毎朝、キッチンで顔を洗ったり朝ごはんの支度をしながらDanmarks Radio(通称DR)を聴いているのですが、6時55分頃から流れる小コーナー「Oline」が私は大好きです。
これは5~6才の子供達がテーマにそって語っているのですが、テーマの選び方がおもしろいのと、子供達のどこからとびでるかわからない意外な発想、かわいいしゃべり方に「ふふ」っとつい顔がゆるみます。
以前これで語っていた女の子は
「でも、そんなもんだよ…(Ja men...saadan er der jo, altsaa...)。私お菓子が嫌いなの。キャンディーとか色がいっぱいで、チョコレートとか黒いし、みんな甘くって、食べるとウッてなっちゃうの。お誕生日会とか学校とかで時々お菓子をもらうんだけど、食べてみるとやっぱりウッてなんて、内緒でトイレに行ってべって出すの。みんなおいしそうに食べてるけど、私は好きじゃない。でも…そんなもんだよ…。」
と、ぼそぼそとたどたどしく語っていて、最初と最後に「でも、そんなもんだよ」とそこだけ妙に大人っぽくくくっているのがなんともかわいかったです。たぶん両親かなんかの口癖なんだろうな…。
そして今朝は「国旗」がテーマだったようで、子供達がいろんな解釈をしているのがまたおもしろかったです。
「国旗は誰かが家にいるときにそれがわかるようにするんだよ。あとは旅行に行く時に持っていったり。」
「外国で国旗が燃やされてるよ。だってみんなデンマークに怒ってるから。デンマークが描いた絵が上手じゃなかったから。」
「外国で私達の国旗が燃やされてるの。だって他の国の国旗はもっとずっとかっこ良くてすてきだもの。私も他の国の国旗の方がすてきだと思う。」
「もしも国旗がなかったら、お誕生日会のとき困る。」
「外国でたくさん国旗が燃やされちゃったけど、それでもデンマークにはまだたくさん国旗があるよ。」
「国旗は大切だよ!国旗がないとここがドイツだと思われちゃうもん。」
風刺画問題でのデモで、TVでもデン人の心である国旗が燃やされていたりという映像があれだけ流されていたので、子供達はそれなりに思うところはあるようで、今回そのデモに関することを話す子が多かったです。デンマークの子供にとっては国旗=お誕生日=うれしいめでたいものなので、でもナショナリズムや表現の自由やら民主主義なんて触れもしない子供達の言葉はとてもすなおというか、そのまま、です。(最後のドイツ発言の子はドイツ国境近く、南ユランの子なのか。親に何か吹き込まれたのかもしれませんが…)
国旗をとことん純粋に愛して、自由にどこででも飾りまくり、うれしい、幸せのシンボルと思ってるデンマーク人。子供たちも然りでしょう?アホな新聞社やジャーナリスト、政治家の大人達はそういう子供たちの気持ちも考えて、ほんと、これからはもっと気をつけてよね、と思いました。
これは5~6才の子供達がテーマにそって語っているのですが、テーマの選び方がおもしろいのと、子供達のどこからとびでるかわからない意外な発想、かわいいしゃべり方に「ふふ」っとつい顔がゆるみます。
以前これで語っていた女の子は
「でも、そんなもんだよ…(Ja men...saadan er der jo, altsaa...)。私お菓子が嫌いなの。キャンディーとか色がいっぱいで、チョコレートとか黒いし、みんな甘くって、食べるとウッてなっちゃうの。お誕生日会とか学校とかで時々お菓子をもらうんだけど、食べてみるとやっぱりウッてなんて、内緒でトイレに行ってべって出すの。みんなおいしそうに食べてるけど、私は好きじゃない。でも…そんなもんだよ…。」
と、ぼそぼそとたどたどしく語っていて、最初と最後に「でも、そんなもんだよ」とそこだけ妙に大人っぽくくくっているのがなんともかわいかったです。たぶん両親かなんかの口癖なんだろうな…。
そして今朝は「国旗」がテーマだったようで、子供達がいろんな解釈をしているのがまたおもしろかったです。
「国旗は誰かが家にいるときにそれがわかるようにするんだよ。あとは旅行に行く時に持っていったり。」
「外国で国旗が燃やされてるよ。だってみんなデンマークに怒ってるから。デンマークが描いた絵が上手じゃなかったから。」
「外国で私達の国旗が燃やされてるの。だって他の国の国旗はもっとずっとかっこ良くてすてきだもの。私も他の国の国旗の方がすてきだと思う。」
「もしも国旗がなかったら、お誕生日会のとき困る。」
「外国でたくさん国旗が燃やされちゃったけど、それでもデンマークにはまだたくさん国旗があるよ。」
「国旗は大切だよ!国旗がないとここがドイツだと思われちゃうもん。」
風刺画問題でのデモで、TVでもデン人の心である国旗が燃やされていたりという映像があれだけ流されていたので、子供達はそれなりに思うところはあるようで、今回そのデモに関することを話す子が多かったです。デンマークの子供にとっては国旗=お誕生日=うれしいめでたいものなので、でもナショナリズムや表現の自由やら民主主義なんて触れもしない子供達の言葉はとてもすなおというか、そのまま、です。(最後のドイツ発言の子はドイツ国境近く、南ユランの子なのか。親に何か吹き込まれたのかもしれませんが…)
国旗をとことん純粋に愛して、自由にどこででも飾りまくり、うれしい、幸せのシンボルと思ってるデンマーク人。子供たちも然りでしょう?アホな新聞社やジャーナリスト、政治家の大人達はそういう子供たちの気持ちも考えて、ほんと、これからはもっと気をつけてよね、と思いました。