株式会社葉月の社長ブログ 『うちは技術屋です』

飯塚市嘉麻市(筑豊福岡全域)で塗装・塗替え・防水改修などをやっています。

2018年7月6日の水害その2

2018年08月30日 | 日記
先日は水害被害の状況をお知らせしましたが

今日は水害や災害に遭った場合の注意点というか、感じたことを書きます。


①まず自分の想像している災害規模の2倍は想定するべき

これは私は最初床上浸水10センチ程度と予測していましたが結果90センチ

最初からこの数値を想定して物を避難させていれば、もう少し色んなものが助かった。






②スマホの予備電源はいかなる時でも持ち歩きましょう

当日大雨で浸水や停電も予測できたので、私は正午頃に充電満タンしましたが

SNSで色んな情報を見たり

雨雲レーダーを見たり

またひっきりなしに緊急速報が飛び込んできますので

6時間後には充電が50%切ってました。そして停電。

そうなると充電できるのがいつになるか分からないので電池保護のため

電源を落とすしかありませんでした。

翌朝水は引いたものの停電は続き、朝の8時にはバッテリーレベル20%以下

近くのコンビニにもモバイルバッテリーは売っておらす(多分売り切れ)

結局社員が離れたところで買ってきてくれました。



③水とタオルだけは欲しいです

実家の2階に避難した時、たまたまお中元で頂いたミネラルウォーターがあり

会社の名前入りタオルが100枚くらいあったので、それを2階に持ち運びました。

水は生きて行く上で大切ですし

タオルは身体を拭いたり、数枚身体に被せて暖をとったり色々活躍します。

できれば避難するときはモバイルバッテリー、水、タオルは持って行きたいものです。



④災害被害者になって分かる事

今回みたいにかなりの被害を受けた場合、色んな方が電話で安否を尋ねてきたり

またお見舞いに来ていただいたり、本当にありがたかったです。

が、私自身かなりいっぱいいっぱいでして、せっかく心配してきていただいた方の

お相手をする余裕がありませんでした。


もし、取引先やお知り合いが水害災害に遭われて初日2日目にお見舞いに行く場合

できるだけ3日目以降の方がいいと思いました。

または、最初から着替えて作業するつもりで行くとかでも喜ばれると思います。


水害に遭うとその付近の住民さんも大変なんです。

濡れたものを出したりなんやらで、家の周辺はスペース確保が大変です。

そんな状況で車を乗りつけるのは、お見舞い先の人以外の人からすると

多分迷惑に思われると思います。

できるだけ離れた場所に車を停めて、できるだけ歩いてお見舞いに行きましょう。




水害復旧作業4日目か5日目に取引先の会社の社長から

『お見舞いに行きたいんですけど何がいいですか?』と電話がありました。

私はこう答えました

『できたら明日の2時ごろ、アイスクリームか氷菓子を買ってきてもらえませんか』と。

今年の夏は特に暑かったので、冷えた氷菓子が非常に嬉しかった。



また、社員や応援の片付けの人に大工さん。

みんな昼ご飯は食べます。

そうめんを湯がいて持ってきて、クーラーボックスに冷えた水と氷を用意しといて

レジャーテントを張り、みんなでそーめんを食べたりしました。



またウォシュレットと電話は部品がすぐに入らないので復旧に時間がかかる

アルコールと雑巾はいくらでも欲しい

冷蔵庫がないから(水没した)釣り用クーラーボックスが活躍したり

ホント色んな経験をさせてもらいましたし勉強になりました。


でももう2度と水害には遭いたくないですけどね。




最後に会社の近くの田んぼ



こんなになります



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2018年7月6日による水害

2018年08月25日 | 日記
7月6日(金曜日)その前の夜から大雨が降ってたようで

朝の時点で会社へ行く八木山峠が通行止めで、会社に到着したのが朝9時前でした。

既に会社周辺は道路が浸水しており、車を他所に停めて会社へ行きました。



全面道路の県道も冠水(水位20~30センチ)のため通行止めでした。




前の田んぼも完全に水没しており、この辺一帯の浸水被害も容易に予想できました




この状態が昼過ぎまで続きました。

雨雲レーダーは15時以降大変な雨量をもたらす・・・と警戒しており
しかし遠賀川に排水する様子もなく、ただただ雨が降りしきってました。

午後15時過ぎ
会社前にも水が溜まってきました

朝から道路が冠水していたためこの車両2台だけ避難させれなかった・・・・


そして会社にも水が入ってきました



5分後





20分後の午後4時10分に会社の床上まで浸水しました




8年前も会社が床上10センチ浸水しました。

今回もその程度だろうと根拠のない自信があり、机の引き出しも一番下だけを

机の上に乗せる程度の対策しかしませんでした。

が、水位がどんどん上昇して床上浸水して20分後には30センチほど浸水しました



ここで本気でヤバイと思いました。

それからパソコンのハードディスク、机の引き出しを隣接する実家の2階に避難させましたが

浸水のスピードは衰えず、結局は引き出し全てを移動させた時点で

浸水60センチを越えていたと記憶にあります。

その証拠に、この間の写真が一枚もありません。

撮影する余裕すらありませんでした。



18時半会社の前はこのような状況で、完全に孤立


スマホの電池も切れそうなので、ここで電源を落とし状況待機しました。


その後浸水スピードは衰えたものの、水は減っておらず

夜になってもじんわりと水位は上昇しており、23時頃が一番深かった気がします。

とりあえずスマホも使えず、当然停電。

飲み水だけはペットボトル1本ありましたので何とかなりました。

やる事ないので寝るしかありません。


明け方4時過ぎに目が覚めて外を見ると水が引いていました。


外壁は1m越え



事務所内部は玄関で95センチ




倉庫も



実家とか悲惨すぎてここに写真載せるのも躊躇するくらいでした。

私の場合、ここまでの災害は初めてだし、茫然自失になってもおかしくなかったんですが

『とにかく片付けないと何もはじまらない』という気持ちだけで

自分の中で2週間で通常業務に戻すという目標を立てました


7日土曜日

片付け応援5人手配し、産廃コンテナを搬入 水没車両2台の引き上げ依頼


また必要なものをとりあえず保管する衣装ケースを20個を用意しました

そして大工さんを月曜日から来てもらえるよう手配しました。


8日日曜日

総勢15名でダメになった書類やじゅうたんなど全て廃棄

家具も解体して廃棄



思えば土曜日7日の段取りが明暗を分けたと思います。

車両引き上げのレッカー車も、産廃コンテナ車、そして大工さん

私が一番手配が早かったらしく、すぐに来てくれましたが

少しでも遅かったら4~5日後になってました。


事務所の床も全部撤去して、消毒液を噴霧して石灰まいて



床を貼りました




新しくタイルカーペットを敷いて



となるわけですが、ここから電話を復旧させ

ネット環境を復旧させ

コピー機を入れ替え

事務所として機能させるにはがっつり2週間を要しました。


それから書類を整理したり、本棚を買ったりソファーを買ったり

なんやかんやで全ての家具が揃ったのが1か月以上経った8月16日


今年の夏は異常に暑かったけど、とてもハードな夏になりました。


この水害に遭い、色んな方々からお見舞いをいただきました。

この場をお借りして深く御礼申しあげます。


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