Kanaheiのデンマーク生活

糖尿病の勉強をしたくてきたデンマークでの紆余曲折な生活を日記として残しています。

ちょっくらロンドン旅行前編

2009年09月28日 | 旅の話
 最近もう、旅の記事ばっかでなにブログだって感じですが…。


 9月24日木曜日
 就寝前から「熱がでるかも…」な予感的中で、夜中からどうも様子がますますおかしくなり、明け方には37℃台後半。ロンドンへのフライトは17時。なんとか薬で抑えるしかありません。Panodil(こっちの代表的鎮痛剤)と抗生剤、去痰剤を飲んで眠り、午後、熱が下がってだいぶ身体も軽くなったので、お留守番を引き受けてくれたMちゃんにたびキャットを託して出発。
 
 過去2度のロンドン旅行では、かなりフライトトラブルに見舞われましたが、今回は超順調。Stansted空港から電車でLiverpool street St.まで行き、そこから地下鉄で今回の滞在先であるWest Bromptonへ。
 ホテルは安ホテルだったので、部屋もビジネスホテル程度の広さでしたが、まあ寝るだけなので良し。バスルームも絨毯張りとかじゃなかったので良し(今時そんなのないか?)。
 夕飯がまだだったので、ホテルそばのパブでイギリス名物の「百害あって一利のみ」のパブ飯。これだからこの国は肥満率が高いんだ!と納得しつつ、さすがにまだ体調が思わしくないので、すぐ帰宅。

 9月25日金曜日
 超快晴。天気予報によると日中最高気温は20℃。この日はロンドン旅行の最大の目的ともいえる、ヘアカットため、午前中にホテル出発。
 2年前はお友達k子さんにおすすめしてもらったHURWUNDEKIという美容院に行ったのですが、今回ネット上で予約をしてもまったく返事をもらえず、もういい!と、4年前にいったVISIONへ。両店ともLiverpool street St.そばの同じエリアにあります。
 VISIONもネット上で予約ができ、「じゃあ金曜日の11時に」と予約完了していたのですが、当日行ってみるとなにやらブッキングでミスがあったようで、私の名前がないと!困るよ!コペンから来てるんだよ!とブーブー言ってると、「12時からだったら僕が空いてますが…」と、いかにも気弱そうな下っ端スタイリストが(彼、ほとんどレセプショニストかと思ったほど)。彼には気の毒ですが、わざわざロンドンまで来てるんですから、ちゃんとした人に切ってもらいたい!
 すると午後ならこのサロンのディレクターが切ってくれる、とのことなので、そうすることに。

 美容院の予約を待っている間、このエリアを散策していたのですが、2年前とはまた雰囲気が少し変わって、さらにおもしろい感じになってました。前はもっと移民系の怪しい用品店、カレー屋なんかが多かった気がするけど、今はさらに若手デザイナーのブティックやギャラリー、おっしゃれ~なカフェが増えていて、歩いていてとても楽しいです。(Gさんとか絶対好きよ、あのエリア)


サロンそばのカフェ。オーガニックでいい感じでした。

こぎれいになった通り。


 ちなみにLiverpool street St.から出たすぐの新しいオフィスビルのエリアに、Montezuma'sというブライトン発祥のチョコレートブティックがあるのですが、手作りチョコレート好きの我々はここで目を輝かせてショーケースからひとつひとつ選び、購入(どれもみんなおいしそうで本当に悩む!)。
 中でもダークチョコレートのトップに唐辛子、中にはテキーラ味のプラリネ、さらに核にはライム味という、その名も「リベンジ」という名のチョコレートを購入したのですが、どんなものなのか、とっても楽しみです。

Montezuma's
HP:
http://www.montezumas.co.uk/
Address:
51, Brushfield Street, Spitalfields, London, E1 6AA
Telephone:
0207 539 9208
Opening Times:
Mon 1100-1600 Tues-Sun 1000-1800

 さて、午後までまだ時間があるので、今まで二人とも一度もしたことのないロンドン観光をすることに(ヨナスなんて1年住んでたのに)。

 まず手始めにロンドンタワー。え?あれ?他の建物が立派なので見落としそうです。

しかも工事中。

 天気がいいのでテムズ川沿いを散歩。

サラリーマンが生牡蠣食べつつギネス飲んでました。

すると…あーあれがあのロンドンブリッジ!


かわいい帽子を買ったヨナス@ロンドンブリッジ

どうでもいいんですが、ロンドンブリッジというとあの「ろーんどん橋わたろ、わたろ、わたろ♪」という歌よりも、こっちの印象の方が強い私(かっこいいビッチ好き)。

Fergie - London Bridge (Uncut and High Quality)



