・ということの謝りの電話だった、ということが分かりました・・・
その要領を得ない電話に加え、配膳間違いで、床づれの初期に気づいて貰えなかった対応のまずさに対す不満を思い出してしまい、ここはしっかり話そうと、結局ケアマネさんと栄養士さん、看護師さんとの話し合いの時間を取って頂きました。
率直に家族の立場としての私の意見を聞いていただき、施設側からは夫の現状と、今後の問題点などにつき、かなり突っ込んだ話し合いができました。お互いに顔を見合わせて話し合って良かった、と思えたことは大きな収穫でした。 看護師さんから、初期対応のまずさについては『本当に申し訳なかった』ときちんと謝って頂けました。 今後の介護に生かしてもらえればいいなぁ・・・と思います。
とはいえ、緊急事態宣言が発令されている厳しい状況下で、神経を擦り減らしながら介護に当たって下さっている施設のスタッフさんには、本当に感謝してもしきれない気持ちで一杯でもあるのです・・・
ケアマネさんは、特養などの施設を考える前に、セミオーダーメイドの介護を考えてはどうだろうか・・・と提案して下さっています。 基本的には自宅介護の形で、介護度5(昨年9月に緊急入院した時には、介護度1だったのが、施設入所時の介護度見直しで、何とびっくり、介護度5になり・・・これもショックでした~~)で使えるサービスを目いっぱい活用すれば、奥さんの負担はかなり減らせると。 近いうちにいくつかプランを立てるので、一緒に検討してみよう・・・ということになりました。
ケアマネさんが言う、セミオーダーメイド介護とはどういうものなのか・・・ この道20年以上の経験があり、各種施設の実情も知り尽くしておられるケアマネさんの意見は貴重で、傾聴に値すると思っています。 彼の言う通り、今では立つことも出来ず、食事をはじめすべてに介助が必要な夫を自宅で介護することが、各種サービスを使って、そう大変でなくできるのなら、自宅で看てやりたいし、夫にとってもそれが一番安らげるだろうと思っています。 後悔のない介護のために・・・
包括センターの担当者の方々は、『奥さんの覚悟次第ね、先ずはお試しをさせてもらってから、じっくり考えたら』とのアドバイスをして下さいました。 友人は、『自宅介護は断固反対。共倒れになってしまうから。 のりさんファーストで考えてね』と心配してくれています。
お試しにしても、デーサービスは、緊急事態宣言が出ている期間は閉鎖となっていますし、床づれの治療も落ち着いた段階まで待たなくてはならないようですので、もう少し時間がかかりそうですが、いづれにしても、夫の介護はまた一つ歯車が回ることになります。 「老いる」とはなんと酷なことなのでしょうか・・・
ここ1ヶ月近く、なかなか進まなかった日本画の大下図が、ようやく目途がついてきました~~ 今回は下図をしっかり描きこまないとならない絵に取り組んでしまったため、大苦戦・・・あっちでお茶のみ、こっちで寄り道・・・しながら、何とか放り出さずにいけました・・・ 下図が出来ただけで、こんなに嬉しいのはおかしいのですが、なかなか集中できず遅々として進まぬ1カ月はちょっと長過ぎました・・・
見出し画像は大下図のほんの一部分です・・・ 絵の完成はいつになるのか分かりませんが、焦らずに楽しみながら?進めていきたいと思います。 絵も歯車が一つ回ったと言えるのでしょうか・・・(^^;
すみません、少し重い話になってしまいましたが、大丈夫。 なんとかなるさ! 明るい方を向いていきます。
在宅か施設かで選択を迫られている中で、とても参考になりました。
それにしましても、セミオーダー介護とはどのようなもののでしょうね。
おはようございます。
大変な事でしたね!
