平和党
与党自民、公明は24日午後の国対委員長会談で、26日午後の本会議で民主、社民両党が欠席しても趣旨説明と質疑を行うことを決めた。 民主党は依然として強硬姿勢。自民党は長引く審議日程にめどをつけてくるだろう。自民党の中川国対委員長は民主、社民両党の対応について「国民の多数の意思を無視した少数党の横暴だ。主張は国会の場で堂々とすべきだ」と批判している。 かつて小沢一郎氏は、自社二大政党時代を批判した。それは社会党の審議拒否に代表されると語っていたが、彼が新進党党首時代にしたことは審議拒否である。 また、それを見た鳩山由紀夫氏はこれではいけないと民主党を結成したが結局は同じことをしている。 日本の議会は議論されることがなく、すでに選挙が終わったときにすべての議論は終結しているといいってもよい。与党がすべてを決めるため野党の意義が少ない。 社民党にはもともとそのような気質があるが、民主党は政権獲得を狙う以上、審議拒否はやめるべきである。だが、そもそも民主党政権になんの意味もないのだからこのままでもいいのかもしれない。