17年くらい前の事です。
東京で仕事をしていた時、ある現場の所長さんから面白い作家を聞きました。
『檜山良昭』
戦争モノが多いんですが、『もし・・・』モノがありまして
日本が太平洋戦争で連戦連勝するような本を貸してもらいました。
その本が面白くて爽快で、すぐに檜山良昭のファンになりました。
そこで買った本が『海軍愚連隊』のシリーズです。
念のために言いますがすべて作り話です。
海軍に徴集されたのはいいけど、軍の規律は守らない、ケンカはする、指示に従わない・・・
そんな不良兵を集めた部隊が第九九九部隊(海軍愚連隊)
999の次はもうないぞ、という意味なんだろうと思います。
それぞれ個性があるけど一癖も二癖もあり軍に馴染めない。
でもそれぞれの能力と最後まで諦めない強い気持ちは誰にも負けない。
そんな部隊が次から次にと難しい任務を言い渡されそれをこなしていくわけです。
海軍としても失敗して全員戦死しても落ちこぼれ部隊だから痛くもかゆくもないわけで
むしろもし、成功すれば儲けモンみたいなところがあり、
その任務も敵の輸送船を積み荷の物資ごと強奪してこい
とか
真珠湾攻撃前にオアフ島に潜入しレーダー基地を破壊せよ
とか
マッカーサーを誘拐してこい
とか
シドニー湾から人間魚雷で潜入し敵艦を攻撃した後上陸して国内を混乱させよ
とか、もう無茶な任務ばかり与えられるわけです。
当然、その任務も過酷で危険極まりないのですが、そこは不良兵の意地、落ちこぼれだけど持ち前のガッツで
何とかかんとかしてとりあえず任務を遂行していくわけです。
よく、エリートは一度挫折を味わうと中々復活できないと言われます。
それに比べて、多少悪い方が踏ん張りがきくみたいに言われますよね。
そういう本で、戦争の悲惨さだけではなく、笑いもあり、仲間意識もあり、色んな事を考えさせられる本です。
何度も何度も死にそうになったり、食べ物がなくて飢え死にしそうになったり
大切な仲間が戦死したり、乗ってる船に魚雷を受け海に投げ出されたり、
それでも諦めずに気力を振り絞って任務を遂行しようとするところに感銘を受けました。
17年間何度も何度も読み返しています。
多分映画化すれば絶対受けると思う作品ですが、悲しいことに17年間も続編が出ていません。
鬼平犯科帳と同じくらい大好きな本です。

東京で仕事をしていた時、ある現場の所長さんから面白い作家を聞きました。
『檜山良昭』
戦争モノが多いんですが、『もし・・・』モノがありまして
日本が太平洋戦争で連戦連勝するような本を貸してもらいました。
その本が面白くて爽快で、すぐに檜山良昭のファンになりました。
そこで買った本が『海軍愚連隊』のシリーズです。
念のために言いますがすべて作り話です。
海軍に徴集されたのはいいけど、軍の規律は守らない、ケンカはする、指示に従わない・・・
そんな不良兵を集めた部隊が第九九九部隊(海軍愚連隊)
999の次はもうないぞ、という意味なんだろうと思います。
それぞれ個性があるけど一癖も二癖もあり軍に馴染めない。
でもそれぞれの能力と最後まで諦めない強い気持ちは誰にも負けない。
そんな部隊が次から次にと難しい任務を言い渡されそれをこなしていくわけです。
海軍としても失敗して全員戦死しても落ちこぼれ部隊だから痛くもかゆくもないわけで
むしろもし、成功すれば儲けモンみたいなところがあり、
その任務も敵の輸送船を積み荷の物資ごと強奪してこい
とか
真珠湾攻撃前にオアフ島に潜入しレーダー基地を破壊せよ
とか
マッカーサーを誘拐してこい
とか
シドニー湾から人間魚雷で潜入し敵艦を攻撃した後上陸して国内を混乱させよ
とか、もう無茶な任務ばかり与えられるわけです。
当然、その任務も過酷で危険極まりないのですが、そこは不良兵の意地、落ちこぼれだけど持ち前のガッツで
何とかかんとかしてとりあえず任務を遂行していくわけです。
よく、エリートは一度挫折を味わうと中々復活できないと言われます。
それに比べて、多少悪い方が踏ん張りがきくみたいに言われますよね。
そういう本で、戦争の悲惨さだけではなく、笑いもあり、仲間意識もあり、色んな事を考えさせられる本です。
何度も何度も死にそうになったり、食べ物がなくて飢え死にしそうになったり
大切な仲間が戦死したり、乗ってる船に魚雷を受け海に投げ出されたり、
それでも諦めずに気力を振り絞って任務を遂行しようとするところに感銘を受けました。
17年間何度も何度も読み返しています。
多分映画化すれば絶対受けると思う作品ですが、悲しいことに17年間も続編が出ていません。
鬼平犯科帳と同じくらい大好きな本です。
