曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

断捨離の中で思わぬ出合い!?

2020-11-03 | 絵  ②スケッチ

約30年振りのパントリーの整理で、アレコレ不要品が出てきた中で、これは!と思える品が2つ目に留まりました。

一つは、備前焼の煎茶器のセット。 山麓窯で作られたものです。 頂いた当時は、全体に小ぶりで、盃のように小さな茶碗でどうしてお茶が飲めるのか・・・と仕舞い込んでしまったことを思い出しました。 それが、今見ると器としてとても魅力的なのです! 自然の土をいい具合に練り込んだ自然の色調と手に馴染む優しい形、しかもとても軽いのです。 すっかり気に入って手元に置くことにしました。 今度は仕舞い込まずに、食器棚の目に付くところに置いて・・・ 多分煎茶道で使うものらしい・・・と思っていますが・・・ 暇を見て使いこなしてみたい・・・と思っておりますが・・・できるかどうか・・・ナ?

もう一つは、なんと50年以上前、学生時代の夏休みに富山の友人に誘われて、能登半島一周旅行をしたことがありました。 その時、輪島に立ち寄り色々見学し、輪島塗の素晴らしさに触れてお盆が欲しくなり、学生でも買えるお盆を・・・とお願いして求めた朱塗りの丸盆です。 その後、嫁入り道具の中に箱入りのまま入れて、箱を開くこともなく(日常的には義母が用意してくれた大小の塗盆を使って)50年!! パントリーの整理で出てきた箱をもしや塗りが剥げてめくれているのではないか・・・と恐る恐る開けてみると、さすが天下の輪島塗 表面は一部曇っているところはありましたが、柔らかい布で磨いたら新品同様ピカピカに輝いて出てきたのでした~~ わが青春の思い出の品です。 これから愛用しよう、とこれも箱から出して所定の場所へ・・・

まさか、パントリーの整理で自分の半世紀前の青春時代の楽しい旅の思い出にふけることが出来るなんて・・・ 思いがけない余録と言えるでしょうか(^_-)

不用品の処理は、不燃物の日に出せばいいかと思っていたところ、不要品で使える品があれば、メルカリへ出したら・・・とのブロ友さんのアドバイスがあり、面白そう・・・と思案中です。 メル友からはしっかりメルカリ情報もゲットできましたが・・・情報によれば、面倒なことはなく、いとも簡単とか・・・??? でも、荷造りとかしなくてはいけないんでしょ・・・

見出し画像は、不用品の中から抜擢された2品です。

 

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