 その後とある地下鉄駅そばのパブでランチをとり(ここのはおいしかった)、再び美容院へ戻ることに。

 ロンドン在住の友達マキちゃんの紹介で4年前初めてこのサロンに来たとき、マキちゃんが切ってもらっていたのがこのサロンのディレクター。
 大きなサロンだしミラノ出身のディレクターだなんて、どんな派手な人かと思ったら、もう、とっても誠実そうなどっちかっていうと大人しい感じの人(彼の両親はプーリアの人なんだとか)。ほんわりしたユーモアと、全然押し付けがましいところのない、とても気配りのできる人で、話しててもとても楽しかったし、私の微妙に伸びたデジパーを見事に素敵にカットして甦らせてくれました。
 しかも時間があったのか、「金曜日だし、これから出かけるでしょ?」といって、とーっても丁寧に髪を少しずつ巻いてくれて、完璧にセット(でもナチュラル)。もう、ビヨンセと呼んで、ってくらいセクシーに仕上げてくれちゃいました。
 これよこれ!ロンドンまでカットしに来た甲斐があるってもんです。しかもコペンハーゲンでだったら、ただのスタイリストのカット(もちろんシャンプーなし)で400krはするところですが、このVISIONでは日本のように丁寧にシャンプーしてくれて、しかもサロンディレクターのカットでも53ポンドでした(その下のシニアスタイリスト、トップスタイリスト、スタイリストで値段はまた下がる)。
 もう、とってもおすすめ、ロンドンでのヘアカット。ちなみにVISIONでは3~4人日本人のスタッフもいますよー(一人はシニアスタイリストだし)。

VISION HAIR:
HP:
http://www.visionhair.co.uk/
Address:
8 Dray Walk
91 Brick Lane
London E1 6QL
Tel:
020 7247 6842


 さて、きれいにカットしてもらった後、夜は友達のマキちゃん&マークスと一緒にEngelでごはん。彼らのおすすめというアフガニスタン料理のお店へ。

 アフガニスタン、どんな料理??て感じですが、やはり東アジア的カレーっぽい煮込み料理が多かったです。私達はみんなで、ラムとほうれん草のヨーグルト煮込み、魚とジャガイモのスパイシー煮込み、アフガン風なすの煮浸し、蒸しカボチャのヨーグルトソースをいただいたのですが、もーーーうおいしいったら!ラムがほろほろ。しかもバスマティ米のごはんがなぜか日本の銀シャリ並みに光ってます。超おいしい。日本米以外であんなお米食べたことないや。

 このお店、こじんまりとしてて1階と2階で20席くらいしかないのですが、マキちゃん曰く「予約を取るのが難しい人気店」なんだとか。特に週末。アフガン料理だなんて言うから、どっかロンドン下町の汗とスパイスの香りにまみれたインド食堂を想像していたのですが、さすがそこはEngel。こぎれいなおしゃれなお店でした。料理の値段も安くて、4人でさんざん飲んで食べても50ポンドくらい。そりゃー人気のはずです。
 マキちゃんが「せっかくロンドンに来たんだから、色々面白いもの食べてもらわなきゃ」って選んでくれた店ですが、大正解でした。

Afgan kitchen
Address:
35 Islington Green
Shoreditch
London
N1 8DU
Telephone:
+44 (0)20 7359 8019

 マキちゃん&マークスは相変わらず超多忙で、ちょうど前の週にロンドンファッションウィークが終わり、今度は世界中のバイヤーが集まるショーのために10月からパリだそうです。
 相変わらず「自分のデザインした服なんて高くて買えないよー!」と全身Primarkのマキちゃん(でもさすがデザイナー、コーディネートがうまい)と、「猫を2匹飼い始めたんだけど、人間のトイレで用を足すようにトレーニングしていて、最近それが最終段階にさしかかってきた」という、相変わらずマイペースなマークス。
 だんだん仕事が忙しくなって彼らの体調とか気になってたけど、「健康のために二人で水泳を始めた」という、2年前よりは少し顔色のいい彼らに会えて、ちょっと安心。また次回彼らに会いにいくのが楽しみです。

ロンドンから戻りました。そしてヘルニア疑惑

2009年09月28日 | 旅の話
 木曜日朝、結局37.8℃まで熱があがり全身関節痛と倦怠感で、仕事にはいけなかったものの、鎮痛剤と自己診断で抗生剤を服用し、午後には無理矢理熱も下がって動けるようになったので、とりあえずいってきましたロンドン。もう最悪の場合、ホテルで寝続け、美容院だけ行けたら…って感じで。

 しかし日本から持って来た抗生剤が抜群に効き(インフルエンザじゃなかった…ほっ…)、週末嘘みたいに元気になり、精力的に観光も買い物もしてきました。(詳細は後ほど)

 しかーし!!なぜか、なぜか?!腰椎椎間板ヘルニアにばっちり当てはまる症状にて、土曜の夜から屈んだり咳をしたりするたび「ギャー!」となります。一体何が?!重たいものを持ち上げたとかでもないのに。
 こっちでナースになってからというもの、どでかいデン人のおじいちゃおばあちゃんをよいしょと動かすことが多く、たびたびオーバーワークの時にそういう「ビキーン!!」と走る痛みがあったのですが、こんなに断続的にひどいのは初めて。

 明日はしょうがないのでホームドクター(もしくはダイレクトに理学療法士さん)のところへいってどうにかせねばです。木曜風邪で病欠、その後旅行にちゃっかり行って、月曜はなぜかヘルニアで休み、恥ずかし過ぎる…申し訳なさ過ぎる…(でも月曜がテーマデーとかいう、ナース全体のミーティングだけなので助かった…)。

 今は「ビキーン!」な痛みが怖くてたびキャットも抱けません…。しくしく。