Kanaheiのデンマーク生活

糖尿病の勉強をしたくてきたデンマークでの紆余曲折な生活を日記として残しています。

ノアブロ探検隊

2010年08月25日 | Weblog
 週末のベルリン旅行に備えて、ヨナスが「たくさん歩く練習をしよう」と言い出し(超運動不足の彼の足は、たびキャットの肉球並みにふわふわで、すぐにマメができるので)、夕方からちょっとノアブロを散歩してきました。

 まずはノアブロゲードという大通りをセンターに向って歩き、Assistant Kirkegaardという、アンデルセンやキルケゴードも眠るきれいな墓地を通りぬけ、コペンハーゲンで最も危険と言われる移民ギャングがたむろすエリア、Stengadeのあたりを足早に抜け、ノアブロとコペンハーゲンのセンターの中間の湖へ。
 
 久々の太陽にそそのかされて、「じゃあ晩ごはんはケバブとビールを買って、湖ほとりで食べよう」ってことにうっかりなったのですが、しかしコペンハーゲン、太陽は出ていても気温はすっかり秋。今日は特に超!強風だったので、ケバブが、ビールが吹き飛ばされないよう押さえつつ、必死に寒さと闘いつつ食べ、マイナスヒュゲ。

 その後完全に身体が冷えてしまったので、ElmegadeへいってLaundromatcafeでカプチーノをがぶ飲みし、隣のBirkegadeというあたりのアパートが立地もよく素敵(屋上に緑のテラスを建設中!)だったので、「よし、ここに引っ越すことを目標にがんばって生きていこう」と二人で決意。

 帰り道は、今まで6年もノアブロに住んでいて一度も通ったことのない、ノアブロゲードの一本裏の道を通っていったのですが、色んなおもしろいコミューンの建物や、お風呂&サウナ屋さん(!)、そして「あら、ここも住むにはちょっと素敵!」というStevensgadeを練り歩き、アパートの中庭をのぞいてみたりして、ノアブロの秘境(って私が知らなかっただけだけど)を散策。


ノアブロ裏通りの学童保育所?の屋上にて。

 いつも自転車で大通りをさーっと通り過ぎてしまうだけだったけど、たまにはのんびり歩いてみるのもいいものです。色んな意外な発見があります。

 ちなみに、とある移民の八百屋の軒先でみつけて、お土産に買って来たのがこれ。



 お店の人に聞くと最初は「カボチャだよ!」と言ったのに、だんだん食べ方とか話していると「ズッキーニだよ」となってきて、一体どちらなのか。先っちょはズッキーニなんだけど、下の部分は確かにカボチャに似てるし…。

 とりあえず手提げのように持つのに最適で、腕に下げて帰って来ました。



 おもしろいのでしばらく飾って鑑賞し、ベルリンから戻って来たら食べてみようとおもいます。