Kanaheiのデンマーク生活

糖尿病の勉強をしたくてきたデンマークでの紆余曲折な生活を日記として残しています。

自宅でフリマします

2010年08月24日 | ご報告
 去年、雨天のためにフリマ出店しそこね、家中、売りたいもので飽和状態なので、お友達&このブログを見ている方をご招待して、うちでフリマを開催したいと思います。

日時:9月5日(日)13時~
場所:Kanahei宅

 来られる方は私の携帯、5327-0884にSMSかお電話ください。あ、お友達は直接きてもらっても大丈夫ですよ~。
 ちなみに「一緒に私も売りたーい!」という方がいらしたら、大歓迎です。一緒にヒュゲリに売り買いしましょう。

 以下は私が売りたいものリストです。参考までに…。

*洋服
(Poul&Joe、バーバリー、アクアガール、X-girl、ナチュラルビューティーベーシック、ユニクロ、GAP、Designers Remix Collection、Free's shop、NoaNoa、他。男物も少々あり)
*靴
*小物
(マフラー、カバン)
*電化製品
(Fax、ミキサー、フライヤー)
*自転車用ヘルメット(新品)
*収納用カゴ
*キッチン用品
(鍋、お皿など)
*本&マンガ

 まだ屋根裏をチェックしてないのでわかりませんが、まだまだ色々あると思います。みなさんお誘い合わせの上、いらしてくださいね~。

謎の人事、そして新卒ナース現る

2010年08月24日 | デンナースのお仕事
 私を含めまだ2人の契約社員が正規雇用を待っている状況で、なぜだかさらにもう一人契約社員が増えることになった、うちの病棟。人が足りてないわけでもポストが増えたわけでもないんだけど、一体なんなんでしょう、この人事。

 しかもその新しく入った契約社員は、なんと新卒の看護師。通常Stenoは糖尿病専門病院ということもあって、新卒は雇わないし、上記のようにポストが余ってるわけでもないのに、みんなが、そして本人さえ「なぜ…?」と不思議がっております。
 一応部長からの建前としての説明では、「眼科の方でひとつ半年のプロジェクトが立ち上がって、眼科ナースがそこに一人参加するため、半年間の限定でナースを募集した。でもたった半年だし、この状況(巷ではナースがどんどんリストラされている)なので、勉強の機会を与えるという意味合いで、新卒の看護師にチャンスを与えたいと思う」とのこと。(そしてその募集にはなんと114人のナースの応募があったとか。たった半年の契約なのに!)

 でもなぜかその後彼女の半年の契約が1年に延び、「眼科プロジェクトは半年で終わるのに??」と、またしてもみんな首をかしげております。当の本人は私と二人のときに「なんで100人以上の応募者の中から私が選ばれたのかわからないし、私の前に2人も契約社員がいて、正社員になる希望も薄いみたいだし、なんか複雑」ともらしていました。
 契約社員として不確かな立場で働いていて、なおかつステノのナースの中では最年少&最も経験値の低い私としては、彼女の気持ちもまあよくわかります。でも病棟としても、1年後もいるのかどうかわからないのに、経験者と違って新卒をまったくのゼロから育てていく(もちろんその間にも通常業務と看護学生の実習の面倒もみなきゃいけない)のは、なかなかの骨折り作業です。

 でもそう思わせるのは、部長の謎の人事だからだけでなく、実は彼女自身のキャラにも一因あり。

 ステノに114人の激戦をかいくぐって雇われたのですから、どんなスーパー看護学生かと思っていたら、どうもそこまで成績がよかったわけでもないようだし、じゃあものすごく看護センスとかあって人間的に優れているか、というと、ちょっとそのへんも微妙。
 まあ私が日本人で、日本の看護教育の中で育っているからそう思うだけかもしれませんが、でもつい色々気になってしまいます。だっていくらわからないことだらけだからって、ずっとナースステーションに座ってる必要はないわけで。
 看護の基本はまず患者さんの話を聞くことから始ると思うんだけど(だってみんなそれをしたいけど、他の雑務&業務に追われて話す時間が作れないわけで)、病室に行ってもすぐ帰って来ちゃうし、「注射手技チェックしてきた?あの指導はどうなった?」と聞いても、「やったわ」と返事はするものの、どう考えても帰って来るのが早過ぎる。
 で、「こういうところは大丈夫だった?どうだった?」と聞くと、二言目には「だってわからないし。教わってないし」って。じゃあなんで聞かないの?患者さんに指導した、チェックしたって、それで言えるの?わからないことだらけなのはわかる。専門病院ですもの。でも、たとえ謎の人事であっても、この「新卒看護学生、卒業後は80%無職」な時代に、一流の場所で勉強させてもらえるだけ有り難いと思うんだけどなー。
 ていうか暇なうちに患者さんとできるだけコミュニケーションとって、会話の中から看護問題だったり色々引き出すテクニックを磨いたり、信頼関係を築いたりすればいいのに。新人なんだから、とにかく話してそのへん修行すべきなんです。
 しかも彼女、なぜか電話を取らない。研修中とはいえスタッフの一人なんだし、電話くらい実習中の看護学生だって取りますよ。ステノナースの重要任務として緊急電話相談だってあるわけだし、来月には彼女も夜勤とか独り立ちではじめるだろうし。

 しかもしかも、デンマークのいいところかもしれないけど、あまりに目上の人(という区別がそもそも薄いのかもだけど)と対等に口をきき過ぎるのも、日本人スパルタ看護師としてはなんか腑に落ちず。別にビクビクしてろというわけでもないし、対等多いにけっこう。でもさー、「ここの白衣って、ださくってヤダ」と、周りがみんなちゃんと白衣を着ている中、彼女だけ外来ベテランナースやドクター達のように、私服(これまた派手な)の上に白衣を羽織るだけ。ファンキーに爆発しているパーマヘアもそのまま下ろしたままだったり、衛生的にもアウトです。

 不安定な立場で、「なに1年間の契約って。私捨て駒?」と、やや投げやりになるのもわかる。でもせっかく与えられた機会なんだから、ちゃんと学べ、ちゃんと働け、ちゃんと身なりをプロらしくしろ!もう学生じゃないんだから!と、心の中で吠えている今日この頃です。
 あー来月からはさらに”本当の”学生もやってきます。なんだか新卒の彼女もいるし、学生が2人な気分。
 前回の看護学生もとんでもない「ぶっ飛び看護学生」(「私おむつ替えとか傷口の消毒とか絶対やりたくないから。病棟のリーダーになるんだもの」とのたまった、衝撃の看護学生!)だったし、せめて今回はまともな子に来て欲しい、と心から願います…。