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曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

無事退院 そして 順調な滑り出し・・・

2021-06-24 | 良い加減介護

今日は夫の晴れの退院の日。 朝のラッシュにぶつからないよう、早目に家を出て病院へ向かったのでしたが、こちらが拍子抜けするくらい道は空いていて、いつも通り約40分で病院に到着しました。 先ずは入院費用の清算をして、施設の方を待ちました。 約束の時間に今回は担当者だけでなく、温かな笑みを浮かべたケアマネさんも一緒でした。 そこからして、以前の老健とは対応が違うことに内心ホッとして、気分が和らぎました。

許可を得て病棟へ上がっていくと、夫は昨日持って行った洋服を着せて頂いて準備万端。 書類などの引継ぎを受けて帰ろうとすると、エレベーターまで何人もの看護師さん達が見送って下さいました~~ これまた、前の病院の退院時の事務的な対応と違った温かさを感じました~~

施設では夫は先ずコロナのPCR検査を受け、そのまま部屋に移されるのかと思っていたのでしたが、これでしばらく会えなくなるから・・・とケアマネさんがわざわざ入所のための説明を受けている部屋まで連れてきて下さいました。 夫は朝から目まぐるしい流れに疲れたのか、余り話しませんでしたが、顔色も良く、いつもの笑顔が見られたので安心しました。

丁寧な応対と、温かな対応に、先ずはホッとして帰りました~~ 昼食後、急に眠気に襲われ、少しのつもりがぐっすりソファでお昼寝・・・今頃起き出してブログを書いています。  

皆さんからの温かな応援のメッセージ本当に有難うございました~~ これからゆっくり、絵手紙を描き送りながら、今後の生活について考えていこうと思っております。

 

                    

 

大好きなイタリア・トスカーナのスケッチが出ている、振り返り記事が届いていましたので、みなさんとご一緒にトスカーナの爽やかな風を感じて頂きたくて、載せさせていただきました~~  お楽しみ頂けると嬉しいです(^-^)

 

 
ラベンダーとトスカーナ
梅雨空が戻ってきました。 昨日の朝のうちにラベンダーを摘んでおいたので、今日は勝手にラベンダースティックの日。朝からラベンダーの下処理をして、9本~11本の奇数本のラベンダーを......
 

 

 

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病院への最後の絵手紙

2021-06-22 | 良い加減介護

先週から夫の退院・施設入所のことで色々動きがありました。 病院からは鼻チューブが取れて、3週間たち、食事もしっかり摂れるようになったということで、退院許可が下りました。 

それを受けて、ケースワーカーさんが入所希望届けを出していた、老健、特養の担当者の方々と話し合い、夫が一番穏やかに、ゆったり過ごせる施設について検討して下さっていたのですが、願書を出していた老健、特養は姉妹施設ですので、私の希望を取り入れてひとまず老健へお世話になることにいたしました。リハビリの効果が見込める可能性が少しでもあるなら、リハビリを続けたい・・・と思ったのと、老健施設の職員の中に認知症専門の資格を持った方がいらっしゃることも、大きな選択理由です。 老健で何ヶ月か過してから、いづれ時を見て特養へ移る・・・ということになる見込みです・・・そんなに都合よく事が運ぶか心配ですが、今のところそういうことになっています・・・

今日は、入所のための準備で朝から大忙し。 下着や洋服など・・・病院ではパジャマをはじめすべてレンタルでしたので、家にあるもので間に合うものは使っても、どうせなら着古したものより、新しく用意して気持ちよく過ごしてもらいたい・・・と午前中はユ○ク〇へ上下のルームウエアを買いに走りました。 手の動きが不自由になってしまっているようですので、前開きシャツを昨日ア○ゾ〇に注文し、今日到着予定となっています。 これから、再び、全ての持ち物に名前を書く作業をします。

