曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

中欧の旅(2)

2021-01-23 | 絵  ②スケッチ

旅は成田からスイスのチューリッヒ乗り換えハンガリーのブダペストから始まりました。 ブダペスト到着後翌日は、世界遺産の街ブダペスト観光(英雄広場・マーチャーシュ教会・漁夫の砦など)  午後は自由行動でしたので、街を散策しました。カロチャ刺繍のお店で買い物(1月19日に紹介済み)もしました。

 夜はオプショナルツアーでドナウ川ナイトクルーズに参加。

川辺の主な建物などはライトアップされていましたが、少し寂しい感じがしました。

 

3日目は、午前中、世界遺産のバンノンハルマ修道院観光の後、午後、専用バスでウイーンへ  

翌日からウイーンに2泊。 ウィーンの初日は終日、ウイーン観光でシェーンブルン宮殿・ベルベデーレ宮殿・シュテファン寺院・中央墓地などを見て回りました。      

次の日は終日自由行動でした。 見出し画像はウイーンのシンボルとも言われているシュテファン大聖堂前の名物クラッシックコンサートのチケット販売員さんです。 モーツアルト風装束に身を包んだ姿が目を引きます。 

シュテファン大聖堂 屋根の独特な模様に驚きました。 ここでモーツアルトが結婚式を挙げ、葬儀もここで執り行われたそうです。 長年ヨーロッパに君臨したハプスブルク家の歴代の墓所でもあります。

 

ベルベデーレ宮殿  この南側の上宮にオーストリア・ギャラリーがあり、クリムトやエゴンシーレなどの作品を鑑賞しました。

 

ニューイヤーコンサートでお馴染みの楽友協会。 ウイーンでの自由行動の日にここで、モーツアルト楽団のコンサートを楽しみました。 チケットは日本で予約しておきました。 ここでコンサートを聞いたのは、ツアーの仲間で私達夫婦だけで、皆さんに羨ましがられました~~

この一日自由時間はとても楽しく過ごせて、ホッとできる時間でした。

 

翌日は、オーストリアの湖水地帯のザルツカン・マーグトを経て、ザルツブルグへ。 湖水地帯は美しかったのですが雨に降られて残念でした。

私にとっては「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台としての認識しかなかったザルツブルグでしたが、ここも空気が澄んだ素敵な町でした。

地元のガイドさん(日本人)の案内で徒歩で、ミラベル宮殿、ザルツァッハ橋を渡り、旧市街へ。 モーツァルトの生家、ゲトライデ通り、祝祭劇場、大聖堂などを見て解散、自由時間。

先ずはもう一度モーツアルトの生家へ。 黄色い建物の4階です。

 

後は、こじんまりした旧市街をぶらぶらウインドショッピング。 カフェで久しぶりのスケッチをしました。

 

散歩で疲れて立ち寄った、川辺のカフェ・ザッハ

ここで、ウイーンでは食べることが出来なかった、ザッハートルテを見つけました~~ ザルツブルグでお目に掛かれたことに感謝しながら頂きました。 さすが、オーストリアを代表する古典的チョコレート菓子だけあって、濃厚な味でした~~

 

前日の夜は、ミラベル宮殿で待望のコンサートがありました。 旅行のパンフレットには、「夜のコンサートに相応しい服装で参加して欲しい」とあり、戸惑いました。 男性はジャケットにネクタイで済むでしょうが、女性は・・・? 考えましたが・・・派手目なショールに、長目のスカートで・・・これなら旅行中にも使えるし、余分な荷物にもならない・・・と。 それで、バッチリ正解でした~~

なかには、ここぞとばかり素晴らしいドレスを用意された方が何人かいらして、コンサート後の彼女たちの怒りは大変でした。 先ず演奏が聞けたものではないレベルだった!!(これは、こと音楽に関しては門前の小僧並みレベルのワタクシメにも・・ちょっと・・・と思えました・・・)

しかも、引率のツアコンさん(女性)の服装はというと、いつもの仕事着のジーンズに、よれよれジャンパー  『一体どういうこと中には、それが原因で盛大な夫婦喧嘩になり(みなさん、困ったおばさんの影響か、怒りっぽくなっていた・・・??) 突然、『だから、言ったじゃないか。 いくら宮殿でのコンサートと言ったって、旅行者相手なんだから、たいしたことはない。 旅行代が高い上に、いらぬ衣装なんか買うんじゃないって』と、ご主人の大声。 (奥さんがいつまでもグズグズ言っていたのでしょうか・・・?)

悪いけれど・・・なんだか、寅さん映画を見ているようでした~~ 

長々とお付き合い頂いて、有難うございます。 次は、チェコのプラハで終わりです。

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