在宅介護・・難しい問題です。
ケアマネさんが仰る「奥さんの覚悟次第」そうかもしれません。他人が意見を言えることではありません。
私の舅の場合の事をお話させていただきます。
夫が亡くなる4年前に他界した義父は、脳梗塞で倒れ、要介護5、寝たきりで病院に入院していました。口もきけない言葉で、夫に「家に帰りたい、お願いします」と懇願しました。
義母もそんな気持ちを汲み取り、家に連れてきました。私はフルタイムで働いていたので、介護の手伝いは出来ません。
義母一人ではとっても無理な事。
一日5回くらいヘルパーさんに来てもらい、おむつ交換などをお願いしました。
食事は、柔らくなったレトルトの物を注文して、それを食べさせていました。
義母は、夜中におむつ交換をし、食事を食べさせることをしていました。入浴は週に一度、入浴車を頼んでました。
こうして家に戻りましたが、数か月後にショートステイ先で、再度脳梗塞を起こし亡くなりました。ほとんどヘルパーさんの手を借り在宅介護を
しましたが、お金はずいぶんとかかったようです。
私も「在宅介護」については興味があったので、ブログ内で記事にしています。
https://blog.goo.ne.jp/yokohanagokoro/e/ae6070921d1e9e920a845c76353dae36
長々と失礼をしました。
参考にもならない事ですが、書いてみました。
頑張ってください!!
ゆっくりと読ませていただきました。
セミ・オーダメイド介護の提案を検討に入られていらっしゃるのですね。大変だと思いますが、素晴らしいケアマネさんがバックアップされているのは、心強いですね。
日本画に取り組みに、入られた。上の絵が大下図なのですね。全部描けたら凄いのでしょね。楽しみです。のりさんは、頑張る方なのですね。
最近、絵の見方が少しだけ変わりました。絵を見に行くわけにはいきませんが、なんでも鑑定団の絵を見る時に、画家さんも描き方を見るのが楽しいです。
ゆっくん様、はや💦
今回、ケアマネさんと栄養士さん、看護師さんとの話し合いの時間を取っていただいて良かったですね。
やはり会ってお話ししないと伝わらない面もありますよね。
えっ!(◎_◎;)
この画像は下図∑(゚Д゚)?
出来上がりかと思っていました。これ以上何かやる事があるのですか?
ビックリです。
完成⁉︎も楽しみにしています♪
ピエリナさんも介護の問題を抱えていらっしゃるのですか。
在宅で主人の父親を看取りました。介護5でした。
痴呆もありました。ヘルパーは午前も午後もひっきりなしで入ってくれました。犬がいたので吠えて大変でしたが、義父は私を「お母さん」と呼びます。おいしいご飯を作ってくれる人・・・という認識でした。
食事はすべてペースト状態にしました。
一つずつお皿に分けて差し上げました。
一番喜んだのが中華粥でした。
相撲が好きで時間がくれば一緒に見ました。
話は義父に合わせ間違っていても否定することはしません。笑顔でいよう・・・と決めました。
こちらが余裕をなくすと難しい顔になります。
自我の強い子供と一緒です。
90歳で他界しました。
在宅は覚悟が必要ですがご自分の時間を確保することが大事です。多くの人の力を借りて自分をしっかり確保しながら介護者に心を寄せれば良いのです。
自分のために頑張る!介護させてもらっている・・
こう思う事が大事です。介護するんだでは無くてね。良い方向に向かいますことをお祈りしています。ご自愛くださいね。
ご心配頂いた上、貴重な体験談を有難うございました。 「在宅介護」についての以前に描かれた記事も拝読した覚えがあることを思い出しました。 あらためて参考にさせて頂こうと思っています。
お義父さま、ショートも利用なさっていらしたのですね。 そうしなければ、お義母さまは参ってしまいますよね・・・
ケアマネさんは、ショートもデイサービスも、更に訪問医師に訪問介護などなどの利用で、夫の介護を支えていこう・・・と仰っていますが、経費の面ではどういう風になるのか・・・と心配でもあります。
親身なアドバイス有難うございました。
ハイ、このケアマネさんは以前利用していたデーサービスでお世話になっていて、とても信頼できる方ですので、安心してお任せできる・・・と思っています。
どんな、プランを考えて頂けるのか、楽しみ半分、不安半分と言ったところでしょうか・・・
ハイ、自分で言うのもなんですが、頑張る方だと思います。 生徒たちにも「頑張る人が好き」とよく言っていました~~ その頑張りも、いつまで続けることができるか・・・もういい年になりましたから・・・ 好い加減のんびりしたいです
いつ完成するか分かりませんが~~もしかして大下図だけで終わってしまうかもですが、どうぞ気長にお待ちいただければ・・・嬉しいです。
くれぐれも、首など伸ばしたりしないで下さいね
また、実際の介護の貴重な経験談はとても有難く、じっくり読ませて頂きました~~
ご心配頂き有難うございました♡♡