すべてのサービスを使って、自宅介護を・・・のプランは結局机上の理想プランであったことは、誠に残念ですが、老健でお世話になるとしても、様子を見て、外出という形で自宅で過ごす時間を多くとれたら・・・と願っております。

絵手紙の強力助っ人の函館の友に退院の件を話したら、とても喜んでくれ、今度は施設の方へ絵手紙を描くわ・・・と言ってくれました(^-^)

私から入院中の夫へ送った絵手紙は、昨日遅く投函した、見出し画像の子持ちカレイが最後のものとなりました。 退院は明後日の朝一で、そのまま老健入所となります。 今度は居住地と同じ市内の施設ですので、お世話になった隣の市の病院よりずっと近くなりました。 施設は自然が多く残っている所ですので、ホッとしながら、新たな施設のスタッフの方々と慣れるまで、私もまた一からスタートだな~~と気持ちを新たにしています。

なにはともあれ、約4か月の入院の間、ドクターはじめスタッフの方々に本当によくして頂き、無事に退院の日を迎えられることに深く感謝しております。

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食べ物スケッチ 最中 & カステラ

2021-06-20 | 良い加減介護

 

今日は「父の日」ですね

娘からは

お花にしようか考えたけれど

長期保存がきくように

製造された

長崎プリンに

したから・・・

との電話通り

昨日包みが届きました

それでは私は

お父さんの好きな

粒あんの最中と

カステラに

しましょう

(最中の皮が歯形のようになってしまいました

今のところ

オヤツの差し入れは病院から

ストップされています

まず食事を

しっかり摂って

もらいたいから・・・

好きなものを自由に

食べることができる日が

一日も早く来ますように・・・

 

               

 

庭のラベンダーが満開です

例年ラベンダースティックを作りますが、今年はどうしようか迷い中・・・

香りが長続きしないのでせっかく作っても、余り楽しめないのです

精油を振りかけるという手もありますが・・・

 

父の日とは関係ないのですが

今日はなんだか谷川俊太郎さんのこんなとぼけた?詩を皆さんと一緒に

読んでモヤモヤ気分をやり過ごしたい気分です

 

ごあいさつ

 

どうもどうも

やあどうも

いつぞや

いろいろ

このたびはまた

まあまあひとつ

まあひとつ

そんなわけで

なにぶんよろしく

なにのほうは

いずれなにして

そのせつゆっくり

いやどうも

                     谷川俊太郎

 

今日はまた支離滅裂なブログにお付き合い頂きありがとうございました~~(^_-)

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食べ物スケッチ・・・コーヒーブレイク

2021-06-17 | 良い加減介護

夫への絵手紙に

強力な援軍が登場しました

函館の友です

絵手紙がご縁で友達になり

以来20年近くのお付き合い

 

ご主人がお元気だった頃から

姉夫婦のところへ遊びに行くような気持ちで

気安く何度も彼女のお宅に泊めて頂き

函館スケッチさせてもらいました

夕方私の帰りが遅いと

窓辺に立って心配そうに

 私の帰りを待っていてくれた

ご主人の姿が思い浮かびます

 

寡黙でしたがいつも温かな微笑みを浮かべていた

ご主人は5年前に天に召されましたが

彼女はその後も

元気で一人暮らしをしていて

電話の度に

『またいつでもいらっしゃい』と

 

ご主人は夫と同じ病気を患っていたこともあり

介護の日々の大変さは

誰よりも分かってくれる

友でもあります

 

昨日久しぶりに電話をして

夫へ絵手紙を描いている

と言ったら

『私も描こうかね・・・ 分かるかな~~』と

分かる 分かる!!

 

夫と共に彼女の家に行ったのは2回

一度は寝台特急北斗星の旅の帰りの途中に

3年前には

ご主人が亡くなった後 娘と3人で

お線香をあげに・・・

夫は一目で彼女のことが

大好きになったようです

彼女の優しさを

瞬間に感じとった

鋭い感覚に

娘と二人で顔を見合わせて

驚きました

 

病院へ持ち込んだ荷物の中に

記憶を呼び起こすような

今は亡き夫の両親やきょうだい達

そして結婚してからの

写真の中に

函館旅行の写真も

入れてあります

彼女と肩を組んで笑っている

ツーショットの写真も

 

絵手紙と共に

そんなアルバムを

見ているはずですから

彼女からの

絵手紙を

きっと心躍らせて

手にすることでしょう(^-^)

 

病院のスタッフの方に、函館の友のこと、その友から夫宛に絵手紙が届くこと、彼女の写真はアルバムにあることを話しておけばバッチリのはず(^_-) 

今日はこれから、入院費用の支払いに行く予定ですので丁度良かったです。 入院費は月に2回請求があり、振り込みではなく、直接病院へ支払いに出向くことになっています・・・ 最初は面倒に思いましたが、慣れてくれば、アレコレ用事が済むので、これも良いか・・・と思うようになりました。

夫は褥瘡が完治し、鼻からチューブが外れたことで、そろそろ退院が近くなってきたようです。 スタッフの方々に本当に良くして頂いているので、このままリハビリして頂きたい・・・なんて思ってしまいますが・・・ そうはいかないでしょう・・・ 目下、ケースワーカーさんが入所申し込みをしている施設の方々と色々話し合って下さっているようです

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花より団子

2021-06-13 | 良い加減介護

入院中の夫は、食べることを忘れたかのように、口を開かなくなり、鼻からチューブで栄養補給をして貰っていました。 コロナ下で、面会も出来ず、なんとか孤独感だけでも和らげることが出来れば・・・と始めた絵手紙は、夫ばかりかスタッフの皆さんにも喜んで頂いたものの、食欲の方はサッパリ湧かず・・・リハビリ病棟に移ってから、これまで描き送った季節の花などではなく、好きだった食べ物の絵手紙にしたら、少しは食べたい気が起きるかもしれない・・・と思い付き、看護師長さんに話すと『それは良いかもしれないわ、その線で行きましょう』となりました。

最初のうちは、好きな餃子の絵などを見ると「美味しそうだね」とはいうものの、相変わらず口を開かず・・・💦 美味しそうに見えるのなら、どんどん描き送っているうちに、食べたい気が起きるかも・・・とのブロ友さん達のアドバイスもあり、苦手な絵手紙を描いて送り続けました~~

そんな状態が一月ほど続いた、リモート面会の2回目(5月31日)に、『今日はゼリーを食べましたよ』との看護師長さんの言葉。 「本当ですか、嬉しいです!」と言うと、新しいゼリーを開けて、実際に夫に食べさせて私に見せてくれたのです!!

それからは、担当医も驚くばかりの回復を見せて、なんとその週のうちに鼻からチューブが外され、スタッフ全員が驚く中、当初は8割位の食事量が、今では全量食べるようになっているそうです。 

食事が摂れるようになったのなら、もう苦手な食べ物の絵手紙は描かなくてもいいか・・・好きだった趣味関連の絵手紙に時々食べ物スケッチにしよう・・・と内心喜んでいたのですが、6月10日の3回目のリモート面会の時、看護師長さんから『まだまだ食べ物スケッチ待ってますよ~~』と言われてしまいました~~

夫にとっては、絵手紙は今のところ「花より団子」のようですので、私も腹を据えて食べ物スケッチに挑戦?して行こうと思っています。 苦手だなんて言っていたら罰が当たってしまいますね(^_-)  これまで描き送った絵手紙の中から何点かご覧下さい・・・

 

小籠包

 

味噌田楽(コンニャクとナスのつもりですが、ナスの色が💦)

 

ピーマンのポテト詰め

 

ホタルブクロ(描き方を変えてみましたが、お呼びではなかったか~~

 

                    

 

今日はこれから、コロナワクチン接種に行って来ます。 副作用が出ないことを祈っています。

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